Claude Codeのデスクトップアプリの使い方。無料で使える?始め方と上限

Claude Codeはデスクトップアプリの「Code」タブで、ターミナルなしで使えます。無料プランは対象外でPro(月20ドル)以上が必要、使用量はターミナル版やチャットと共通です。始め方と上限時の選択肢を解説します。

コードの画面とフォルダを描いたノートパソコンのイラスト。画像内の文字:Claude Code デスクトップで始める ターミナル不要・Pro以上で使える

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Claude Codeを試したいけれど、黒いターミナル画面でコマンドを打つのが不安で止まっている人は多いはずです。Claudeのデスクトップアプリを入れれば、フォルダを選んで日本語で頼み、変更点を画面で確かめながら使えます。

この記事では、インストールから最初のセッションまでの手順と、どのプランで使えるか、利用枠がターミナル版と共通かどうか、上限に達したときの選択肢をまとめました。

結論
  • Claude Codeは、Claudeのデスクトップアプリ(Mac・Windows、Linuxはベータ版)の「Code」タブで使えます。Node.jsやターミナル版を別に入れる必要はありません。
  • 無料プランでは使えず、Pro(月払いで月20ドル、年払いなら月17ドル相当)・Max・Team・Enterpriseのいずれかが必要です。
  • 使用量はターミナル版などClaude Codeのすべての利用場所と、Claudeのチャットで共通です。5時間と週の上限に達したら、リセットを待つ、使用量クレジットを使う、上位プランへ移る、APIクレジットに切り替える、のどれかを選びます。

使用量の残りの見方と、上限に達したときの選択肢を詳しく知りたい人は、次の記事を読んでいただくと、プラン別の上限と対処の順番が分かります。

次に読む
ターミナル画面と砂時計、メーターのイラスト。画像内の文字:Claude Code 使用量と上限の見方 残りの確認と上限に達したとき
Claude Codeの使用量はどこで見る?上限に達したときの動きと選択肢

Claude CodeのPro・Maxの枠は、チャットと共有の5時間と週の上限です。残りは/usageで確認でき、上限に達したら待つ・使用クレジット・上位プラン・APIクレジットの4つから選びます。自動で続く仕組みも解説します。

Claude Codeが書いたコードを自分でも読めるようになりたい人は、デイトラの料金とコースをまとめた記事を読んでいただくと、基礎から学ぶときの費用と範囲が分かります。

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情報確認日:2026年10月30日。Anthropicの公式ドキュメント(デスクトップ版の始め方と使い方)、料金ページ、ヘルプセンターをまとめた解説です。

Claude Codeのデスクトップアプリとは?ターミナル版との違い

デスクトップアプリのClaude Codeは、ターミナル版と同じ仕組みを画面で操作できるようにしたものです。Anthropicの公式ドキュメントは、ターミナルを使わずに、パソコンのフォルダにあるコードの作業を頼み、変更を確認できると説明しています。

Claude Codeは、Claudeのデスクトップアプリのサイドバー上部にある「Code」タブに入っています。チャットと同じアプリなので、新しいアプリを覚え直す必要はありません。ターミナル版と同じ設定ファイルを読むため、両方を同じパソコンで使い分けることもできます。

比べる点

デスクトップアプリ

ターミナル版

操作

画面のボタンと入力欄

コマンドを入力

準備

アプリを入れてサインイン

ターミナル版を別にインストール

複数の作業を同時に進める

サイドバーのタブで切り替え

ターミナルを複数開く

権限モード

手動、編集を自動承認、計画、自動(許可のスキップは設定か組織の方針で有効にした場合)

すべてのモード(dontAsk を含む)

スクリプトでの自動化

使えない

--print やAgent SDKで使える

定期実行

アプリの予定タスク

cronやCIの仕組み

Claude Codeで何ができるか、作ったコードを仕事で使うときの条件から知りたい人は、Claude Codeとは何か、料金と商用利用の条件をまとめた記事を先に読んでいただくと全体像がつかめます。

どのプランで使える?無料プランと料金

デスクトップアプリのClaude Codeは、有料プランでだけ使える機能です。公式ドキュメントには、Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれかの契約が必要だと書かれています。料金ページの比較表でも、無料プランのClaude Codeは「No」です。

