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ChatGPTとGeminiのどちらも無料で使えると聞いて、両方を少し触ってみたものの、何が違うのか、有料にするならどちらのどのプランがよいのか決められない。そんな迷いに答えるため、2つのサービスを同じ軸で並べました。
無料のまま使う場合、いちばん大きな違いは上限の仕組みです。ChatGPTの無料版は GPT-5.6 Luna での日常的なテキストチャットを回数無制限で使え、画像生成や音声、ファイルのアップロードにはそれぞれ別の上限があります。Geminiの無料版は 3.6 Flash と、制限付きで 3.1 Pro を使え、質問の複雑さや使う機能で決まる使用量上限が5時間ごとにリセットされ、週の上限もあります。有料プランの入口は、ChatGPTが Go(月額¥1,400)と Plus(月額¥3,000)、Geminiが Google AI Plus(月額¥725)と Google AI Pro(月額¥2,900)です。動画生成は Gemini 側の有料プランにあり、ChatGPTの料金ページには動画生成の項目がありません。
情報確認日:2026年9月28日
OpenAIとGoogleの公式料金ページとヘルプをもとに、料金・使えるモデル・上限・画像や動画・他サービスとの連携・データの扱いをそろえて比べた解説です。回答の質や日本語の自然さは使い方で変わるため、順位は付けず、使い方ごとにどちらから試すかを筆者の提案としてまとめます。
- モデル名や上限は、両社とも「変更される場合がある」と書いており、OpenAIは料金も随時調整する場合があるとしています。この記事の内容は2026年9月28日時点の公式表示です。
- 料金は各社の料金ページに表示された日本円の月額です。税込か税別かはどちらのページにも明記が見当たらないため、申込み画面で最終的な請求額を確認してください。ChatGPTのヘルプには、購入は米ドル建てで、一部の国では現地通貨で請求できると書かれています。
- 無料版の「画像を何枚まで」「音声を何分まで」といった数値は、参照した公式ページでは「上限あり」という表現にとどまっています。この記事も同じ書き方にしています。
無料版どうしで比べると何が違う?

ChatGPTの無料版とGeminiの無料版(Google AI プランなし)を、同じ項目で並べると次のとおりです。Geminiの無料版を使うには Google アカウントが必要です。
| 比較軸 | ChatGPT 無料版 | Gemini 無料版 |
|---|---|---|
| 月額 | ¥0 | ¥0 |
| 使えるモデル | GPT-5.6 Luna(難しい質問向けの「Think」も GPT-5.6 Luna) | 3.6 Flash、3.1 Pro(制限あり) |
| 上限の仕組み | 日常的なテキストチャットは回数無制限(不正利用防止の制限あり)。ファイルのアップロード、画像生成、音声、データ分析にはそれぞれ別の上限 | 質問の複雑さ・使うモデルと機能・チャットの長さで決まる使用量上限。5時間ごとにリセットされ、週の上限あり |
| 一度に扱える量 | GPT Instant のコンテキスト上限は27K(入力は約12ページ分のテキスト) | コンテキスト ウィンドウは32,000トークン |
| 画像 | 画像生成(上限あり) | Nano Banana 2 による画像生成 |
| 動画 | 料金ページに動画生成の項目なし | 動画生成は有料プランのみ |
| 音声での会話 | 音声(上限あり) | Gemini Live |
| 調べもの | 検索、Deep Research(上限あり) | Deep Research(需要が高い期間は使えない場合あり) |
| 他サービスとの連携 | プラグイン(上限あり)、Excel・Word・PowerPoint・Google スプレッドシート向けの拡張機能(上限あり) | アプリ連携(Gmail の要約、Google カレンダーでの予定作成など) |
| 学習への利用 | 設定でオフにできる | 「アクティビティの保存」をオフにすると、以降のチャットはモデルの改良に使われない(フィードバックを送った場合を除く) |
「コンテキスト」は、AIが1つの会話の中で一度に扱える量のことです。トークンはAIが文章を処理するときの単位で、日本語の文字数とは一致しません。ChatGPTの料金ページは、入力に使える領域はコンテキスト全体より小さく、使う機能やメモリの内容で変わると説明しています。表の数字は目安として見てください。
使い勝手の差として分かりやすいのは、回数の数え方です。ChatGPTの無料版は、普通の文章のやり取りに回数の上限がありません。Geminiの無料版は、長いチャットや重い機能を使うほど早く上限に近づき、上限に達したら5時間ごとのリセットを待つ仕組みです。一方で、Geminiの無料版でも 3.1 Pro を制限付きで選べ、Gmail や Google カレンダーとつなぐアプリ連携も使えます。
有料プランの料金と、上がるものは?
