Plaud NotePin SとNotta Memo、身に付けて録るならどっち?

服に付けて録るならPlaud NotePin S、電話も録るならNotta Memoです。追加料金なしの文字起こしはNotta Memoが毎月600分、NotePin Sは300分。場面別の向き不向きと、録音時間別の2年の総額で比べました。

上着の襟に付けたピン型の録音機と、スマホの背面に付けたカード型の録音機の絵。画像内の文字:NotePin S × Notta Memo 身に付けて録るならどっち? 装着・通話録音・月の文字起こし時間で比較

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取材や現場のヒアリングで、メモを取りながら話を聞くと手がふさがります。録音機を服に付けて録りたいなら、候補はピン型のPlaud NotePin Sとカード型のNotta Memoです。2機種は形が違うので、身に付けて録れるか、電話も録れるか、毎月何分まで文字起こしできるかで選ぶ相手が変わります。

この記事は、PlaudとNottaの日本の公式サイト・ヘルプ・料金ページをもとに、場面ごとの向き不向きと月の録音時間別の総額をまとめた解説です。情報確認日:2026年10月29日

結論
  • 服や首に付けて録るならNotePin Sです。重さ17.4gで、クリップ・マグネットピン・ネックストラップ・リストバンドの4種類が付属します。Notta Memoの公式ページは、手に持つ・机に置く・スマホの背面に付ける使い方だけを案内しています。
  • 電話の通話も録るならNotta Memoです。NotePin Sは通話録音に対応していません。
  • 追加料金なしの文字起こしは、Notta Memo(本体23,500円)が毎月600分、NotePin S(本体28,600円)が毎月300分です。月300〜600分録る人は、2年でNotta Memoのほうが38,700円安くなります。

スマホの背面に付けるカード型どうしで比べたい方は、次の記事を読んでいただくと、Notta MemoとPlaud Noteの要約機能と料金の違いが分かります。

次に読む
録音機2台の音声が要約メモになる絵。画像内の文字:Notta Memo × Plaud Note 選ぶならどっち? 料金・月の文字起こし時間・要約で比較
Notta MemoとPlaud Noteの違い。料金・文字起こし枠・要約で比較

Notta Memoは本体23,500円で毎月600分、Plaud Noteは27,500円で毎月300分まで追加料金なしで文字起こしできます。月300分を超える人の2年総額と、要約機能の違いで選び方をまとめました。

取材や立ち話を、手をふさがずに録りたい人はNotePin Sが候補です(PR)。

2機種の違いを表にまとめました。

スクロールできます
機種本体価格(税込)形と付け方通話録音追加料金なしの文字起こし向いている人公式サイト
Plaud NotePin S28,600円ピン型。クリップ、マグネットピン、ネックストラップ、リストバンドで身に付ける非対応Starterプランで毎月300分取材・立ち話・移動中の会話を手ぶらで録りたい人Plaud(PR)
Notta Memo23,500円カード型。手に持つ、机に置く、MagSafeケースでスマホの背面に付ける対応(通話録音モード)ハードウェアプランで毎月600分電話も録りたい人、机に置いて録ることが多い人Notta Memo公式
2026年10月29日に、Plaud NotePin Sの製品ページとデバイス比較ページ、Notta Memoの製品ページで確認した内容です。価格は通常価格で、セール時は変わることがあります。

身に付けて録れるのはどっち?NotePin SとNotta Memoの形と付け方

シャツの襟元に小さな録音機を付けて話しながら歩く人と、会議テーブルの上に置かれたカード型の録音機とスマホのイラスト

服や体に付けたまま録る使い方を公式が案内しているのは、NotePin Sだけです。NotePin Sは51×21×11mm、17.4g(マグネットピンを除く)の小さな本体で、クリップ、マグネットピン、ネックストラップ、リストバンドの4種類の装着パーツが箱に入っています。

Notta Memoは幅86.1mm・高さ55.1mm・厚さ3.5mm、約28gのカード型です。製品ページでは、会議の録音は手に持つかテーブルに置いて、通話の録音はMagSafe対応のケースに入れてスマホの背面に付けて使うと説明しています。付属品は充電ケーブルとMagSafeケースで、服に付けるクリップやストラップは製品ページに載っていません。胸ポケットに入れるなど身に付けて録る使い方は、公式に記載がありません。

取材・立ち話・会議室・電話、場面ごとにどちらが合う?

