Plaud NotePin SとNottaアプリ、外出中の会話を録るならどっち?

外出中の会話は、スマホを机に置ける場面ならNottaアプリ、歩きながらや電波の弱い場所ならPlaud NotePin Sが向きます。Nottaの無料は1回3分まで。月5時間以内なら2年の費用は28,600円と28,440円でほぼ同じです。

胸元に小型録音機を付けて歩く人と、波形が映るスマホのイラスト。画像内の文字:NotePin SとNotta 外出の録音はどっち? 専用機とスマホアプリを比較

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取引先への移動中や現場の立ち話など、外出先の会話をあとで文字にして残したい人がいます。手持ちのスマホにNottaのアプリを入れれば済むのか、Plaud NotePin Sのような身に付ける録音機を買うべきか、迷うところです。

この記事は、Plaudの日本公式サイトとヘルプセンター、Nottaの公式料金ページとヘルプセンターをまとめた解説です。1年・2年の費用は、公式の料金をもとに筆者が計算しました。情報確認日:2026年11月6日

結論
  • スマホを机に置いて話せる場面が中心で、電波のある場所なら、Nottaアプリで足ります。ただし無料のフリープランは1回3分までなので、外出先の会話を通して残すにはプレミアム(月払い1,980円、年払い14,220円・税込)が前提です。
  • 歩きながら・作業しながら録りたい人、電波のない場所でも録りたい人はPlaud NotePin S(28,600円・税込)が向きます。本体のボタン長押しで録音が始まり、公式FAQでは最大20時間の連続録音に対応します。
  • 月の録音が5時間(300分)以内なら、NotePin Sは無料のStarterプランで使えます。この場合、2年間の合計はNotePin Sが28,600円、Nottaプレミアムの年払いが28,440円でほぼ同じです。

NotePin Sの初期設定、ハイライトの付け方、Note Proとの違いを先に知りたい方は、次の記事を読んでいただくと、買ったあとの使い方まで分かります。

次に読む
服に付けた小型の録音機と会話する人のイラスト。画像内の文字:Plaud NotePin S 使い方と料金は? Note Proとの違いも整理
Plaud NotePin Sの使い方と料金。Note Proとの違いは通話録音

Plaud NotePin Sは通常28,600円(税込)で、無料のStarterプランなら毎月300分文字起こしできます。録音から転送までの使い方と、通話録音・録音範囲などNote Proとの違い、プラン込みの1年目の総額を整理します。

移動中や現場の会話を、スマホを取り出さずに録りたい人は、Plaud NotePin Sが候補です。本体の価格と同梱のアクセサリーは、Plaudの公式ストアで確認できます(PR)。

NotePin SとNottaアプリの違いを表で比較

NotePin Sは録音専用の機械で、Nottaアプリは手持ちのスマホで録音と文字起こしをするアプリです。外出先で差が出る項目を、公式の情報で並べると次の表になります。

スクロールできます
選択肢最初にかかる費用無料で使える範囲有料プラン外出先での録音向いている人公式ページ
Plaud NotePin S本体28,600円(税込)Starterで月300分の文字起こしPro:月払い3,000円・年払い16,800円(月1,200分)
Unlimited:月払い5,000円・年払い40,000円(1日最大24時間)
ボタン長押しで録音開始。録音は本体に保存し、あとでアプリへ転送歩きながら・作業しながら録りたい人、電波のない場所でも録りたい人公式ストアで見る(PR)
Nottaアプリ(スマホ)0円(手持ちのスマホを使う)フリーで月120分、1回3分までプレミアム:月払い1,980円・年払い14,220円(月1,800分、1回5時間まで)
ビジネス:月払い4,180円・年払い30,096円(無制限)
録音開始にネット接続が必要。電話の着信で録音が止まるスマホを机に置いて話せる人、画面で文字起こしを見ながら進めたい人PCで料金を見る(PR)
2026年11月6日にPlaud日本公式サイトの製品ページ・料金ページ、Nottaの公式料金ページとヘルプセンターで確認。Nottaの料金は公式の表示で税込です。Plaudの月払いは料金ページの表示額(税込・税別の記載なし)、年払いは公式ストアの「年間プロプラン」「年間無制限プラン」の税込価格です。「向いている人」は筆者の目安です。

Nottaの料金ページには、有料プランはWeb版とアプリ版の両方に適用されると書かれています。PCのブラウザで公式の料金ページから申し込めば、同じアカウントでスマホのアプリでも有料プランを使えます。

外出中の会話でNottaアプリが困るのはどんな場面?

