PlaudとGeminiの違いは?会議の要約と次のアクションはどちらに任せるか

PlaudとGeminiの違いを対面会議・通話・オンライン会議の場面別に比較。Meet中心ならGoogle AI Pro(月2,900円)の自動メモ生成、通話も録るならPlaud Note Pro(30,800円)。1年・2年の総額も計算。

カード型のボイスレコーダーとスマホのAIチャット、チェックリストと会議をする4人のイラスト。画像内の文字:PlaudとGemini 会議の要約はどっち? 対面・通話・オンライン別に比較

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会議の議事録を楽にしたくてPlaudを調べたものの、すでに使っているGeminiで要約や次のアクションまで作れるなら、3万円近い専用機は要らないのではと迷う人は多いはずです。この記事では、PlaudとGemini(GeminiアプリとGoogle Meetの自動メモ生成)の違いを公式資料から整理し、対面会議・電話の通話・オンライン会議の場面ごとの使い分けと、1年・2年の総額を比べます。

結論
  • 違いは要約するAIの賢さより、録音をどこで取れるかです。Plaudの要約もGPT・Claude・Geminiの各シリーズを基盤にしていると公式ヘルプに書かれています。
  • Google Meetの会議が中心なら、Google AI Pro(月額2,900円)の自動メモ生成で要約とアクションアイテムまで作れます。15分〜8時間の会議で1言語のみという条件があり、対面会議での利用は、ヘルプに主催者のWorkspaceエディションの条件が書かれているため、個人のGoogle AI Proで使えるかは確定できません。
  • 電話の通話を録るなら、またはパソコンやスマホを開かずに対面会議を録りたいならPlaudです。Note Pro(30,800円)は無料のStarterプランで月300分まで文字起こしと要約ができ、1年目の総額はGoogle AI Proの1年分(34,800円)より安くなります(筆者の計算)。

Plaudのどの機種にするかで迷っている人は、AIボイスレコーダーの比較を読んでいただくと、Note ProとNotePin、Notta Memoの違いと、通話録音できる機種の選び方が分かります。

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左に「AIボイスレコーダー」「どれを選ぶ?」の見出しと「電話録音・無料の時間・料金で比較」の帯、右にスマホの背面に付けたカード型のレコーダー、机に置いたカード型のレコーダー、襟に付けたピン型のレコーダーと音の波のイラスト。画像内の文字:AIボイスレコーダー どれを選ぶ? 電話録音・無料の時間・料金で比較
AIボイスレコーダー比較。Plaudの月額料金(無料300分・Pro月3,000円)とNotta Memo・Memo Pro(29,700円)、通話録音できる機種の選び方

Plaudの機種は無料で毎月300分まで文字起こしでき、Proは月払い3,000円(年払い16,800円)で毎月1,200分です。Notta Memoは無料で毎月600分、上位のNotta Memo Pro(29,700円)はNottaが2026年10月13日発売と発表。通話録音の対応と機種の選び方も比べました。

対面の打ち合わせや電話の内容を、スマホを操作せずに残して要約まで任せたい人は、通話と対面を自動で切り替えて録音できるPlaud Note Proが候補です。価格と在庫は公式ストアで確認してください(PR)。

情報確認日:2026年10月23日。Plaud公式サイト・ヘルプと、Geminiアプリ・Google Meet・Google Oneの公式ヘルプと料金ページをまとめた解説です。料金は税込表示のものはその旨を書いています。

PlaudとGeminiを表で比較

Plaud Note Pro、無料のGeminiアプリ、Google AI Proの3つを、会議の録音と要約に使う場面で並べました。

スクロールできます
選択肢費用対面会議電話の通話オンライン会議向いている人公式サイト
Plaud Note Pro本体30,800円(税込)。文字起こしは無料のStarterで月300分録れる(最大5m)録れる(通話と対面を自動切替)Plaud Desktop(ベータ版)でパソコンの音声を記録対面と電話の会話が多い人Plaud(PR)
Geminiアプリ(無料)0円録音した音声ファイルを渡す(合計10分まで)公式ヘルプでは確認できず録音した音声ファイルを渡す(合計10分まで)短い打ち合わせのメモを整理したい人Geminiアプリ ヘルプ
Google AI Pro月額2,900円Google Meetの自動メモ生成に対面会議向けの使い方あり。個人のGoogle AI Proで使えるかはヘルプで確定できず公式ヘルプでは確認できずGoogle Meetの自動メモ生成。音声ファイルは合計3時間までGoogle Meetの会議が中心の人Google AI プラン
2026年10月23日時点のPlaud公式サイト、Geminiアプリ・Google Meetのヘルプ、Google AIプランの料金ページ。向いている人は筆者の提案。

PlaudとGeminiは何が違う?