相手の近くで手ぶらで録る場面はNotePin S、電話と机に置く会議はNotta Memoが合います。下の表は、公式の仕様をもとにした筆者の目安です。

場面

Plaud NotePin S

Notta Memo

1対1の取材・面談

襟元に付けて録れる。最適な距離は話し手から0.3〜1.5m

2人の間の机に置いて録る

立ち話・現場の見回り・移動中

付けたままボタンで録音を始められる

手に持って録る

会議室で数人

静かな部屋なら3mまで。広い部屋では声が遠くなる

机に置いて録る。推奨は3m以内

電話・通話アプリ

非対応(スピーカーモードにすれば両方の声を録れる)

通話録音モードで録れる

Plaudのヘルプでは、NotePin Sは室内で約3mまでの会話を録れるとしたうえで、最適な距離を話し手から0.3〜1.5mとしています。厚手の服の下に付けたり、布がこすれる位置に付けたりすると声が聞き取りにくくなるので、遮るものがない位置に付けるよう案内しています。1対1の取材のように相手が近くにいる場面は、NotePin Sの得意な距離です。

Notta Memoの製品ページは、録音する距離を3m以内にするよう勧めています。マイクは仕様表でMEMSマイク4基と骨伝導マイク1基です。机の中央に置いて数人の会議を録る使い方なら、Notta Memoでも形の不利はありません。

移動しながら録るときは、操作のしかたも確かめておきましょう。NotePin Sの本体ボタンでは録音を一時停止できず、止めたいときはPlaudアプリの「一時停止」を使うか、いったん録音を終えて分けます。

通話録音できるのはNotta Memoだけ

電話の通話を録れるのはNotta Memoです。NotePin Sは通話録音に対応していません。

Notta Memoは、本体のスイッチを上にすると通話録音モードになり、スマホの振動を感知して録音します。製品ページは、MagSafe対応のレザーケースに入れてスマホの背面に付けると、より良い音質で録れると説明しています。スイッチを下にすると、対面の会議を録るモードです。

NotePin Sについて、Plaudのヘルプは、通話音声を振動で拾う部品(V.C.S、振動伝導センサー)が搭載されていないため通話録音は使えない、と説明しています。代わりの方法は、通話中にスマホをスピーカーモードにして両方の声を録ることです。周りに相手の声が聞こえるので、電話を録る機会が多い人には向きません。

料金と月の文字起こし時間はどう違う?

本体はNotta Memoが5,100円安く、追加料金なしで使える文字起こしの時間はNotta Memoが2倍です。どちらも本体を買えば、月額料金を払わずに使い始められます。

NotePin Sは本体28,600円で毎月300分

NotePin Sをアプリのアカウントに連携すると、無料のStarterプランで毎月300分まで文字起こしできます。足りない人向けの有料プランは次の2つです(年払いの金額はPlaud公式ストアの税込表示、月払いはAIメンバーシップページの表示)。

  • Pro:毎月1,200分。年払いで16,800円(月あたり1,400円)、月払いなら月3,000円
  • Unlimited:文字起こし時間は無制限(1日最大24時間)。年払いで40,000円(月あたり約3,333円)、月払いなら月5,000円

Proに切り替えると毎月の枠は1,200分になり、Starterの300分は上乗せされません。どのプランでも使わなかった分は更新日にリセットされ、翌月に繰り越せません。月によって少しだけ超える人は、600分2,000円、3,000分10,000円、6,000分15,000円の文字起こしパッケージを単発で足せます。Plaudのヘルプによると、公式サイトで買ったパッケージは購入から12か月以内に有効化し、有効化から24か月使えます。

Notta Memoは本体23,500円で毎月600分

Notta Memoを買うと、購入者向けの「ハードウェアプラン」で毎月600分まで文字起こしできます。製品ページでは生涯無料で、有効にできるのはNotta Memo 1台につき1つのNottaアカウントです。Nottaのお知らせによると、2026年9月18日に付属プランの名前がハードウェアプランに変わり、月の文字起こし時間が600分に増えました。

Nottaの有料プランを契約しているアカウントにNotta Memoを連携すると、ハードウェアプランは適用されません。有料プランの自動更新を止めると、ハードウェアプランへ自動で切り替わります。Nottaの料金ページでは、プレミアムプランが年払い14,220円(月あたり1,185円)で毎月1,800分です。

毎月の録音時間で見ると、1年・2年の総額はいくら?

