NotebookLMとGeminiの違いは?要約・調べもの・無料の上限で比較
NotebookLM(現Gemini Notebook)は入れた資料だけを根拠に答え、GeminiアプリはWeb検索も使います。無料はノートブック100個・資料50件まで、AI Plus(月額725円)で上限2倍。使い分けを解説。

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PDFや会議資料を要約させたいとき、NotebookLMとGeminiのどちらを開けばよいか迷う人は多いはずです。NotebookLMは2026年7月16日に「Gemini Notebook」へ名前が変わり、Geminiアプリの中にもノートブックが表示されるようになったため、なおさら違いが見えにくくなりました。
この記事では、2つの道具の違いと使い分け、無料でどこまで使えるか、Google AI Plus・Pro・Ultraで上限がどう変わるかを整理します。Googleの公式ブログ・ヘルプ・料金ページをまとめた解説です。情報確認日:2026年10月31日。
- 手元の資料だけを根拠に要約・比較したいならGemini Notebook(旧NotebookLM)、Web検索も混ぜて調べたいならGeminiアプリが向いています。Gemini Notebookの回答はノートブックに入れた資料だけを根拠にします。
- どちらも無料で使えます。無料版のGemini Notebookはノートブック100個・1冊あたり資料50件まで、Geminiアプリは一度に読める量が32,000トークンです。
- 有料プランは共通で、月額725円のAI Plusで上限が標準の2倍、2,900円のAI Proで4倍になります。ノートブックの資料数もPlusで100件、Proで300件に増えます。
Gemini Notebookの基本の使い方や、名前が変わったときに何が変わったかを先に知りたい人は、次の記事を読んでいただくと最初のノートブックを作るところまで分かります。

NotebookLMは2026年7月16日にGemini Notebookへ改名した同じサービスです。Geminiアプリとの同期、無料・日本語で使える条件、9月2日から5時間ごとに回復する利用上限とプラン別の違い、最初のノートブックの作り方を公式ヘルプで整理しました。
要約したいのが会議の録音なら、録音から文字起こし・要約までをまとめてできる専用ツールのほうが手間は少なくなります。無料でどこまでできるかを比べた記事なら、Geminiと専用ツールの分担を一度に確かめられるはずです。

議事録づくりを録音・文字起こし・要約の3工程に分け、ChatGPT(無料版・Record)、Geminiアプリ、Gemini Notebook、Notta、Plaudの無料範囲と条件を比較。無料で作る手順と録音の注意点、PlaudやNottaなど専用ツールが向く場面をまとめました。
無料・AI Plus・Pro・Ultraで何が変わる?料金と上限の比較表
GeminiアプリとGemini Notebookは、同じGoogle AIのプランで上限が決まります。どちらか片方だけを契約する仕組みではありません。料金は2026年10月31日に日本の定期購入ページで確認した表示で、税込か税別かの記載はありませんでした。「向いている人」の列は筆者の目安です。
プラン | 月額 | Geminiアプリ | Gemini Notebook | 向いている人 | 公式ページ |
|---|---|---|---|---|---|
無料 | 0円 | 上限は標準。モデルはFlash-Lite、一度に読める量は32,000トークン | 上限は標準。ノートブック100個、1冊あたり資料50件 | 週に数回、資料を要約・質問する人 | |
Google AI Plus | 725円 | 標準の2倍。モデルはFlash、128,000トークン | 標準の2倍。ノートブック200個、資料100件 | 無料の上限に毎週かかる人 | |
Google AI Pro | 2,900円 | 標準の4倍。Proモデルなどが使え、100万トークン | 標準の4倍。ノートブック500個、資料300件 | 長い資料や大量の資料を毎日扱う人 | |
Google AI Ultra | 14,500円から | AI Proの5倍または20倍。100万トークン | AI Proの5倍または20倍。ノートブック500個、資料500件または600件 | 仕事の中心で一日中使う人 |
Ultraは、AI Proの5倍の構成が月額14,500円、20倍の構成が月額32,000円です。Gemini Notebookの資料数は、20TBの構成で500件、30TBの構成で600件と公式ヘルプに書かれています。Geminiアプリのモデルとトークン数は、定期購入ページとGeminiアプリのヘルプで確認しました。倍率は公式資料のあいだで表記がそろっていません(Gemini NotebookのPlus・Pro、GeminiアプリのUltra)。表は各ヘルプの数字を基本にし、Ultraは定期購入ページの「5倍または20倍」を使いました。食い違いの内容は後の「Google AI Plus・Pro・Ultraにすると何が増える?」のボックスにまとめています。
PlusとProの違いをもっと細かく知りたい人は、ストレージやGoogle Flowのクレジットまで比べた記事を読んでいただくと、どちらを選ぶか決めやすくなります。