Plaudは録音する専用機と、文字起こし・要約をするアプリの組み合わせです。Geminiは会話や文書を扱うAIで、録音そのものはスマホやGoogle Meetなど別の入口から受け取る形です。

Plaudのヘルプによると、Plaudの文字起こしや要約はGPT、Claude、Geminiの各シリーズをはじめとする主要なモデルを基盤にしていて、作業ごとに適したモデルをPlaudが選びます。料金ページでも、GPT-5.5、Gemini 3.1 Pro、Claude Sonnet 4.6などに順次対応するという説明です。要約するAIそのものは、PlaudとGeminiで重なる部分があると言えます。

そのため、選ぶときに見るべきなのは要約の賢さより、会議の音声をどこで、どれだけ確実に録れるかです。Plaudは本体を机に置く、またはスマホの背面に付けるだけで録音を始められます。Geminiは、Google Meetの会議か、自分で録音した音声ファイルが入口になります。

会議の場面別に、どちらが使える?

対面会議はPlaudのどの機種でも録れ、Google Meetの自動メモ生成にも対面会議向けの使い方があります。電話の通話に対応するのはPlaudのNoteとNote Proで、Google Meetのオンライン会議ならGeminiの自動メモ生成が手軽です。

机にレコーダーを置いて話す2人、背面にレコーダーを付けたスマホで電話する人、ビデオ会議の画面の横にメモが浮かぶノートパソコンの3場面のイラスト

対面会議

Plaudはどの機種でも対面の会話を録れます。収音できる距離は、マイク4基とVPU1基のNote Proで最大5m、NotePinとNotePin Sで最大3mです。録音は本体のストレージ(各機種64GB)に保存し、BluetoothやWi-Fiでスマホのアプリに転送してから文字起こしと要約に進みます。

Gemini側では、Google Meetの自動メモ生成に対面会議向けの使い方が用意されています。パソコンなら meet.google.com の上部にある「メモを作成」から「メモの作成を開始」を選び、近くのデバイスで会話を記録します。会議が終わると、メモのドキュメントが自分のGoogleドライブとメールに届く流れです。

ただし、Meetの自動メモ生成は対象のGoogle Workspaceエディションか、Google AI Pro・Ultraが必要です。15分から8時間の会議向けで、1回の会議で扱える言語は1つだけです。ヘルプには、接続の問題があるとメモが不完全になる場合があるとも書かれています。

対面会議のヘルプには、会議の主催者が「対面式でのメモ生成」機能を含むエディションのWorkspaceを使っている必要があるとも書かれています。Google AIプラン別の機能表には「自動メモ生成」がGoogle AI Pro・Ultraの対象として載っていますが、対面会議での利用が個人のGoogle AI Proに含まれるかは、2026年10月23日時点の公式ヘルプでは確定できませんでした。個人アカウントで対面会議に使いたい人は、meet.google.com の上部に「メモを作成」が表示されるかを先に確かめてください。

電話の通話

電話の通話を録るなら、PlaudのNoteかNote Proを選びます。公式の機種比較によると、Note Proは通話と対面の録音モードを自動で切り替え、Noteは手動で切り替える方式です。NotePinとNotePin Sは対面録音モードしかありません。

GeminiアプリとGoogle Meetのヘルプでは、電話の通話を録音して要約する機能は確認できませんでした。電話で決まった内容まで記録に残したい人は、Plaudの通話対応機種が候補です。

オンライン会議

Google Meetの会議なら、Google AI Proの自動メモ生成がいちばん手軽です。Googleカレンダーの予定やMeetの会議画面からオンにでき、メモは主催者のGoogleドライブにある「Google Meet」フォルダに保存されます。

ZoomやMicrosoft Teamsが多い人は、Plaud Desktopが選択肢になります。Plaud Desktopは、会議にボットを参加させずにパソコンのシステム音声を記録するアプリです。2026年10月23日時点ではベータ版で、料金ページには「Plaudデバイス購入者のみ利用可能」と書かれています。