Nottaアプリで困りやすいのは、電波が弱い場所、電話がかかってくる場面、長時間の録音の3つです。Nottaのヘルプセンターは、スマホのアプリで録音する場合の制約を次のように説明しています。

1つ目はネット接続です。アプリの「録音開始」は、録音をサーバーに送りながら文字起こしする仕組みのため、インターネット接続が必要になります。電波が弱いと、文字起こしが遅れたり途中で止まったりすることがあります。

2つ目は電話の着信です。アプリで録音している途中に電話がかかってくると、録音が止まってしまいます。3つ目は電池と音質です。録音中はスマホの電池を大きく消費し、録音の品質もスマホのマイクに左右されるので、機種や向きによってばらつきが出やすいとヘルプは説明しています。

電波のない場所で録る必要があるとき、Nottaのヘルプはスマホに最初から入っている録音アプリで録り、ネットにつながってからNottaにファイルを取り込む方法を勧めています。ファイルの取り込みはフリーで月50個、プレミアムで月100個までです。

左に上着の胸元へ付けた小型録音機へ音声が流れ込む様子、右に手に持ったスマホと点線でつながる雲。録音機は本体に保存、スマホアプリはネット接続が必要なことを表す図

一方で、Nottaアプリにはスマホならではの便利さもあるでしょう。iPhone 15 Pro以降では、本体のアクションボタンにNottaを割り当てると、画面がロックされた状態でもボタンの長押しで録音を始められます。iPhone向けには、Siri、コントロールセンター、ホーム画面やロック画面のウィジェット、Apple Watchから録音を始める方法もヘルプセンターに載っています(いずれもiOS向けの案内で、全プランで使えます)。録音しながら文字起こしの結果を画面で確かめられる点も、アプリならではの強みといえます。

NotePin Sならスマホなしで外出中の会話を録れる?

NotePin Sは、録音そのものは本体だけで始められます。ただし文字起こしと要約には、スマホのPlaudアプリへの転送が必要です。公式の製品ページとヘルプセンターで確認できた仕様は次のとおりです。

録音ボタンを長押しすると録音の開始と停止ができ、短押しすると重要な場面にハイライトが付きます。装着用にはマグネットピン、クリップ、ネックストラップ、リストバンドの4種類が同梱されています。重さは17.4g(マグネットピンなし)で、大きさは51×21×11mmです。

公式FAQでは最大20時間の連続録音に対応し、本体のストレージは64GBです。マイクは2つで、話し相手が3m先にいても録音できると公式は説明しています。文字起こしは112種類以上の言語に対応し、話者ごとに整理されます。

録音したデータの保存先は、まずNotePin Sの本体です。Plaudのヘルプセンターによると、Plaudアプリを開いて本体とBluetoothでつなぐと、録音は自動でアカウントへ転送されます。長い録音なら、スマホと本体を同じWi-Fiにつなぐ「Fast Transfer」で速く送ることも可能です。転送が終わった録音は本体から消え、アプリで聞けるようになります。外出中はNotePin Sで録っておき、会社や自宅に戻ってからまとめて転送する使い方もできます。

Plaudの公式FAQは、スマホでの録音と比べた利点として、最大20時間の連続録音、離れた場所からの録音、ボタンの長押しだけで始められる独立した録音機であること、要約テンプレートの4点を挙げています。このうち独立した録音機の説明では、スマホだと取り出すために会話を中断する、ロックを解除する、録音アプリを開く、アプリの切り替えや着信で録音が止まる、と対比しています。この比較はメーカー自身の説明なので、手間の差は自分の使い方に当てはめて考えてください。

1年・2年で費用はいくら違う?月の録音時間別に計算

費用はNottaアプリのほうが安く済む場合が多いものの、月の録音が5時間以内なら2年でほぼ同じになります。公式の料金をもとに、どちらも年払いを選んだ場合の合計を筆者が計算しました。

月の録音時間

NotePin Sの組み合わせ

NotePin Sの合計(1年目/2年目まで)

Nottaアプリの合計(1年目/2年目まで)

5時間(300分)以内

本体+Starter(無料)

28,600円/28,600円

14,220円/28,440円(プレミアム年払い)

5時間超〜20時間(1,200分)以内

本体+Pro年払い

45,400円/62,200円

14,220円/28,440円(プレミアム年払い)

20時間超〜30時間(1,800分)以内

本体+Unlimited年払い

68,600円/108,600円

14,220円/28,440円(プレミアム年払い)

月の録音が5時間を少し超える月だけある人は、Plaudの文字起こし追加パッケージで足りるかもしれません。600分で2,000円、3,000分で10,000円のパッケージがあり、使用期限と買い方は別の記事にまとめています。

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Plaud文字起こし追加パッケージの料金は?600分・3,000分の期限と買い方

Plaudの文字起こし追加パッケージは600分2,000円・3,000分10,000円・6,000分15,000円(税込)。追加分は公式ヘルプで有効化から24か月。プラン変更とどちらが安いかの計算、アプリ・公式ストアでの買い方を解説します。