Google AI Plus(月額¥725)とPro(月額¥2,900)の違いを公式で確認。GeminiとGemini Notebookの上限は無料の2倍と4倍、10月の変更後はProモデルがProから。上限到達時の動きも整理しました。
NotebookLMとGeminiの違いは?答えの根拠と作れるもので比べる
一番大きな違いは、答えの根拠にする情報の範囲です。Gemini Notebookは、ノートブックに入れた資料(画面の表記は「ソース」)だけを根拠に答えます。Geminiアプリは、資料に加えてWeb検索やほかのツールも使って答えることがあります。
比べること | Geminiアプリ | Gemini Notebook(旧NotebookLM) |
|---|---|---|
答えの根拠 | 資料に加えて、Web検索やほかのツールも使うことがある | ノートブックに入れた資料だけ |
得意なこと | 幅広い質問、アイデア出し、新しい情報の調べもの | 複数の資料の要約・比較、資料にもとづく質問 |
作れるもの | チャットでの文章の作成など | 音声解説、動画解説、インフォグラフィック、スライド資料などのスタジオ機能 |
ノートブック | Gemini Notebookで作ったノートブックが表示され、編集・チャットできる | ノートブックを作り、共有もできる |
上限を決めるプラン | どちらもGoogle AIのプラン(無料・Plus・Pro・Ultra) |
音声解説や動画解説などのスタジオ機能は、Gemini Notebookでしか作れません。対象のGoogle Play ブックスの電子書籍を資料として追加できるのも、Gemini Notebookだけです。Geminiアプリで作れるものとモデルの違いは、Geminiのモデルを比べた記事でまとめています。

Geminiアプリで選べるFlash-Lite・Flash・Proの違いと、2026年10月1日時点の3.6 Flash・3.1 Pro。無料・Plus・Pro・Ultraで変わる使用量上限、コンテキストウィンドウ、Deep Thinkを表で整理し、9月30日発表のGemini 4 Argonをどのプランで使えるかも公式発表の範囲でまとめました。
NotebookLMは今どうなっている?Geminiアプリとの関係
NotebookLMは2026年7月16日に「Gemini Notebook」へ名前が変わりました。Googleの公式ブログは、名前が変わった後も同じ単独のサービスだと説明しています。

Gemini Notebookで作ったノートブックは、Geminiアプリの画面にも表示されます。名前の変更や資料の追加、カスタム指示の変更は、どちらのアプリで行ってももう一方に反映される仕組みです。
Geminiアプリでノートブックを開いて質問すると、資料に加えてWeb検索も使った答えが返ることがあります。反対に、Gemini Notebookで共有したノートブックはGeminiアプリに表示されないため、Gemini Notebookから開きましょう。
Geminiアプリでのチャットをノートブックに含める設定にすると、そのチャットはGemini Notebookの資料欄に読み取り専用で並びます。ノートブックを削除した場合、資料は一緒に消え、ノートブックに入れていたGeminiのチャットは通常のチャット一覧に戻る仕組みです。
つまり「ノートブック」という入れ物は共通で、どちらの画面から開くかで答え方が変わります。資料の外の情報を混ぜたくないときはGemini Notebookから、Webの最新情報も足したいときはGeminiアプリから開くと考えると分かりやすくなります。
資料の要約・調べものはどちら向き?用途別の使い分け
資料の要約ならGemini Notebook、資料がない状態からの調べものならGeminiアプリ、というのが基本の分担です。用途ごとの筆者の提案を表にしました。
やりたいこと | 向いている方 | 理由 |
|---|---|---|
PDFや社内資料を要約したい | Gemini Notebook | 入れた資料だけを根拠に答えるため、資料にない話が混ざりにくい |
複数の資料を見比べたい | Gemini Notebook | 1冊に無料で50件まで資料を入れて、まとめて質問できる |
資料を音声やスライドにまとめたい | Gemini Notebook | 音声解説やスライド資料はGemini Notebookのスタジオでしか作れない |
まだ資料がなく、テーマを広く調べたい | Geminiアプリ | Web検索を使って答えられる |
資料の内容に最新のWeb情報を足したい | Geminiアプリでノートブックを開く | ノートブックの資料とWeb検索の両方を使える |
文章の下書きやアイデア出し | Geminiアプリ | 資料に縛られずに幅広く提案できる |
筆者が勧める流れは、Geminiアプリで調べて集めたWebページや資料をノートブックに入れ、要約と見比べはGemini Notebookで行う方法です。最初の調べものと、資料を読み込む作業を分けると、答えの根拠を確かめやすくなります。
資料がなく、ChatGPTと比べてどちらで調べるかを迷っている人は、無料版の違いを料金・モデル・上限で比べた記事が参考になります。