毎月300分までならNotta Memoが5,100円安く、300分を超えると差が広がります。1回1時間の取材や打ち合わせを週1回録ると月4〜5回、合わせて240〜300分ほどです。週2回なら480〜600分になります。

毎月の文字起こし

NotePin S 1年

NotePin S 2年

Notta Memo 1年

Notta Memo 2年

300分まで

28,600円

28,600円

23,500円

23,500円

301〜600分

45,400円(本体+Pro年払い)

62,200円(本体+Pro年払い2年分)

23,500円

23,500円

601〜1,200分

45,400円(本体+Pro年払い)

62,200円(本体+Pro年払い2年分)

37,720円(本体+プレミアム年払い)

51,940円(本体+プレミアム年払い2年分)

月300〜600分の人は、NotePin SだとStarterの300分では足りず、Proプランが必要になります。1年で21,900円、2年で38,700円の差です。超える月が少ない人は、Proの代わりに600分2,000円のパッケージを必要な月だけ買う方法もあります。

月600分を超える人のNotta Memoの行は、プレミアムプランの1,800分に切り替えたときの計算です。製品ページのよくある質問にあるとおり、有料プランの契約中はハードウェアプランが適用されないので、600分と1,800分を足して使う形にはなりません。ハードウェアプランで使っている途中でプレミアムに申し込む手順や、600分を超えた分だけを追加で買う方法は、2026年10月29日に読んだ製品ページ・お知らせ・料金ページには書かれていませんでした。月600分を超えそうな人は、購入前にNottaのサポートで確かめてください。

電池・保存容量・要約・言語の違いは?

連続録音の時間はNotta Memoが長く、本体の保存容量と文字起こしの対応言語はNotePin Sが上回ります。

項目

Plaud NotePin S

Notta Memo

連続録音・待機

最長20時間・40日

約30時間・約28日

本体の保存容量

64GB

32GB

マイク

MEMSマイク2基

MEMSマイク4基+骨伝導マイク1基

要約テンプレート

1万種類以上+自作テンプレート(全プラン)

30個以上(ハードウェアプラン)

文字起こしの言語

112言語以上

58言語

取材が何日も続いて充電しにくい人は、約30時間録れるNotta Memoのほうが充電の回数を減らせます。要約テンプレートや録音への質問機能の違いは、Notta MemoとPlaud Noteを比べた記事で詳しく読めます。Plaudの要約機能は機種によらず同じアプリとプランで使えるので、その内容はNotePin Sにも共通です。

NotePin SとNotta Memoはどっちを選ぶ?3つの質問で決める

「電話を録るか」「身に付けて録るか」「月に何分録るか」の順に答えると、どちらを選ぶか決まります。下の順番は、公式の条件をもとにした筆者の提案です。

  1. 電話や通話アプリの会話も録りたいなら、Notta Memoを選びます。NotePin Sでは通話を録れません。
  2. 録るのが対面の会話で、立ったまま・歩きながら録る場面が多いなら、NotePin Sを選びます。
  3. 机に置いて録ることが多く、毎月300〜600分録るなら、本体代だけで済むNotta Memoが割安です。

NotePin Sに決めた方は、Plaud NotePin Sの使い方と料金をまとめた記事を読んでいただくと、充電からアプリでの文字起こしまでの手順と、通話も録れるNote Proとの違いが分かります。

身に付けて録りたいけれど通話も録りたい、という人は、1台で両方をこなす機種がこの2つにはありません。AIボイスレコーダーの機種ごとの料金と通話録音の対応をまとめた比較記事で、ほかの機種も含めて確かめられます。

身に付けなくてよく、カード型のPlaudも候補に入れる方は、次の記事でPlaud Note Proの録音から要約までの流れと、プラン別の月の文字起こし上限を確認できます。

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左に「Plaud Note Pro」「使い方と月の上限」の見出しと「録音から要約・共有までの流れ」の帯、右にスマホの背面に付いたカード型のボイスレコーダーから音の波がスマホの画面に流れ込み、要約のカードとカレンダーが浮かぶイラスト。画像内の文字:Plaud Note Pro 使い方と月の上限 録音から要約・共有までの流れ
Plaud Note Proの使い方。録音から文字起こし・要約・共有までの流れと、プラン別の月の文字起こし上限

Plaud Note Proの初期設定(充電・アプリ・本体の追加)から、録音とハイライト、アプリへの転送、自動の文字起こしと要約、Ask Plaud、リンク共有とエクスポートまでを公式マニュアルに沿って解説。Starter月300分・Pro月1,200分などの上限と時間の減り方もまとめました。

オンライン会議だけなら、録音機を買わずにアプリで足りる?

