ChatGPTのRecordで議事録を作るには?対象プランとWindowsの代替

ChatGPTのRecordはPlus以上のmacOSデスクトップアプリ限定で、1回の録音は最長4時間です。WindowsやスマホでRecordが使えないときに、音声ファイルの添付やNottaで議事録を作る方法も公式ヘルプで整理しました。

会議テーブルのノートパソコンの画面でマイクの音声がメモ帳に流れ込み、横にスマホが置かれたイラスト。画像内の文字:ChatGPTのRecord Windows・スマホは? 対象プラン・上限・代わりの方法

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ChatGPTの「Record」で会議を録音して議事録まで作りたいのに、自分の画面には録音ボタンが見当たらない。会社のパソコンはWindowsで、手元にあるのはスマホだけ、という人もいると思います。

この記事は、OpenAIのヘルプセンター(ChatGPT Record、Meetingsプラグイン、音声ファイルのアップロード)とリリースノート、Nottaの公式料金ページをまとめた解説です。情報確認日:2026年11月7日

結論
  • ChatGPTのRecordを使えるのは、Plus・Pro・Business・Enterprise・EduのmacOSデスクトップアプリだけです。無料版、Windows、スマホのアプリでは使えません。
  • 1回の録音は最長4時間(240分)で、超えると自動で止まってノートが作られます。ヘルプでは、提供開始時点で追加料金なしと書かれています。
  • Windowsやスマホでは、録音アプリで録った音声ファイル(512MBまで)をChatGPTに添付すれば文字起こしと要約を頼めます。ただし音声の添付も有料プランだけで、ヘルプは設定やアプリの版によって使えない場合があるとしています。無料で済ませたい場合や、ZoomやGoogle Meetの会議を毎回残したい場合は、Nottaのような文字起こしサービスが候補です。

ChatGPT以外も含めて、議事録をAIで作る方法を無料でどこまでできるかで比べたい方は、次の記事を読んでいただくと、GeminiやAIボイスレコーダーとの違いまで分かります。

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左に「議事録をAIで作る」「無料でどこまでできる?」の見出しと「ChatGPT・Gemini・専用ツールを比較」の帯、右に会議テーブルで録音するスマホとカード型のボイスレコーダー、文字が並ぶノートパソコン、チェックリストのイラスト。画像内の文字:議事録をAIで作る 無料でどこまでできる? ChatGPT・Gemini・専用ツールを比較
議事録をAIで作る方法。ChatGPT・Gemini・専用ツールで、録音・文字起こし・要約が無料でどこまでできるか比較

議事録づくりを録音・文字起こし・要約の3工程に分け、ChatGPT(無料版・Record)、Geminiアプリ、Gemini Notebook、Notta、Plaudの無料範囲と条件を比較。無料で作る手順と録音の注意点、PlaudやNottaなど専用ツールが向く場面をまとめました。

WindowsのパソコンでZoomやGoogle Meetの会議を議事録にしたい人は、Nottaを使う方法が近道です。文字起こしの始め方と無料で使える範囲は、次の記事にまとめました。

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NottaはZoom・Google Meetの会議にNotta Botを参加させて文字起こしします。URLを貼る手動招待とカレンダー連携の自動参加は無料でも使えますが、フリープランは1回3分まで。通しで使うならプレミアム以上です。

ChatGPTで録音から議事録を作る方法を表で比較

ChatGPTで会議の音声を議事録にする入口は、Record、Meetingsプラグイン、音声ファイルの添付の3つです。代わりの方法としてNottaも並べると、使える端末とプランの違いは次の表になります。

方法

対象プラン

使える端末

1回の上限

無料版で使えるか

向いている人

詳しい情報

ChatGPTのRecord

Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu

macOSのデスクトップアプリだけ

4時間(240分)

使えない

Macで会議に出ていて、Plus以上を契約している人

OpenAIのヘルプ

Meetingsプラグイン(ベータ)

Pro・Business

macOSのデスクトップアプリだけ(iOS・Android・Windowsは準備中)

4時間

使えない

Pro・Businessで、要約から次の作業までChatGPTに任せたい人

OpenAIのヘルプ

音声ファイルをChatGPTに添付

有料プラン

ヘルプに端末の限定はない(版や設定で変わる場合あり)

1ファイル512MB

使えない

WindowsやスマホでChatGPTの有料プランを使っている人

OpenAIのヘルプ

Notta

フリー(無料)・プレミアム・ビジネスなど

Web版とアプリ版

フリーは3分、プレミアム以上は5時間

使える(月120分、1回3分まで)

