Gemini 4 Carbonは無料で使える?提供開始日・対象プラン・API料金
Gemini 4 Carbonは2026年10月28日に発表されましたが、最初の提供先は一部のサイバー防御担当者です。無料版やGoogle AI Proでの提供日は未発表で、API料金は入力100万トークン2ドルと予告されています。

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Google DeepMindが2026年10月28日にGemini 4 Carbonを発表しました。GeminiアプリやAPIですぐ試したい人が気になるのは、無料版で使えるのか、Google AI Proに入れば使えるのか、料金はいくらかという点だと思います。
この記事では、Gemini 4 Carbonを自分が使えるのか、いつ使えるのか、待つ間に何を使えばよいのかを、公式発表と料金ページで整理します。
- Gemini 4 Carbonは、2026年10月31日時点で無料版でもGoogle AI Pro(月額2,900円)でも使えません。最初の提供先は一部のサイバー防御担当者で、一般向けの提供開始日は発表されていません。
- API料金は、提供開始時の導入価格として入力100万トークンあたり2ドル、出力100万トークンあたり10ドルと予告されています。導入期間の後は4ドルと20ドルに上がります。
- いま使える最上位モデルは、2026年10月13日に出たGemini 4 Argonです。GeminiアプリではGoogle AI Pro以上、APIでは有料枠で使えます。
Carbonを待つ間に使うモデルを選ぶなら、Geminiのモデルの違いとプランごとに使えるモデルを先に知っておくと迷いません。次の記事で、Flash・Pro・Gemini 4 Argonの使い分けを読めます。

Geminiアプリで選べるFlash-Lite・Flash・Proの違いと、2026年10月1日時点の3.6 Flash・3.1 Pro。無料・Plus・Pro・Ultraで変わる使用量上限、コンテキストウィンドウ、Deep Thinkを表で整理し、9月30日発表のGemini 4 Argonをどのプランで使えるかも公式発表の範囲でまとめました。
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情報確認日:2026年10月31日
Googleの公式ブログ、Google DeepMindのFairwind Programのページ、Google AIのプランページ(日本向け)、Google AI Studioの料金ページをまとめた解説です。
使い方 | 月額・料金 | Gemini 4 Carbon | いま使える上位モデル | 公式ページ |
|---|---|---|---|---|
Geminiアプリ 無料 | 0円 | 使えない(提供日未発表) | Flash-Liteモデル | |
Google AI Plus | 月額725円 | 使えない(提供日未発表) | Flashモデル | |
Google AI Pro | 月額2,900円 | 使えない(提供日未発表) | Gemini 4 Argon | |
Google AI Ultra | 月額14,500円または32,000円 | 使えない(提供日未発表) | Gemini 4 Argon(最上位のアクセス) | |
Gemini API | 従量課金(Argonは入力100万トークン2ドル・出力10ドル、2026年11月30日まで) | 料金ページに未掲載(導入価格は予告済み) | Gemini 4 Argon(無料枠では使えない) | |
Fairwind Program | 審査制 | 一部のサイバー防御担当者から段階的に提供 | Gemini 4 Argon |
Gemini 4 Carbonとは?10月28日に発表されたGeminiの最上位モデル
Gemini 4 Carbonは、Googleが「最も強力なモデル」と位置づける新しいGeminiです。2026年10月28日に、Google DeepMindのKoray Kavukcuoglu氏がGoogleの公式ブログで発表しました。
公式ブログが強調しているのは、サイバーセキュリティの能力と、長い時間をかけて進める作業の能力です。Googleは、社内のチームが大きなコードベースのバグの原因特定や修正の作業でCarbonを「数日」動かし続けた例を紹介しています。Carbonは、発表の2週間前にあたる2026年10月13日に出たGemini 4 Argonをもとにしたモデルです。

Gemini 4 Carbonは無料版やGoogle AI Proで使える?
2026年10月31日時点では、Geminiアプリの無料版でも、Google AI Plus・Pro・Ultraでも、Gemini 4 Carbonは使えません。公式ブログは、一般の開発者・企業・消費者に提供する前に、意見を集めて安全のための制限(ガードレール)を改善し続けると説明しています。
日本向けのGoogle AIのプランページにも、Carbonの記載はありません。同じページでは、無料版はFlash-Liteモデル、Google AI Plus(月額725円)はFlashモデルを使えると書かれています。Gemini 4 Argonが含まれるのはGoogle AI Pro(月額2,900円)からで、Google AI Ultra(月額14,500円または32,000円)はArgonに最上位のアクセスがあります。
Carbonを目当てに、いまGoogle AI ProやUltraへ切り替えても、Carbonは使えるようになりません。Carbonが来たときにどのプランが対象になるかも、まだ発表されていません。無料版で使えるモデルの詳しい範囲は、次の記事で読めます。

