PR|この記事にはアフィリエイト広告(A8.net)が含まれます。
会議のたびにメモを取りながら話を聞き、終わってから録音を聞き直して議事録にまとめる。この作業をAIに任せたいと思って調べると、ChatGPT、Gemini、PlaudやNottaのような専用ツールが並んでいて、どれを使えば無料で済むのか、専用の機械まで買う必要があるのかが分かりにくくなります。
AIでの議事録づくりは「録音する」「文字に起こす」「要約して整える」の3つに分けると、無料でできる範囲が見えてきます。録音はスマホのボイスメモで足ります。文字起こしは、Gemini Notebook(旧NotebookLM)に音声ファイルを入れると無料でもテキストにでき、日本語にも対応しています。要約と整形は、ChatGPTやGeminiに文字起こしを渡して頼めます。ChatGPTで録音から要約まで済ませる「Record」は、Plus以上のプランでmacOSのデスクトップアプリを使う人向けです。対面の会議が多い人、1回の会議が長い人、電話の内容も残したい人は、録音から要約までを1台で行うAIボイスレコーダーが候補になります。
情報確認日:2026年9月24日(料金や上限は変わることがあるので、使う前に各社の公式ページで確認してください)
OpenAI・Google・Plaud・Nottaの公式ヘルプと料金ページをまとめた解説です。
- 他の人の声を録音するときは、事前に参加者へ伝えて了承を得てください。OpenAIは公式ヘルプで録音前に同意を得るよう求め、Plaudも公式サイトで参加者の同意を得ることを勧めています。
- 無料の範囲には、月の時間だけでなく「1回あたりの長さ」の上限があります。たとえばNottaの無料プランは月120分ですが、1回につき3分までしか文字起こしできません。
- 社外秘の会議を外部のAIに入れてよいかは、勤務先のルールを先に確認してください。AIの文字起こしや要約には誤りが含まれることがあるので、数字・固有名詞・決定事項は録音と照らして確かめます。
AIで議事録を作るときは、どんな工程に分かれる?

AIの議事録ツールは、次の3つの工程のどこまでを受け持つかで違いが出ます。
- 録音する:スマホのボイスメモ、パソコンの録音、会議ツールの録音機能、専用のボイスレコーダーなど。
- 文字に起こす:音声をテキストにする工程。話者を分けられるか、1回に何分まで扱えるかがツールによって違います。
- 要約して整える:決まったこと、宿題(担当・期限)、保留になったことなどの形にまとめる工程。
無料で済ませたい場合は、工程ごとに得意なツールを組み合わせます。専用ツールは3つの工程を1つのアプリの中で続けて行えるのが強みで、そのぶん本体代や月額の料金がかかります。
ChatGPT・Gemini・専用ツールは、無料でどこまでできる?
2026年9月24日に各社の公式ヘルプと料金ページで確認した内容を、議事録づくりに関わる点に絞って並べました。
| 方法 | 音声から文字起こしできるか | 無料で使える範囲 | 気をつける点 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT(無料版) | ファイルアップロードのヘルプで対象として案内されているのは文書・表計算・プレゼンなど。音声ファイルの文字起こしは案内されていない | 文字起こしやメモを貼って議事録に整えることはできる。ファイルのアップロードは無料版で1日3件まで | メモにない内容を補わないよう指示する |
| ChatGPTのRecord | できる(録音から文字起こし・要約まで) | 無料版は対象外。Plus・Pro・Business・Enterprise・EduのmacOSデスクトップアプリのみ | 1回最長4時間。ヘルプでは英語が最もよく動き、ほかの言語は精度にばらつきがあるとされている |
| Geminiアプリ | 音声ファイルをアップロードして内容を扱える | 音声は合計10分まで(Google AI ProかUltraで合計3時間まで) | 無料だと会議1回分には足りないことが多い |
| Gemini Notebook | できる。音声ファイルは取り込むときに文字起こしされ、テキストのソースになる | 1ソース200MB・50万語まで。無料ユーザーは1ノートブックに50ソースまで | 日本語の音声に対応。発話のない音声や音質の低い音声は取り込めないことがある |
| Notta(フリープラン) | できる。話者識別もある | 月120分。ただし1回につき3分まで | 3分を超える録音は全体の結果を確認できない |
| Plaud(Starterプラン) | できる。話者名の自動識別もある | 月300分。Plaudの端末を買ってアカウントに追加した人が対象 | 本体(27,500円〜30,800円・税込)の購入が前提 |
費用をかけずに1時間前後の会議を議事録にしたい場合は、Gemini Notebookで文字起こしし、そのままGemini Notebookか、ChatGPT・Geminiで要約する組み合わせが使いやすい形です(筆者の提案)。Gemini Notebookの無料で使える範囲や、2026年9月からの利用上限の仕組みは、次の記事を読んでいただくと分かります。