どっちを選ぶ?外出の場面別の目安

選び方の分かれ目は、録音中にスマホを手元に出しておけるかどうかです。筆者の見方として、場面ごとの目安を表にまとめました。

外出の場面

合う選択肢

理由

カフェや客先で、机をはさんで話す

Nottaアプリ

スマホを机に置けて、文字起こしを画面で確かめながら進められる

現場を歩きながら説明を聞く、作業しながら話す

NotePin S

胸元や手首に付けたまま、ボタン長押しで録り始められる

地下や山間部など、電波が不安定な場所

NotePin S

録音を本体に保存し、あとで転送できる。Nottaアプリは録音開始にネット接続が必要

録音中に仕事の電話がかかってきそう

NotePin S

Nottaアプリは着信で録音が止まる

思いついたことを短く声でメモする

Nottaアプリ

スマホだけで始められる。3分以内ならフリープランでも文字にできる

通話そのものを録りたい

どちらも不向き

NotePin Sは通話録音に対応しない。Nottaのヘルプも、通話録音はアプリでは難しい場面としてNotta Memoを案内している。通話録音に対応した機種を選ぶ

まずお金をかけずに試したい人は、Nottaアプリのフリープランで3分以内の会話を録り、自分のスマホの音質と文字起こしの精度を確かめる方法があります。フリープランで3分を超えたときの動きと、有料にする目安は次の記事で説明しています。

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Nottaのフリープランで3分を超えたら?Botの動きと有料にする目安

Nottaのフリープランは1回3分までで、3分を超える録音は全体の文字起こし結果を確認できません。Botの参加と停止の条件を公式ヘルプで確かめ、プレミアム(月1,980円・年14,220円)に上げる目安を会議の回数別に計算しました。

Nottaのプレミアムを申し込むときの確認点

Nottaアプリで外出先の会話を録るなら、プレミアムの月1,800分と1回5時間までの枠が目安です。月払いは1,980円、年払いは14,220円(12か月分の一括払い)で、どちらも税込です。申込みはPCのブラウザで公式の料金ページから行えます(PR)。

フリー・プレミアム・ビジネスの違いと、月払いと年払いのどちらが得かは、Nottaの料金の記事で詳しく比べています。

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Nottaの料金はいくら?無料と有料の違い(フリー月120分・1回3分、プレミアム年14,220円)と選び方

Nottaのフリーは月120分・1回3分まで、プレミアムは年払い14,220円(税込)で月1,800分・1回5時間までです。フリー・プレミアム・ビジネスの料金と機能の違い、時間の数え方、学割、3日間トライアルの注意、解約手順と解約後のデータの扱いまでまとめました。

NotePin SとNottaアプリ、それぞれの注意点と向かない人

どちらにも、買ってから気づきやすい弱点があります。申し込む前に、次の点が自分の使い方に当てはまらないか確かめてください。

  • NotePin Sは通話録音に対応していません。公式FAQによると、通話を録るための振動伝導センサーを積んでいないためです。電話の内容も残したい人には向きません。
  • NotePin Sの録音を文字にするには、スマホのPlaudアプリへの転送が必要です。スマホをまったく使わずに文字起こしまで済ませたい人には向きません。
  • NotePin Sの無料枠は月300分です。毎月5時間を超えて録る人は、Proの年払い16,800円などの費用が本体代に加わります。
  • Nottaアプリは録音開始にネット接続が必要で、電話の着信で録音が止まります。電波の弱い場所や、電話の多い仕事中の録音には向きません。
  • Nottaのフリープランは1回3分までです。外出先の会話を最後まで残すつもりなら、無料のままでは足りません。

どちらを使う場合も、録音を始める前に相手へ録音することを伝えてください。Plaudの公式サイトも、録音前に参加者へ伝えて同意を得るよう案内しています。

身に付ける録音機どうしで比べたい人、通話も録れる機種を探している人は、NotePin SとNotta Memoの比較記事を読んでいただくと、ハード同士の違いが分かります。

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Plaud NotePin SとNotta Memo、身に付けて録るならどっち?

服に付けて録るならPlaud NotePin S、電話も録るならNotta Memoです。追加料金なしの文字起こしはNotta Memoが毎月600分、NotePin Sは300分。場面別の向き不向きと、録音時間別の2年の総額で比べました。

まとめ:外出中の会話はスマホを出せるかで選ぶ

スマホを机に置いて話せて、電波のある場所が中心なら、Nottaアプリのプレミアム(年払い14,220円)で十分です。歩きながら、作業しながら、電波の弱い場所でも録りたいならPlaud NotePin S(28,600円)が向きます。月の録音が5時間以内ならNotePin Sは月額なしで使え、2年間の合計はNottaのプレミアム年払いとほぼ同じです。

スマホを取り出さずに外出先の会話を残したい人は、Plaudの公式ストアでNotePin Sの価格と同梱品を確認できます(PR)。

参考にした公式資料