Windowsやスマホで会議を毎回文字にしたい人

Nottaの料金と無料プランの違い

ChatGPTのRecordとは?録音から議事録ノートができるまで

Recordは、ChatGPTのmacOSデスクトップアプリで会議や音声メモを録音し、文字起こしと要約のノートを作る機能です。ヘルプでは「record mode(記録モード)」とも呼ばれています。

録音を止めて送信すると、ChatGPTが文字起こしを取り込み、要約をキャンバスとしてチャットに保存します。できたノートをメールの下書きやプロジェクト計画に書き直すことも、同じチャットで頼める作りです。設定の「Reference record history」をオンにすると、ChatGPTは過去の録音のノートと文字起こしを参照するので、「月曜の会議で何を決めた?」のような質問にも答えが返ってきます。

ヘルプによると、Recordは複数の話者を区別できます。名前が分からない話者には「Speaker 1」のような仮の名前が付き、録音のあとで付け直せる仕組みです。

机の上の2台のノートパソコンとスマホにそれぞれ音声の波形が表示され、3台から点線の矢印が1冊のチェックリスト付きメモ帳へ集まるイラスト

Recordを使えるプランと端末は?無料版・Windows・スマホは対象外

Recordを使えるのは、Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduのいずれかで、macOSのデスクトップアプリにログインしている人です。ブラウザ版、Windowsのアプリ、iPhoneやAndroidのアプリにはRecordがありません。

プラン

Record(Mac)

Meetingsプラグイン(Mac)

音声ファイルの添付

無料版

使えない

使えない

使えない

Go

対象に含まれない

対象に含まれない

ヘルプは「有料のサブスクリプション」と書き、Goを個別に挙げていない

Plus

使える

対象に含まれない

使える

Pro

使える

使える(ベータ)

使える

Business

使える

使える(ベータ)

使える

Enterprise・Edu

使える(初期設定はオフで、ワークスペースのオーナーがオンにする)

Enterpriseは一部の企業で試験中

使える

リリースノートによると、Recordは2025年6月4日にTeam(2025年8月29日にBusinessへ名称変更)、6月18日にPro・Enterprise・Eduで始まり、2025年7月16日にPlusへ広がりました。録音ボタンが見当たらない場合、ヘルプはmacOSアプリを最新版に更新し、対象プランのアカウントでログインしているかを確かめるよう案内しています。

無料版・Go・Plusの料金と使える機能の違いは、ChatGPTの無料版とGo・Plusの違いを読んでいただくと、有料にする目安まで分かります。

1回の録音は何分まで?4時間の上限と料金

Recordで1回に録音できるのは最長4時間(240分)です。ヘルプによると、4時間を超えた録音は自動で止まり、それまでの内容からノートが作られて、自分だけが見られるキャンバスとして保存されます。

料金は、ヘルプによると提供開始時点で追加料金なしです。同じ箇所には、上限と料金が変わる場合があるという注記もあります。1日に何回まで録音できるかや、月の合計時間の上限は、2026年11月7日時点のヘルプに記載がありません。

長い会議の前に押さえる条件
  • Recordは4時間で自動停止します。4時間を超える研修や会議は、休憩で区切って録り直すと、ノートが途中で切れずに済みます(筆者の提案)。
  • 録音中は一時停止と再開ができます。止めたあと[Resume]を押せば、同じ録音の続きとして録れます。
  • 音声ファイルを添付する方法は、1ファイル512MBまでです。ヘルプによると、長い録音はデータ分析が使える場合に分けて処理され、とても長い録音は途中で時間切れになることがあります。

Recordの使い方:Macで会議を録音して議事録にする手順

Recordは、チャット画面の下にある[Record]ボタンから始めます。公式ヘルプの手順をまとめると次の6段階です。

  1. ChatGPTのmacOSアプリで、どのチャットでもよいので画面下の[Record]ボタンを押します。初回はマイクとシステム音声の許可を求められます。
  2. ほかの人を録音する場合は、始める前に参加者の同意を得ます。
  3. 話している間、ChatGPTがその場で文字起こしを表示し、経過時間がタイマーに出ます。
  4. 停止アイコンを押すと一時停止になります。続けるなら[Resume]、終えるなら[Send]を押します。
  5. [Send]のあと、ChatGPTが文字起こしを取り込み、要約のノートを開きます。
  6. ノートを読んで直し、必要なら「議事録の形式にして」「参加者へのお礼メールにして」のように書き直しを頼みます。

録音をやめたいときは、録音ウィンドウ左上の[X]を押します。[Upload]で取り込み、[Delete]で録音を消し、[Cancel]で録音画面に戻れます。

オンライン会議の相手の声を録るには、macOSの「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」で、「マイク」と「画面収録とシステムオーディオ録音」の両方でChatGPTを許可しておくことが条件です。Google カレンダーをChatGPTにつなぐと、Google Meetの会議には予定どおり自動で参加できます。ヘルプによると、自動参加はGoogle Meetのリンクだけで、ZoomやMicrosoft Teams、Webexの会議はmacOSアプリで手動で録音を始めます。

RecordとMeetingsプラグインは何が違う?