専用機を買わずにZoom・Google Meet・Teamsの会議を文字起こししたい場合は、Notta(PR)のようなWebサービスもあります。Nottaの料金ページでは、フリープランは月120分で1回3分まで、プレミアムの年間プランは月1,185円(税込)で月1,800分です。プランの違いはNottaの料金と無料プランの違いで詳しく比べています。

録音済みの音声ファイル

スマホの録音アプリで録った音声を要約するなら、Geminiアプリにファイルを渡す方法があります。Geminiアプリのヘルプでは、音声の長さは合計10分まで、Google AI ProとUltraは合計3時間までです。Google AI Plusの上限はヘルプに書かれていません。

1時間を超える会議の録音を無料で扱いたい場合は、Gemini Notebookに音声ファイルをソースとして追加する方法もあります。ヘルプでは、1ソースは200MBまで、文字起こしは50万語までです。長い音声ファイルの扱い方は、音声ファイルの文字起こし・要約の無料範囲にまとめています。

会議の要約と次のアクションは、どこまで任せられる?

Google Meetの自動メモ生成は、アクションアイテムまで自動でまとめます。Plaudは要約テンプレートと、録音に質問できるAsk Plaudで、次のアクションを取り出す形です。

Meetの自動メモ生成で作られるドキュメントには2つのタブがあります。「クイックメモ」にはアクションアイテムなど最も重要な点の短い要約が、「完全なメモ」には要約・決定事項・アクションアイテム・詳細が入ります。会議後のメールにも、推奨される次のステップが載る仕組みです。

Plaudの初期設定では、録音が終わってアップロードされると自動で文字起こしと要約が始まります。ヘルプによると、Plaud Mobile App v4.0.x以降では文字起こしはすべての録音で自動で行われ、要約の自動生成は初期設定でオンです(v3.30.x以前のアプリでは、200語を超える録音(約5分以上の発話)が自動処理の対象)。自動処理でも文字起こしの分数を消費します。要約テンプレートは1万種類以上あり、会議・面接・通話など場面に合わせて選べます。Ask Plaudを使えば、録音データの内容に自然な言葉で質問することも可能です。

Geminiアプリに音声ファイルや文字起こしを渡す場合は、自分で指示文を書きます。次の文は筆者の提案で、実際に試した結果ではありません。

次のアクションを出させる指示文の例(筆者の提案)

この会議の録音から、決まったこと、まだ決まっていないこと、次にやることを分けて書いてください。次にやることは「誰が・何を・いつまでに」の表にし、録音で担当者や期限が分からないものは「未定」と書いてください。

AIが書いた担当者や期限は、発言の聞き違いで誤ることがあります。共有する前に、決定事項と期限だけは録音か文字起こしで確かめておくと安心です。

月額と総額はいくら?Plaud本体+プランとGoogle AI Proを比べる

Plaud Note Proを無料のStarterプランで使う場合、1年目も2年目も総額は本体代の30,800円です。Google AI Proは1年で34,800円、2年で69,600円になります。

Plaudは本体を買うと、追加料金なしでStarterプラン(月300分)を使えます。毎月の会議が多い人向けには、Proプラン(月1,200分)とUnlimitedプラン(1日最大24時間)があります。総額は、公式の価格をもとにした筆者の計算です。

組み合わせ

月の上限

1年目の総額

2年目までの総額

Plaud Note Pro+Starter(無料)

文字起こし月300分

30,800円

30,800円

Plaud NotePin S+Starter(無料)

文字起こし月300分(通話は録れない)

28,600円

28,600円

Plaud Note Pro+Pro(年額)

文字起こし月1,200分

47,600円

64,400円

Plaud Note Pro+Unlimited(年額)

無制限(1日最大24時間)

70,800円

110,800円

Geminiアプリ(無料)

音声ファイルは合計10分まで

0円

0円

Google AI Plus

Meetの自動メモ生成は機能表の対象外

8,700円

17,400円

Google AI Pro

Meetの自動メモ生成、音声ファイルは合計3時間まで

34,800円

69,600円

PlaudのProプランを月額請求にすると月3,000円、Unlimitedは月5,000円です。料金ページのFAQでは、毎月の録音時間が20時間を超える場合はUnlimitedが最も費用対効果が高いと案内されています。文字起こしの分数は翌月に繰り越せず、使い切っても録音そのものは続けられます。

Google AI Proの料金には、Meetの自動メモ生成のほかに5TBのストレージやGemini 4 Argonへのアクセスなども含まれています。すでにGoogle AI Proを契約している人なら、議事録のために新しく払う費用は無いというのが筆者の見方です。