プラン

料金(米ドル)

Claude Code

使用量の目安

Free

0ドル

使えない

-

Pro

月払いで月20ドル、年払いで月17ドル相当(200ドルを一括)

使える

比較の基準

Max

月100ドルから(月払いのみ)

使える

5xはProの5倍、20xはProの20倍

Team(スタンダード席)

1席あたり月払いで月25ドル、年払いで月20ドル

使える

Proより多い

Team(プレミアム席)

1席あたり月払いで月125ドル、年払いで月100ドル

使える

スタンダード席の5倍

公式ドキュメントによると、「Code」タブをクリックしてアップグレードを求める表示が出た場合は、先に有料プランを契約する必要があります。無料プランのアカウントで開いたときは、この表示が出ると考えてください。個人で試すなら、まずProから始めるのが筆者の提案です。

無料プランのままClaudeでできることと、Proにする目安は、次の記事で確認できます。

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Claudeの無料プランでできることは?Proとの違いと使えるモデル・制限

Claudeの無料プランでも、Sonnet・Haikuでのチャット、Web検索、メモリ、Artifactsが使えます。使用量は5時間ごとにリセット。Claude Code・OpusはPro(月20ドル)から。Proにする目安も解説。

インストールしてCodeタブを開くまで(Mac・Windows)

準備は、アプリを入れてサインインし、「Code」タブを開くだけです。公式ドキュメントの手順は次の3つです。

  1. Claudeのダウンロードページから、自分のパソコンに合うインストーラーを入れます。Macは1つの版でIntelとAppleシリコンの両方に対応し、Windowsはx64版とARM64版が分かれています。Linuxはベータ版で、UbuntuとDebian向けにaptか.debで入れます。
  2. Claudeを起動し、Anthropicのアカウントでサインインします。Macはアプリケーションフォルダ、Windowsはスタートメニューから起動します。
  3. サイドバー上部の「Code」タブをクリックします。タブがアイコンだけのときは、マウスを重ねると名前が出ます。

デスクトップアプリにはClaude Code本体が入っています。公式ドキュメントにも、Codeタブを使うだけならNode.jsやターミナル版を入れる必要はないと書かれています。

最初のセッションを始める手順(フォルダ・モデル・指示)

Codeタブを開いたら、入力欄の下の並びで実行場所とフォルダを選び、作業を日本語で頼みましょう。ここでいうセッションは、自分のコードについてClaudeと進める1つの会話のことです。

フォルダから矢印が伸びるモニターに、会話の吹き出しと緑と赤で色分けされたコードの行が並び、横の雲と点線でつながるイラスト
  1. 入力欄の下の並びで、最初の項目(実行場所の選択)をクリックし、「Local」の一番上を選びます。
  2. 隣のフォルダの項目で「Open folder…」を選び、作業したいプロジェクトのフォルダを指定します。
  3. 並びの右寄りにあるモデルの選択で、使うモデルを選びます。モデルは途中で変えられます。
  4. 入力欄に頼みたいことを書き、Enterキーで送ります。

公式ドキュメントは、最初はよく知っている小さなプロジェクトで試すよう勧めています。頼み方の例として挙がっているのは、TODOのコメントを探して直す、主な関数のテストを足す、プロジェクトの説明を書いたCLAUDE.mdを作る、の3つです。日本語で「このフォルダの構成を説明して」と頼むところから始めても構いません。

入力欄の下に実行場所の項目が出ない場合は、以前の画面配置です。公式ドキュメントの「Check which layout you have」の節に、その場合の手順があります。モデルの選び方は、Claude CodeのOpusとSonnetの選び方と上限の関係にまとめました。

変更を確かめるには?権限モードと差分の見方

Claudeが勝手にファイルを書き換えるのが心配なら、権限モードを「手動」にします。権限モードは入力欄の下で選べ、セッションの途中でも変えられます。

権限モード

Claudeの動き

向いている場面

手動(Manual)

ファイルの編集やコマンドの実行の前に確認を求める

初めて使うとき

編集を自動承認(Accept edits)

ファイルの編集と、mkdirやmvなどのよくあるファイル操作のコマンドはそのまま反映し、ほかのコマンドは確認する

小さな修正を何度も繰り返すとき

計画(Plan)