録りたいのがZoomやGoogle Meetの会議だけなら、専用機を買わずにNottaのアプリやWeb版で足りることがあります。Nottaの料金ページによると、文字起こしの上限は無料のフリープランで毎月120分(1回3分まで)、プレミアムで毎月1,800分(1回5時間まで)です。

NotePin SとNotta Memoが役に立つのは、パソコンを開けない対面の場面です。Nottaの料金と無料プランの違いをまとめた記事を読んでいただくと、1回3分の制限とプレミアムにする目安が分かります。

会議ツールでの具体的な手順は、次の記事でNotta Botを会議に参加させる方法と、無料プランでできる範囲を確認できます。

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Web会議にロボットが参加し文字起こしが出てくるイラスト。画像内の文字:Nottaの使い方/会議を自動で文字起こし/Zoom・Google Meet・無料の範囲
Nottaの使い方。Zoom・Google Meetの文字起こし手順と無料の範囲

NottaはZoom・Google Meetの会議にNotta Botを参加させて文字起こしします。URLを貼る手動招待とカレンダー連携の自動参加は無料でも使えますが、フリープランは1回3分まで。通しで使うならプレミアム以上です。

録音機もアプリも使わず、ChatGPTやGeminiで議事録を作る場合に無料でどこまでできるかは、議事録をAIで作る方法の比較記事にまとめています。

オンライン会議の文字起こしだけでよい人へ(PR)

NottaはZoom・Google Meetなどの会議の録音と文字起こしを、アプリやWeb版で行うサービスです。録音機を買う前に、無料のフリープランで流れを試せます。

  • フリー:毎月120分、1回3分まで、AI要約は月10回
  • プレミアム:年払い14,220円(月あたり1,185円)、毎月1,800分、1回5時間まで、AI要約は月100回

料金・条件は2026年10月29日にNottaの料金ページで確認した内容です(税込)。申込み前に最新の表示を確認してください。

買う前の注意点と、それぞれが向かない人

どちらの機種も、録った音声をスマホのアプリに送り、アプリ側のサービスで文字起こしと要約をします。録音データを社外のサービスに送れない職場もあるので、先に社内のルールを確かめてください。取材や会議を録るときは、相手に録音することを伝えておきましょう。

NotePin Sが向かないのは、電話を録る機会が多い人と、毎月300分を超えて録るのに月額料金を払いたくない人です。NotePin SはUSBでパソコンにつないでも録音ファイルを読めず、ファイルはPlaudアプリかPlaud Webで開きます。

Notta Memoが向かないのは、服に付けたまま歩きながら録りたい人と、毎月600分を超えて録る人です。600分を超えた分の扱いは公式ページで確認できませんでした。オンライン会議しか録らない人は、どちらの録音機も買わずにNottaのアプリなどで足りることがあります。

文字起こしの精度は、話し方や部屋の環境、付ける位置で変わります。固有名詞や数字は、録音を聞き直して確かめる前提で使ってください。録音機とGoogleのAIで会議の要約を分担したい方は、PlaudとGeminiの違いを比べた記事で、場面ごとの使い分けを確認できます。

まとめ

服や首に付けて取材・立ち話・移動中の会話を録るならNotePin S、電話も録るか机に置いて録ることが多いならNotta Memoです。追加料金なしの文字起こしはNotta Memo(23,500円)が毎月600分、NotePin S(28,600円)が毎月300分で、月300〜600分録る人はNotta Memoが2年で38,700円安くなります。

NotePin Sの価格と付属の装着パーツ、Starterプランの内容は、Plaudの公式サイトで確認できます(PR)。

Notta Memoを選ぶ方は、Notta Memoの公式製品ページで、ハードウェアプランの内容と購入先(Nottaの公式ショップ・Amazon)を確認できます。

参考にした公式資料