ChatGPTとGeminiを、無料版で使えるモデルと上限の仕組み、有料プラン(Go・Plus・Pro/Google AI Plus・Pro・Ultra)の月額、画像・動画・音声、他サービス連携、学習への利用の設定で比較。使い方別にどちらから試すかをまとめました。
要約したいのがYouTube動画なら、YouTubeの「Ask」・Geminiアプリ・Gemini Notebookの3つの使い分けを次の記事で確認できます。

長いYouTube動画の要点を追加料金なしでつかむGoogle公式の方法は3つ。見ている動画に質問できるYouTubeの「Ask」、動画探しから任せるGeminiアプリ、複数の動画を引用付きでまとめるGemini Notebookの条件と使い方、要約を文字起こしで確かめる手順を整理しました。
無料でどこまで使える?GeminiとGemini Notebookの無料版
GeminiアプリもGemini Notebookも、Googleアカウントがあれば無料で使えます。ただ、無料版にはプランなしの「標準」の上限があり、回数の具体的な数字は公式ヘルプに見当たりませんでした。
Gemini Notebookの無料版
無料版で作れるノートブックは100個まで、1冊に入れられる資料は50件までです。上限は計算量で決まり、質問の複雑さや使うモデル・機能、チャットの長さによって減り方が変わります。資料を最初に追加したときに自動で作られるレポートやフラッシュカード、音声解説などは、上限に数えないと公式ヘルプに書かれています。
Geminiアプリの無料版
無料版のGeminiアプリで使えるモデルは、定期購入ページの表示ではFlash-Liteです。一度に読める量(コンテキストウィンドウ)は32,000トークンです。トークンはAIが文章を処理する単位で、ファイルを読ませるときもこの枠を使います。
Deep Researchも無料で使えます。ただし、需要が高い期間にはプランなしの人は使えないことがある、とヘルプは注意しています。
長いPDFを丸ごと読ませるなら、32,000トークンのGeminiアプリより、資料を50件まで入れられるGemini Notebookのほうが無料のまま扱いやすいはずです。これは公式の数字をもとにした筆者の見方で、資料1件あたりのサイズの上限は今回確認したヘルプには書かれていませんでした。
Geminiアプリの無料版がFlash-Liteだけになった経緯と、Flash-Liteで足りる作業・足りない作業は、次の記事で確認できます。

個人アカウントのGeminiアプリで、無料ユーザーは2026年10月9日から順にFlash-Liteだけになります。FlashはGoogle AI Plus(月額¥725)、ProはGoogle AI Pro(月額¥2,900)から。対象になる人、Flash-Liteで足りる作業、PlusとProの選び方を公式ヘルプで整理しました。
Google AI Plus・Pro・Ultraにすると何が増える?
有料プランにすると、GeminiアプリとGemini Notebookの両方で上限が上がります。Gemini Notebookの公式ヘルプでは、Plusが標準の2倍、Proが4倍、UltraがProの5倍または20倍です。
月額725円のAI Plusでは、ノートブック200個・資料100件まで増え、Geminiアプリは128,000トークンまで読めるようになります。月額2,900円のAI Proなら、ノートブック500個・資料300件で、Geminiアプリは100万トークンまで読めてProモデルも選べます。長いPDFをGeminiアプリで丸ごと扱いたい人には、この100万トークンが大きな差です。
Gemini Notebookの共有のうち「高度な共有」は有料プランの人だけが使えます。ProとUltraの人は、生成した画像や動画に付く目に見えるウォーターマークを外せます(インド・韓国・ベトナムに住む人には自動で付きます)。
定期購入ページは、Gemini Notebookの上限をPlus・Proとも「5倍」と表示しています。Gemini Notebookのヘルプは「2倍」「4倍」です。GeminiアプリのUltraも、定期購入ページは「AI Proの5倍または20倍」、日本語のヘルプは「4倍または20倍」と書いています。契約前に、自分が選ぶプランの表示を定期購入ページで確かめてください。
上限に達したらどうなる?待つ・後で生成・アップグレード
GeminiアプリもGemini Notebookも、上限に達したら5時間ごとに使える量が戻ります。ただし、週の上限に達すると、5時間待っても戻りません。
- 残りを確かめる:Gemini Notebookでは、右上の「設定」から「使用量」を開きます。チャットの下にも残りの量とリセットの時刻が出ます。
- 後で生成にする:Gemini Notebookのスタジオでは、上限に達しても「後で生成」を選べます。いまはWeb版だけで、完成まで数時間かかることがあります。
- Flash-Liteで続ける:Google AIのプランに加入している人は、Geminiアプリで上限に達した後もFlash-Liteで会話を続けられるとヘルプに書かれています。
- プランを上げる:待てない場合は、チャットやスタジオの画面にある「アップグレード」から上のプランに変えられます。
GeminiアプリとGemini Notebookの使用量が共通の枠なのか、別々の枠なのかは、今回確認した公式資料には書かれていませんでした。どちらのヘルプも、それぞれのページで上限を説明しています。
使う前の注意点と、どちらも向かない人
Gemini Notebookは資料だけを根拠に答えますが、資料の読み違いがなくなるわけではありません。大事な数字や結論は、回答に付いた出典の箇所を開いて確かめてください。
データの扱いも2つで異なります。Gemini Notebookのファイルやチャットは、フィードバックを送らない限り基盤モデルの学習に直接使われないと公式ヘルプは説明しています。Geminiアプリのチャットは「アクティビティの保存」の設定に従って保存され、そのアクティビティを消してもGemini Notebookのデータは残るので、削除は両方で別々に行ってください。どちらの上限も予告なく変わることがある点も覚えておきましょう。
会議の録音から議事録を作りたい人には、筆者の見方ではどちらも最短の道具ではありません。Gemini Notebookは手元にある資料を読ませる道具で、会議をその場で録音して文字起こしする機能は、今回確認した公式ヘルプには出てきませんでした。会社の機密資料を扱う人は、個人のGoogleアカウントで使ってよいかを先に社内で確かめてください。
手元にある講義やポッドキャストの音声ファイルを無料で文字起こし・要約したい方は、次の記事で長さ別の上限と超えたときの対処を確認できます。