ファイルを編集せず、進め方を提案する

大きな変更の前

自動(Auto)

確認を挟まずに進め、裏で危険な操作を止める仕組みが働く

慣れてから。対応するモデルが必要

手動モードでは、何が変わるかを示す差分と、変更ごとの承認・却下のボタンが出ます。自動や編集を自動承認のモードでは、変更後に +12 -1 のような増減の表示が出る仕組みです。この表示をクリックすれば差分の画面が開き、ファイルごとに変更を読めるようになっています。

差分の画面では、行にマウスを重ねて行番号の横の「+」を押すと、その行にコメントを書けます。コメントをまとめて送ると、Claudeが読んで直した差分を返します。まとめて送るキーは、MacがCmd+Enter、WindowsがCtrl+Enterです。

「許可のスキップ(Bypass permissions)」は、ProとMaxでは設定で有効にすると、TeamとEnterpriseでは組織の方針で許可されていると選べるモードで、一部の例外を除いて確認を挟みません。公式ドキュメントは、隔離したコンテナや仮想マシンでだけ使うよう注意しています。

ローカルとクラウドのどちらで動かす?

自分のパソコンのファイルを直接触らせるならローカル、アプリを閉じても作業を続けさせたいならクラウドを選びます。実行場所の切り替えは、入力欄の下の最初の項目です。

ローカル(Local)は自分のパソコンで動き、選んだフォルダのファイルを直接読み書きします。クラウド(Cloud)はAnthropicが管理する環境で動くため、アプリを閉じたりパソコンの電源を切ったりしても作業が続きます。クラウドを選んだときに指定するのは、フォルダではなくリポジトリです。

ほかに、自分のサーバーやクラウドの仮想マシンにつなぐSSHと、Windowsだけで選べるWSLもあります。SSHでは初回の接続でClaude Codeが接続先に自動で入り、WSLではWSL 2のLinux環境の中で動きます。

公式ドキュメントによると、クラウドのセッションの使用量は契約中のプランの上限に数えられ、計算資源の料金は別にかかりません。クラウドとローカルで利用枠の減り方がどう違うかは、Claude Codeのクラウドとローカルの利用枠の違いと節約のコツで詳しく説明しました。

利用枠はターミナル版と共通?上限に達したらどうする

利用枠は共通です。デスクトップアプリで使った分も、ターミナル版やIDEで使った分も、Claudeのチャットで使った分も、同じ上限から減ります。デスクトップアプリだけの別枠はない、と考えてください。

残りは、入力欄の下のモデルの選択の隣にある丸い使用量の表示で確かめます。クリックするとプランの使用量が出て、公式ドキュメントはこれをClaude Codeのすべての利用場所で共通の量だと説明しています。ProとMaxには5時間ごとの上限と週の上限があり、Maxには別にFableの週の上限も設けられています。

上限に達したときの選択肢
  • 待つ:上限は決まった時間でリセットされます。
  • 使用量クレジットを使う:有効にしておくと、5時間や週の上限に達した後も続けられます。
  • 上位プランへ移る:ProからMax 5xへ、Max 5xからMax 20xへ移れます。
  • APIクレジットに切り替える:Claude Consoleのアカウントで買ったAPIクレジットで続けられます。この分はAPIの標準料金で請求されます。

Maxのプランに毎月付くAPIクレジットは、Claude CodeやClaudeのアプリでは使えません(ヘルプセンターの説明)。

ヘルプセンターによると、5時間の上限に返答の途中で達した場合、Claude Codeが実行中の手順だけ終わらせることがあります。そのとき画面には「Usage limit reached · wrapping up」と出ます。この追加分は小さく上限があり、週の上限に数えられ、新しいメッセージには使えません。Proでは週の利用期間に1回まで、Maxでは5時間の上限に達するたびに(週の上限の範囲で)働きます。この仕組みは段階的に提供されていて、まだ使えないアカウントもあります。

Proの5時間と週の上限がいつ戻るか、上限に達したときの3つの選択肢は、次の記事で詳しく確認できます。使用量クレジットの買い方と有効期限は、Claudeの使用量クレジットの記事にまとめています。