個人アカウントのGeminiアプリで、無料ユーザーは2026年10月9日から順にFlash-Liteだけになります。FlashはGoogle AI Plus(月額¥725)、ProはGoogle AI Pro(月額¥2,900)から。対象になる人、Flash-Liteで足りる作業、PlusとProの選び方を公式ヘルプで整理しました。
Gemini 4 Carbonはいつから使える?日本での提供は未確認
一般の利用者がGemini 4 Carbonを使える日は、2026年10月31日時点で発表されていません。公式ブログは「できるだけ早く」製品で提供すると書いていますが、日付は示していません。
発表日と提供開始日は分けて考える必要があります。2026年10月28日はCarbonが発表された日で、誰でも使えるようになった日ではありません。発表の週から始まったのは、一部のサイバー防御担当者への提供だけです。
対応する国・地域と言語も、公式ブログには書かれていません。日本で使えるか、日本語でどこまで使えるかは未確認です。参考までに、先に出たGemini 4 Argonは世界中で展開されました。Carbonも同じになるかは分かりません。
先に使えるのは誰?サイバー防御担当とFairwind Program
Gemini 4 Carbonを最初に使えるのは、Googleが選んだ一部のサイバー防御担当者です。その後、Fairwind Programに参加する信頼できるパートナーへ、段階的に広げると公式ブログは説明しています。
Fairwind Programは、Google DeepMindがサイバー攻撃から守る側の組織に高度なモデルを早めに提供する取り組みです。公式ページが優先する対象に挙げるのは、政府機関と国のサイバー当局、医療・通信・エネルギー・金融などの重要インフラ事業者、中核となる技術基盤の運営者です。
申し込みはGoogle Cloudの担当チームが受け付け、Googleが条件に合う組織かを審査します。個人向けの申し込み窓口は案内されておらず、学生にはGoogle Cloud上でCodeMenderを使うよう案内しています。個人のGeminiユーザーにできるのは、一般提供を待つことだけです。
Gemini 4 CarbonのAPI料金は?入力100万トークン2ドルの予告
Gemini 4 CarbonのAPI料金は、Gemini 4 Argonと同じ導入価格で始まると予告されています。トークンはAIが文章を処理するときの単位で、料金は送った量(入力)と返ってきた量(出力)の両方にかかります。
100万トークンあたり | 導入期間中 | 導入期間の後 |
|---|---|---|
入力 | 2ドル | 4ドル |
出力 | 10ドル | 20ドル |
キャッシュされた入力 | 入力の料金から95%引き | 記載なし |
2026年10月31日時点で、Google AI Studioの料金ページに載っているのはGemini 4 Argonだけで、Carbonはまだありません。Argonの導入価格は2026年11月30日までで、12月1日から入力4ドル・出力20ドルに上がります。Argonは無料枠では使えないと明記されています。Carbonの無料枠の有無は発表されていません。
目安として筆者が計算すると、入力10万トークン・出力2万トークンを使った場合、導入価格では0.4ドル、導入期間の後では0.8ドルです。Gemini APIの無料枠と有料の始め方は、次の記事で詳しく読めます。