Meetingsプラグインは、2026年9月29日のリリースノートで発表された、Recordとは別の会議メモの機能です。対象はProとBusinessで、macOSのデスクトップアプリでベータとして提供されています。PlusはRecordを使い、Meetingsは対象に含まれません。

比べる点

Record

Meetingsプラグイン

対象プラン

Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu

Pro・Business(Enterpriseは一部で試験中)

端末

macOSのデスクトップアプリ

macOSのデスクトップアプリ。iOS・Android・Windowsは準備中

始め方

チャット画面の[Record]ボタン

サイドバーの「Plugins」からMeetingsを入れ、[Take notes]を押す

ノートの保存先

チャット内のキャンバスなど

Meetingsのページ(ChatGPT Space)

自動で止まる条件

4時間に達したとき

4時間に達したとき、ノートパソコンを閉じたとき、長く音がないとき

録音後の作業

ノートを頼んで書き直す

提案された次の作業(メールの下書きなど)をワンクリックで始められる

Meetingsのヘルプには、会議にBotを参加させずに、オンライン会議と対面の会話の両方でメモを取れると書かれています。Recordのヘルプは、Meetingsを使うには新しいChatGPTデスクトップアプリを入れるよう案内しています。Meetingsのヘルプでは、Recordは「以前のデスクトップアプリの機能」として、Meetingsとは別の機能という位置づけです。

Windows・スマホで録音から議事録を作る代わりの方法

WindowsやスマホではRecordを使えないので、「録音する道具」と「文字にして要約する道具」を分けて考えます。ChatGPTの有料プランを使っているかどうかで、選ぶ方法が変わります。

ChatGPTの有料プランなら、録音した音声ファイルを添付する

ChatGPTは2026年10月6日から、音声ファイルの添付に対応しました。ヘルプによると、文字起こし、要約、内容への質問ができ、会議の録音を議事録やフォローメールの下書きにまとめることもできます。

  1. 参加者の同意を得てから、Windowsの録音アプリやスマホのボイスメモで会議を録音します。
  2. 保存された音声ファイルの形式が、ChatGPTの対応形式(WAV、MP3、OGG、FLAC、AAC、M4A、音声だけのWebM・MP4など)に入っているかを確かめます。動画として扱われるWebM・MP4は添付できません。
  3. ChatGPTの会話に音声ファイルを添付し、「この会議の文字起こしを作り、決まったことと宿題を議事録の形でまとめて」のように頼みます。
  4. できた議事録を録音と見比べ、人の名前や数字の聞き違いを直します。

添付できる音声ファイルは1つ512MBまでです。ヘルプには対応端末の限定は書かれていませんが、ワークスペースの設定・地域・アプリの版・選んだモデルによって使えない場合があるとしています。スマホから添付する前に、自分のアプリで音声ファイルを選べるかを確かめてください。ヘルプは、文字起こしの精度が言語によって変わり、話者の区別を誤ることがあるとしています。

無料版のまま、またはZoom・Google Meetの会議を毎回残すならNotta

ChatGPTの無料版は音声ファイルを添付できません。録音を文字にする部分を別のサービスに任せ、できた文字起こしをChatGPTに貼って議事録の形に整える方法になります。

NottaはWeb版とアプリ版があり、WindowsのブラウザでもiPhone・Androidでも使えます。フリープランは月120分まで使えますが、1回の文字起こしは3分までです。30分や1時間の会議を通して文字にするなら、1回5時間まで文字にできるプレミアム(月払い1,980円、年払い14,220円・税込)が前提になります。Nottaの4つのプランの違いはNottaの料金と無料プランの違いで、ZoomやGoogle Meetでの始め方はNottaの使い方(Zoom・Google Meetの文字起こし手順)で説明しています。

手元の音声ファイルを無料で文字にできるサービスを長さ別に比べたい方は、音声ファイルの文字起こし・要約は無料でどこまでできるかを読んでいただくと、上限を超えたときの対処まで分かるはずです。