ChatGPTの無料版で使える機能と、ツールごとの上限の仕組みを先に押さえたい方は、次の記事で確認できます。

無料で作る手順:録音をGemini Notebookで文字にして要約する
Gemini Notebookの公式ヘルプに沿った手順です。録音はスマホのボイスメモなどで行い、MP3やM4A、WAVなどのファイルにしておきます(対応形式にはほかに3GP、AAC、OGG、WMAなどもあります)。
- 会議の前に、参加者へ録音することと、AIで文字起こしすることを伝えて了承を得ます。
- 会議を録音し、音声ファイルをパソコンに移します。
- パソコンでGemini Notebookを開き、新しいノートブックを作ります。
- 左側の[ソースを追加]を選び、音声ファイルをアップロードします。取り込むときに文字起こしされ、そのテキストがソースとして保存されます。
- チャットで、議事録の形を指定して要約を頼みます。
- できた議事録を、ソースの文字起こしや録音と照らして確認します。
「この会議の文字起こしをもとに、参加していない人に共有する議事録を作ってください。見出しは 1. 決まったこと 2. 宿題(担当者・期限) 3. 保留・次回に持ち越したこと 4. 共有事項 の4つにしてください。文字起こしにない内容は補わず、担当者や期限が分からない項目は『不明』と書いてください。」
Gemini Notebookの回答はノートブックのソースを根拠にするので、「どの発言からそう判断したか」をソースの箇所で確かめやすいのが利点です。長い会議を何回分も同じノートブックに入れておけば、「先月の会議で予算について何と言っていたか」のように、あとから複数回の会議を横断して質問することもできます。
文字起こしのテキストをChatGPTに渡す場合
ChatGPTの無料版は、公式のファイルアップロードのヘルプで対象として挙げられているのが文書・表計算・プレゼンテーションなどで、音声ファイルの文字起こしは案内されていません。この記事では、できた文字起こしやメモを貼り付けて議事録の形に整える役として扱います。貼る前に、個人名や社外秘の情報を伏せておくと安心です。頼み方の具体例と、学習に使わせない設定の確認場所は、ChatGPTを仕事で活用する例。文章校正・議事録・メール作成の頼み方と、社外秘を入れる前に確認することを読んでいただくと分かります。できた議事録をWordで仕上げる方は、ChatGPTがWordで使えるように|無料プランの対象範囲・入れ方・消費される枠を読んでいただくと、Wordの中から直接頼む方法が分かります。
ChatGPT Plus以上でMacを使っているなら「Record」
ChatGPTのRecordは、チャット画面の下にある[Record]ボタンで録音を始め、止めて[Send]を押すと、文字起こしと要約のノートを作る機能です。公式ヘルプによると、対象はPlus・Pro・Business・Enterprise・Eduで、macOSのデスクトップアプリだけで使えます。1回の録音は最長4時間で、話者の区別にも対応しています。
日本語の会議で使う前に知っておきたいのは、ヘルプに「現時点では英語で最もよく動き、ほかの言語は精度が改善中だがばらつきがある」と書かれている点です。Googleカレンダーの予定から自動で会議に参加できるのはGoogle Meetのリンクだけで、ZoomやMicrosoft Teamsは手動で録音を始めます。音声は文字起こしのあとに削除されますが、個人向けプランで「すべての人のためにモデルを改善する」がオンになっていると、文字起こしとノートは学習に使われる場合があります。
録音するときに気をつけることは?
- 同意:OpenAIはRecordのヘルプで、他人を録音するときは地域の法律を確認し、必要な同意を得るよう求めています。PlaudもPlaud Desktopの案内で、録音前に参加者の同意を得ることを勧めています。会議の冒頭で「議事録のために録音し、AIで文字起こしします」と一言伝えるのが筆者のおすすめです。
- 音質:Gemini Notebookのヘルプには、音声の品質が低いと取り込みに失敗することがあると書かれています。スマホで録る場合は、話す人の近くに置き、エアコンの吹き出し口などの雑音源から離します。
- 長さ:使うツールの「1回あたりの上限」を先に確認します。長い会議は、休憩で録音を分けておくと扱いやすくなります。
- データの扱い:入力した音声や文字起こしがAIの学習に使われるかは、サービスとプラン、設定によって違います。仕事の会議で使う前に、各サービスのデータの扱いと勤務先のルールを確認してください。
ChatGPTで入力を学習に使わせない設定や、一時チャットの場所を確かめたい方は、次の記事で確認できます。