Gemini APIの無料枠で使えるモデルと、有料にしたときの100万トークンあたりの料金(3.8 Flashは入力0.75ドル・出力3.75ドル)を表で整理。最低5ドルの前払いクレジットの条件、RPM・TPM・RPDをGoogle AI Studioで確認する場所、無料枠の入力が製品改善に使われる条件、Google AI Proとの違いも2026年10月3日時点の公式資料でまとめました。
Gemini 4 Carbonの性能は?公式ベンチマークを読むときの条件
公式ブログによると、Gemini 4 Carbonはセキュリティと開発の評価で高い結果を出しました。ただし、サイバーセキュリティの外部ベンチマーク(下のSEC-bench ProとCWE-bench)は、ガードレールを外した状態で評価した値だと注記されています。ガードレールのある一般提供版で同じ結果になるとは限らないと筆者は見ています。
- Artificial Analysis Intelligence Index v5.0:59で1位(Googleは指標が改訂されたばかりと注記)
- SEC-bench Pro(脆弱性の発見):88.2%(ガードレールなしで評価)
- CWE-bench(脆弱性の修正):71.0%(ガードレールなしで評価)
- WebDev Arena(Web開発):1768 Eloで4位(89ポイント上昇)
このほか、安全なコードを生成する成功率がArgonの2倍以上になったなどの社内評価も載っていますが、第三者が確かめた数字ではありません。筆者の見方では、個人の利用者にとって大事なのは数字よりも提供条件です。使えるようになった時点で、自分の作業で試して判断すれば確実でしょう。
いま何をすればよい?Carbonを待つ間にできること
個人の利用者がいまできるのは、使えるモデルで作業を進めながら、Carbonの提供開始の発表を待つことです。目的別に、筆者の提案をまとめます。
- 無料で使っている人は、Carbonのためにプランを変えず、今の無料版を使い続けます。対象プランが発表されてから判断しても遅くありません。
- 難しい作業に上位モデルを使いたい人は、Google AI Pro(月額2,900円)でGemini 4 Argonを使えます。PlusとProの違いを比べてから決めると無駄がありません。
- APIで開発している人は、Argonの有料枠で試しておくと、Carbonへの切り替えが楽になります。Argonの導入価格が2026年11月30日に終わる点に注意してください。
- 提供開始を知りたい人は、Googleの公式ブログとGeminiアプリのリリースノートを確認します。
Google AI PlusとProで使えるモデルや上限の違いを比べた記事が、次の1本です。

Google AI Plus(月額¥725)とPro(月額¥2,900)の違いを公式で確認。GeminiとGemini Notebookの上限は無料の2倍と4倍、10月の変更後はProモデルがProから。上限到達時の動きも整理しました。
Gemini 4 Carbonを待つときの注意点と向かない人
Carbonは発表されたばかりで、提供の条件はまだ発表されていません。発表された性能には、ガードレールのない状態で測った値や社内評価の数字が含まれるため、一般提供版の性能とは分けて読む必要があります。
API料金の導入期間の終了日も、まだ書かれていません。長く使う前提で見積もるなら、導入期間の後の4ドル・20ドルで計算しておくと安全です。「Carbonが使える」とうたう非公式のサービスやアプリにも注意してください。2026年10月31日時点で、公式に提供を受けているのは限られた組織だけです。
Carbonの提供を待つ意味が小さいのは、毎日の文章作成や調べものが中心で、今の無料版やFlashモデルで困っていない人です。サイバーセキュリティや何日もかかる開発作業のように、Carbonが得意とされる作業をしない人は、Argonや既存のモデルで十分な場面が多いと筆者は考えます。
AIにコードを任せるなら、仕組みも知っておきたい人へ
Carbonのように開発作業を長く任せられるモデルが増えると、AIが書いたコードを確かめる場面も増えるはずです。Claude CodeでWordPressのサイトを作るときの手順と、本番に反映する前の確認は次の記事にまとめています。

Claude CodeとWordPressをつなぐ3つの方法(テーマのファイル編集、WordPress公式のMCP Adapter、サーバーのAPI・SSH)と、ローカルで作ってから本番に反映する進め方、権限設定とバックアップの確認、エックスサーバーで使える機能を公式資料で整理しました。
まとめ:Gemini 4 Carbonは一般提供の発表を待つ段階
Gemini 4 Carbonは2026年10月28日に発表されましたが、10月31日時点では無料版でも有料プランでも使えません。最初の提供先は一部のサイバー防御担当者で、一般向けの提供日、対象プラン、日本での提供は未発表です。API料金は入力100万トークン2ドル・出力10ドルの導入価格が予告されています。
いま上位モデルが必要なら、Google AI ProやAPIの有料枠でGemini 4 Argonを使えます。Carbonのためにプランを変える必要はありません。
AIにコードを書かせるだけでなく、自分で読んで直せるようになりたい人は、学び方も比べておくと選びやすくなります。デイトラの料金とコースの違いは次の記事で読めます。

デイトラのWeb制作コースは89,800円(税込)の買い切りで、質問サポートは1年間。学び放題プラン198,000円との総額の違い、分割・返金・給付金の条件と、AIでコードを書ける今に基礎を学ぶ意味を整理します。
参考にした公式資料
- Introducing Gemini 4 Carbon(Google公式ブログ、2026年10月28日)
- Fairwind Program(Google DeepMind)
- Google AIのプラン(Geminiの公式ページ、日本向け)
- Gemini APIの料金(Google AI Studio)
いずれも2026年10月31日に確認しました。