講義やポッドキャストの音声ファイルは、Gemini Notebookなら1ファイル200MBまで無料で文字起こし・要約できます。Geminiアプリは合計10分、Nottaは1回3分まで。長さ別の早見表と上限を超えたときの対処をまとめました。
会議の録音を要約したい人へ
要約したいものが会議の録音なら、録音・文字起こし・要約を1つのアプリで済ませる専用ツールが候補になります。Nottaの料金ページでは、無料プランは月120分まで、1回につき3分までの文字起こしで、ZoomとGoogle Meetの会議にも対応しています。1回3分では長い会議に足りないので、有料プランとの差を次の記事で確かめておくと安心です。

Nottaのフリーは月120分・1回3分まで、プレミアムは年払い14,220円(税込)で月1,800分・1回5時間までです。フリー・プレミアム・ビジネスの料金と機能の違い、時間の数え方、学割、3日間トライアルの注意、解約手順と解約後のデータの扱いまでまとめました。
まとめ:資料だけならGemini Notebook、Webも使うならGemini
NotebookLMは2026年7月16日にGemini Notebookへ名前が変わり、ノートブックはGeminiアプリと同期するようになりました。手元の資料だけで要約・比較したいときはGemini Notebook、Web検索も混ぜて調べたいときはGeminiアプリを開くのが基本の使い分けです。
料金はどちらも同じGoogle AIのプランで決まります。無料でもノートブック100個・資料50件まで使え、月額725円のPlusで上限2倍、2,900円のProで4倍です。まずは無料のまま1冊ノートブックを作り、上限の通知が毎週出るようになってから有料プランを考えれば十分です。
会議の録音を要約したい人は、ChatGPT・Gemini・専用ツールで録音から要約までが無料でどこまでできるかを比べた記事を読んでいただくと、自分に合う道具を選べます。

議事録づくりを録音・文字起こし・要約の3工程に分け、ChatGPT(無料版・Record)、Geminiアプリ、Gemini Notebook、Notta、Plaudの無料範囲と条件を比較。無料で作る手順と録音の注意点、PlaudやNottaなど専用ツールが向く場面をまとめました。
参考にした公式資料
- Google公式ブログ:NotebookLM is now Gemini Notebook(2026年7月16日)
- Gemini Notebookヘルプ:Notebooks in Gemini Apps
- Gemini Notebookヘルプ:Learn about Gemini Notebook's plans
- Gemini Notebookヘルプ:Gemini Notebook の使用量上限を管理する
- Geminiアプリ ヘルプ:Google AI のサブスクリプション プランに応じた使用量上限
- Google:Gemini の定期購入(Google AI プラン、日本)
確認日:2026年10月31日。料金・上限は変わることがあるため、契約前に公式ページで最新の表示を確かめてください。