PlaudやNottaなど専用ツールが向くのはどんな場面?
無料の組み合わせは、録音・ファイルの移動・アップロード・要約の依頼をそれぞれ手で行う必要があります。月に数回の会議なら十分ですが、次のような場面では、録音から要約までを1つのアプリで続けて行える専用ツールのほうが手間を減らせます。
- 対面の会議や商談が多い:会議室の机に置いて録る、身に着けて録るといった使い方ができる専用のボイスレコーダーがあります。
- 1回の会議が長い:Plaudの端末は機種とモードによって最大20〜50時間の連続録音ができ、Nottaの有料プランは1回5時間まで文字起こしできます。
- 電話の内容も残したい:スマホの背面に付けて通話を録音できる機種があります(Plaud Note・Plaud Note Pro、Notta Memo)。
- 誰が何を言ったかを分けたい:PlaudもNottaも、文字起こしで話者を分ける機能があります。
- 毎週の会議を続けて記録したい:録音が自動でアプリに転送され、文字起こしと要約まで自動で進む設定があります(PlaudのAutoFlowなど)。
| 項目 | Plaud(端末+アプリ) | Notta(アプリ) | Notta Memo(端末+アプリ) |
|---|---|---|---|
| 最初にかかる費用 | 本体 27,500円〜30,800円(税込、機種による) | 0円(フリープラン) | 本体 23,500円(税込) |
| 本体に付く無料枠 | Starterプラン:月300分 | フリープラン:月120分、1回3分まで | ハードウェアプラン:月600分 |
| 有料プランの例 | Pro:月1,200分。年払い16,800円(税込)、月払い3,000円/月 | プレミアム:月1,800分、1回5時間まで。月払い1,980円/月、年払い14,220円(税込) | 本体と合わせてNottaの有料プランへ切り替えられる |
| 通話の録音 | Plaud Note・Plaud Note Proが対応。NotePinシリーズは対面のみ | スマホのアプリで録音する場合は、着信で録音が止まるとヘルプに記載 | 対応(本体のスイッチで通話録音モードに切り替え) |
PlaudのStarterプランは、Plaudの端末をアカウントに追加した人に付く無料プランです。端末を持たずにアプリだけで使う形は、公式ヘルプでは想定されていません。機種ごとの違いや、Notta Memoとの比べ方は、専用ツールを選ぶ段階で公式の比較ページを見ておくと判断しやすくなります。
Nottaの料金と無料プランの違い(1回3分の制限と、有料にする目安)を知りたい方は、次の記事で確認できます。