対面の会議が多いならAIボイスレコーダーも候補

会議室や客先での対面の打ち合わせが多い人は、パソコンもスマホも開かずに録音できる専用の録音機も候補です。PlaudやNotta Memoの料金と、通話も録れる機種の違いは、AIボイスレコーダー比較を読んでいただくと分かります。

日本語の会議で使う前に確かめること

Recordは日本語の会議でも録音できますが、ヘルプには、現時点では英語で最もよく動き、ほかの言語の精度は改善中でばらつきがあると書かれています。日本語の会議では、固有名詞や数字を録音と照らし合わせてから共有するのが安全です。文字起こしの質が悪いとき、ヘルプはヘッドセットを使い、周りの雑音を減らすよう案内しています。

Recordの音声は文字起こしだけに使われ、そのあと削除されます。OpenAIによると、この音声はモデルの学習に使われません。一方で文字起こしとノートは別の扱いです。Plus・Proで設定の「すべての人のためにモデルを改善する(Improve the model for everyone)」がオンになっていると、Recordの文字起こしとキャンバスが学習に使われる場合があり、避けたい人はこの設定をオフにします。Business・Enterprise・Eduの内容は、初期設定で学習の対象外です。

キャンバスと文字起こしは、ほかの会話と同じ保存設定に従います。会話を削除すると、法律で保存が求められる場合を除き、30日以内にOpenAIのシステムから消されます。

録音の同意は、録る側が自分で取ります。ヘルプは、ほかの人を録音する前に地域の法律を確認し、必要な同意を得るよう求めています。Meetingsのヘルプによると、アプリに出る同意の注意表示は自分にしか見えず、ほかの参加者には通知されません。

ChatGPTのRecordが向かない人と注意点

  • Windowsのパソコンやスマホだけで仕事をしている人:Recordは使えません。Meetingsプラグインも、iOS・Android・Windowsは準備中です。
  • 無料版で議事録まで済ませたい人:Recordも音声ファイルの添付も有料プランだけです。
  • 4時間を超える会議や研修をまとめて録りたい人:4時間で自動停止します。
  • ZoomやTeamsの会議に自動で参加させたい人:カレンダーからの自動参加はGoogle Meetのリンクだけです。
  • 会議の音声をあとで聞き直したい人:音声は文字起こしのあとに削除されます。Meetingsのヘルプにも、ノートができたら音声は消え、再生できないと書かれています。
  • 日本語の議事録をそのまま社外に出したい人:ヘルプは英語以外の精度にばらつきがあるとしています。共有の前に必ず人が読み直します。

Windowsやスマホで会議を毎回文字にしたい人へ

ChatGPTのRecordを使えない環境で、30分以上の会議を週に何度も文字にするなら、Nottaのプレミアムが候補です。1回5時間、月1,800分まで文字起こしでき、有料プランはWeb版とアプリ版の両方に適用されると公式の料金ページに書かれています。

Nottaのプレミアムを検討する前に
  • 料金:月払い1,980円、年払い14,220円(税込、12か月分の一括払い)
  • 文字起こし:月1,800分、1回5時間まで。ファイルの取り込みは月100個、AI要約は月100回まで
  • 無料で足りる人:3分以内のメモが中心なら、フリープラン(月120分、1回3分まで)で精度を試せます
  • 申し込むときは、PCのブラウザでNottaのWeb版から手続きします

Nottaの料金プランと3日間の無料トライアルの条件は、PCのブラウザで公式の料金ページから確認できます(PR)。

Nottaの料金は2026年11月7日に公式の料金ページで確認した税込の金額です。

まとめ:MacとPlus以上ならRecord、それ以外は音声ファイルかNotta

ChatGPTのRecordは、Plus・Pro・Business・Enterprise・EduのmacOSデスクトップアプリだけで使えます。1回の録音は最長4時間(240分)で、ヘルプでは提供開始時点で追加料金なしですが、上限と料金は変わる場合があります。ProとBusinessなら、Recordとは別にMeetingsプラグイン(ベータ)という選択肢もあります。

Windowsやスマホでは、有料プランなら録音した音声ファイル(512MBまで)を添付して議事録にできます。無料版のまま使う場合や、ZoomやGoogle Meetの会議を毎回残したい場合は、Nottaのような文字起こしサービスと組み合わせる形になります。

WindowsでZoomやGoogle Meetの会議をNottaで文字にする手順は、次の記事を読んでいただくと、無料で使える範囲と合わせて分かります。

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NottaはZoom・Google Meetの会議にNotta Botを参加させて文字起こしします。URLを貼る手動招待とカレンダー連携の自動参加は無料でも使えますが、フリープランは1回3分まで。通しで使うならプレミアム以上です。

参考にした公式資料