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左に「Claude Pro」「利用上限のしくみ」の見出しと「5時間・週の上限とFableの扱い」の帯、右に時計・カレンダー・進み具合のバー・積んだコインのイラスト。画像内の文字:Claude Pro 利用上限のしくみ 5時間・週の上限とFableの扱い
Claude Proの利用上限は?5時間と週の上限、Fableと使用クレジット

Claude Proの利用上限は、5時間ごとに戻る上限と週の上限の2層です。Proは無料の少なくとも5倍、Maxはその5倍か20倍。上限後は待つ、Maxへ上げる、使用クレジットで続けるの3択で、Fableの扱いも公式資料で整理します。

うまく動かないときの確認ポイント

Codeタブを開いた直後に止まる原因として、公式ドキュメントが挙げているのは契約、サインイン、認証、Gitです。トラブル対処の中から、始めたばかりの人がつまずきやすいものを選びました。

  • アップグレードを求められる:有料プランの契約がありません。Proなどの有料プランを契約してから開き直します。
  • オンラインでのサインインを求められる:サインインを済ませ、アプリを再起動します。
  • 403のエラーが出る:アプリのメニューからサインアウトしてサインインし直し、有料プランが有効かを確かめます。アプリを完全に終了して開き直す、ネットワークやプロキシの設定を見直す、も公式の対処です。
  • 「Git is required」と出る:作業ごとに分けたコピー(worktree)で動かすセッションにはGitが必要です。MacはGit、WindowsはGit for Windowsを入れてから試し直します。
  • Windowsでworktreeを使っていないのにGitを求められる:バージョン1.49585.0より前のアプリは、ローカルのセッションを始めるたびにGitを求めていました。アプリを更新します。

アプリのバージョンは、MacならメニューのClaudeから「About Claude」、Windowsならヘルプから「About Claude」で確かめられます。

デスクトップアプリが向かない人と注意点

処理を自動で回したい人や、ターミナル版だけの機能を使いたい人には、デスクトップアプリは向きません。公式ドキュメントの比較では、いくつかの機能がデスクトップアプリでは使えないか、制限付きです。

まず、スクリプトからの実行(--print やAgent SDK)はデスクトップアプリでは使えません。複数のエージェントを組ませるAgent teamsもターミナル版だけの機能です。ターミナルで対話画面を開くコマンドは動きが変わり、/permissions のように引数のない形しかないコマンドを入力すると、この環境では使えないという返事が来ます。

デスクトップアプリは、標準ではAnthropicのAPIにつながります。Amazon BedrockやGoogle CloudのAgent Platform、Microsoft Foundry、自前のゲートウェイを経由して使うには別の設定が必要で、公式ドキュメントはその手順を別のページ(Claude Desktop on 3P)に分けています。会社でこれらの経由を指定されている人は、設定できるかを管理者に確かめてください。

もう1つの注意点は利用枠です。画面で手軽に頼めるぶん、小さな確認まで何度も送ると、チャットと共通の上限が早く減ります。差分を自分で読んで判断できる範囲が広いほど、Claudeへの頼み方も短くなります。

Claude Codeの変更を自分で読めるようになりたい人へ

差分の画面で何が変わったかを判断するには、HTMLやCSS、JavaScriptなどの基礎があると判断が速くなるはずです。独学で進めるかスクールを使うかで迷っている人は、プログラミングを独学とスクールのどちらで学ぶかを整理した記事を読んでいただくと、自分に合う進め方を決めやすくなります。

オンラインで学べるデイトラの料金と、AIを使う時代のコースの選び方は、次の記事で紹介しました。

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まとめ:デスクトップアプリでClaude Codeを始める流れ

Claude Codeは、Claudeのデスクトップアプリを入れてサインインし、「Code」タブでフォルダを選べば、ターミナルを使わずに始められます。使うにはProなどの有料プランが必要で、無料プランでは使えません。使用量はターミナル版やチャットと共通なので、残りは入力欄の下の使用量の表示で確かめましょう。

最初は手動の権限モードで小さなプロジェクトを試し、差分の画面で変更を読む習慣を付けるのが筆者の提案です。Claude Codeの変更を自分で判断できる基礎を付けたい人は、デイトラの料金とコースの記事を読んでいただくと、学び始めるときの費用が分かります。

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参考にした公式資料