Plaud Note・Note Pro・NotePin・Notta Memoの違い(通話録音・無料の文字起こし時間・料金)を知りたい方は、次の記事で確認できます。

Plaud Note Proで録音から要約・共有までを行う流れと、プラン別の月の文字起こし上限は、Plaud Note Proの使い方。録音から文字起こし・要約・共有までの流れと、プラン別の月の文字起こし上限にまとめています。
自分に合う方法はどれ?
公式の条件から考えた、筆者の提案です。
| こんな人 | まず試す方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 月に数回、オンラインか少人数の会議を記録したい | スマホで録音 → Gemini Notebookで文字起こし → 要約 | 無料で1時間前後の会議も扱える。日本語の音声に対応 |
| ChatGPT Plus以上を契約していてMacを使う | ChatGPTのRecord | 追加料金なし(ヘルプでは変更の可能性ありと注記)で録音から要約まで。日本語の精度は確認しながら使う |
| メモや別ツールの文字起こしがすでにある | ChatGPT・Geminiに貼って整える | 無料版でも使える。形式の指定で議事録の形にできる |
| 対面の会議・商談が多い、通話も残したい | PlaudやNotta Memoなどの専用ボイスレコーダー | 1台で録音から要約まで。通話録音に対応する機種がある |
| 会議が長く、月に何十時間も記録する | 専用ツールの有料プラン | 無料枠の月の時間・1回の長さでは足りない |
まず無料の組み合わせで1〜2回試してみて、「ファイルを移してアップロードする手間が毎回つらい」「対面の会議でスマホを机に置きにくい」と感じたら、専用ツールを検討する順番が無駄の少ない進め方です。
Plaudは、録音した音声をスマホのアプリに送り、文字起こし・話者の識別・要約までを続けて行うAIボイスレコーダーです。カード型のPlaud Note・Plaud Note Proは通話の録音にも対応し、ピン型のNotePinシリーズは身に着けて対面の会話を録れます。
- 本体価格(公式ストア・税込):Plaud Note Pro 30,800円、Plaud Note 27,500円、Plaud NotePin 27,500円、Plaud NotePin S 28,600円(比較ページの表示)
- 本体を買うと、無料のStarterプラン(月300分の文字起こし)が使えます。未使用の分は翌月に繰り越せません。
- 月300分を超えるなら有料プラン:Pro(月1,200分)は年払い16,800円(税込)か月払い3,000円/月、Unlimited(1日最大24時間)は年払い40,000円(税込)か月払い5,000円/月です。月払いの金額は料金ページの表示で、税込・税別の記載はありません(年払いの金額は商品ページに税込と明記されています)。
- 公式ストアの本体は、受け取りから30日以内なら返品・全額返金の対象です(元の状態で付属品がそろっていること、初期不良以外の返送料は自己負担などの条件あり)。
料金・条件は2026年9月24日に公式サイトで確認した内容です。申込み前に最新の表示を確認してください。
Nottaは、アプリだけで無料から始められる文字起こしサービスです。料金と無料プランの条件はNottaの料金プラン(公式サイト)で確認できます。
会議まわりの次の疑問に答える記事
海外の参加者がいるオンライン会議で、話している内容をその場で翻訳したい方は、次の記事を読んでいただくと、会議ツールごとの使い方と無料で使える期間が分かります。

参考にした公式資料
- OpenAI:ChatGPT Record
- OpenAI:File Uploads FAQ
- Google:Gemini アプリでファイルをアップロードして分析する
- Google:ノートブックの新しいソースを追加または検索する(Gemini Notebook ヘルプ)
- Plaud:Plaudシリーズ比較
- Plaud:AI メンバーシップ(料金プラン)
- Plaud:Plaud Desktop
- Plaud:返品・返金ポリシー
- Plaud:Plaud デバイスがなくても Plaud App を使えますか?
- Notta:料金プラン
- Notta:Notta料金プランの選び方
- Notta:Notta Memoの製品情報とNottaアプリとの比較
- Notta:Nottaハードウェアプランとは?