Google AI PlusとProのどちらにするかで迷う方は、次の記事で2つのプランの料金と、GeminiアプリやGemini Notebookの上限の違いを確認できます。

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Plaudを買う人、Geminiで足りる人

ここからは公式の条件をもとにした筆者の提案です。会議がGoogle Meetで完結するならGemini、対面と電話が多いならPlaudを軸に考えると決めやすくなります。

Plaudが向いている人

  • 取引先との電話や、外出先での対面の打ち合わせが多い人(Note・Note Proで通話も録れる)
  • 会議室にスマホやパソコンを広げにくく、本体を置くだけで録音したい人
  • 録音をまず本体に残し、あとでアプリに転送して要約したい人(各機種に64GBのストレージがあり、Bluetooth・Wi-Fiで転送する)
  • Google Meet以外のZoomやTeamsが中心で、ボットを会議に入れたくない人

Geminiで足りる人

会議の大半がGoogle Meetで、すでにGoogle AI Proを契約している人は、まず自動メモ生成を試してから考えても遅くありません。対面の打ち合わせが月に数回なら、Meetの対面会議向けの自動メモ生成が自分のアカウントで使えるかを確かめたうえで、ノートパソコンを机に置いて記録する方法があります(個人のGoogle AI Proで使えるかは前の章のとおり未確定です)。10分前後の短い打ち合わせのメモを整理するだけなら、無料のGeminiアプリでも足ります。

PlaudとGeminiの併用も可能です。Plaudで録った音声や文字起こしを書き出してGemini Notebookにソースとして追加すると、複数の会議をまとめて質問する使い方ができます。Note Proの録音から要約・共有までの流れは、Plaud Note Proの使い方で手順ごとに説明しています。

選ぶ前に知っておきたい注意点

どちらを選んでも、録音する前に相手の同意を取ることが前提です。Plaud Desktopの公式ページも、録音前に参加者の同意を得ることをすすめています。

  • Plaudは本体代が先にかかります。Starterプランの月300分では、1時間の会議を週1回録ると月の上限に近づきます(筆者の計算)。
  • Plaud Desktopはベータ版で、Plaudの機種を持っている人だけが使えます。オンライン会議だけが目的なら、本体を買う理由は弱くなります。
  • Google Meetの自動メモ生成は、Google AIプラン別の機能表ではGoogle AI ProとUltraが対象で、Google AI Plusは載っていません。無料のGoogleアカウントも対象外です。会議は15分以上が推奨で、1回の会議で扱える言語は1つです。
  • 職場や学校のGoogleアカウントでは、管理者が自動メモ生成を有効にしていないと使えません。
  • Geminiアプリに渡せる音声は、無料では合計10分までです。1時間の会議の録音をそのまま要約するには、Google AI Pro以上かGemini Notebookが必要になります。

Plaudはお客様が同意しない限りデータをAIモデルの学習に使わないと公式に説明しています。社外秘の会議を録る場合は、勤務先のルールで外部サービスへのアップロードが認められているかも先に確かめてください。

まとめ

PlaudとGeminiの違いは、要約するAIより録音の入口にあります。Google Meetの会議が中心ならGoogle AI Proの自動メモ生成で要約とアクションアイテムまで任せられ、短いメモなら無料のGeminiアプリでも整理は可能です。電話の通話や、本体を置くだけで対面の会話を録りたい人には、Plaudが合っています。

対面と電話の会話を録って要約したい人へ(PR)

Plaudは、本体で録音した会話をアプリで文字起こし・要約できるAIボイスレコーダーです。Note Proは通話と対面の録音を自動で切り替えます。

  • 価格(税込、通常価格):Note Pro 30,800円、Note 27,500円、NotePin S 28,600円
  • 本体購入で無料のStarterプラン(文字起こし月300分)を使える。Proは年額一括で月1,400円(月1,200分)
  • 公式ストアでは送料無料、30日間返品保証、1年間製品保証と表示
  • 通話を録れるのはNoteとNote Pro。NotePinとNotePin Sは対面録音モードのみ

価格・条件は2026年10月23日に公式サイトで確認した内容です。購入前に最新の表示を確認してください。

議事録の作り方全体を比べたい人へ

PlaudとGeminiのほかに、ChatGPTや文字起こし専用のサービスも含めて、録音・文字起こし・要約の3つの工程を無料でどこまでできるか知りたい人は、議事録の作り方を工程ごとに比べた記事が参考になります。

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参考にした公式資料