有料プランは、ChatGPTに Go・Plus・Pro、Geminiに Google AI Plus・Google AI Pro・Google AI Ultra があります(Geminiの有料プランは Google One の定期購入です)。料金は各社の料金ページの表示額です。
| プラン | 月額(表示額) | 使えるモデル | 無料版から増えるもの |
|---|---|---|---|
| ChatGPT Go | ¥1,400 | GPT-5.6 Luna(GPT-5.6 Sol は含まれない) | ツールを使ったメッセージ、アップロード、画像生成の上限拡大。メモリが長くなる。広告が表示される場合あり |
| ChatGPT Plus | ¥3,000 | GPT-5.6 Sol(思考レベル Medium・High まで)。GPT-6 Astra は ChatGPT ワークと Codex で限定的に使える | 上限拡大、Deep Research の拡張、ChatGPT ワークをデスクトップ・Web・モバイルで利用、Codex の上限拡大、Thinking による画像生成 |
| ChatGPT Pro | ¥16,800から | GPT-6 Astra を使う GPT-6 Pro をチャットでも使える。GPT-5.6 Sol Pro | 料金ページでは「利用枠が5倍に拡大」と表示。GPT-6 Pro のチャットでの利用は、Pro の段階により週50または200メッセージまで |
| Google AI Plus | ¥725 | 無料版と同じモデルを、より多く使える | Geminiアプリの使用量上限が無料版の2倍。コンテキスト128,000トークン、動画生成、Gmail などでの Gemini、400GBのストレージ |
| Google AI Pro | ¥2,900 | 同上 | 使用量上限が無料版の4倍。コンテキスト100万トークン、Gemini Spark、Gmail・ドキュメントなどでの Gemini、5TBのストレージ |
| Google AI Ultra | ¥14,500から | Deep Think(Pro モデルで使う最上位の思考レベル) | 使用量上限が AI Pro の5倍(¥14,500)または20倍(¥32,000)。20TBからのストレージ |
ChatGPT:Go・Plus・Pro の違い
Go は無料版と同じ GPT-5.6 Luna のまま、画像生成やファイルのアップロード、データ分析などの上限を引き上げるプランです。OpenAIのヘルプでも、Go には GPT-5.6 Sol が含まれないと書かれています。料金ページには、Go に広告が表示される場合があるとも記載されています。
Plus からは GPT-5.6 Sol を使えるようになり、考える深さ(Medium・High)を選べます。注意したいのは GPT-6 Astra の扱いです。ヘルプでは、Plus に含まれる GPT-6 Astra は ChatGPT ワークと Codex で使うもので、通常のチャットで GPT-6 Astra(GPT-6 Pro)を使えるのは Pro 以上とされています。Plus で使える範囲と利用の目安は、GPT-6 AstraはPlusで使える?ChatとWork・Codexで違う対象プランと、5時間あたりの利用目安を読んでいただくと、場所ごとの違いが分かります。同じく ChatGPT ワークと Codex 用のモデルである GPT-6 Sol と Luna については、GPT-6 SolとLunaとは?Astraとの違いと、無料・Go・Plusで使える場所で整理しています。
Pro は「月額¥16,800から」と表示されており、ヘルプでは Pro に2つの段階があると説明されています。Pro でも GPT-6 Pro は無制限ではなく、チャットでの利用は段階により週50または200メッセージまでです。
Gemini:Google AI Plus・Pro・Ultra の違い
Geminiの有料プランは、主に使用量上限の倍率で段階が分かれています。Geminiアプリのヘルプでは、無料版(AI プランなし)を「標準の上限」として、AI Plus が2倍、AI Pro が4倍です。一度に読み込める量(コンテキスト ウィンドウ)も、無料版の32,000トークンから、Plus で128,000トークン、Pro と Ultra で100万トークンに広がります。Ultra の倍率は、定期購入ページと英語版ヘルプが「AI Pro の5倍または20倍」、日本語版ヘルプが「4倍または20倍」と表示が分かれているため、この記事は定期購入ページの表示に合わせています。
ヘルプのモデル表(表記は「Gemini 3 Flash-Lite/Flash/Pro」で、定期購入ページの「3.6 Flash」「3.1 Pro」とは書き方が異なります)では、各モデルはすべてのプランで利用できる扱いです。有料にして変わるのは、使える量と、動画生成・今日のまとめ・時間指定アクションなど有料プランだけの機能です。Gemini Spark は AI Pro 以上、最大限の並列推論を行う Deep Think は AI Ultra のみです。
Google AI プランには、Gmail・Google ドライブ・Google フォトで共通のストレージ(Plus 400GB、Pro 5TB)や、Gmail などの Google ツールで Gemini を使う機能も含まれます。定期購入ページには、Google AI Pro・Ultra は18歳以上が対象で、Gmail などでの Gemini は一部の言語でのみ提供されるという注記があります。ChatGPTの有料プランとは、AI以外に付いてくるものが違う点も比べるときの材料になります。パソコンから Gemini を呼び出して使いたい方は、GeminiのWindowsアプリの使い方を読んでいただくと、無料と有料で使える範囲の違いも分かります。
画像・動画・音声はどちらで作れる?
- 画像:どちらも無料版で画像を作れます。ChatGPTは無料版に画像生成の上限があり、Go 以上で上限が広がり、Plus 以上で「Thinking による画像生成」が使えます。Geminiは無料版で Nano Banana 2 による画像生成が使え、Nano Banana Pro で画像を作り直す機能は Google AI Plus 以上です。Geminiでの画像づくりは、Nano Bananaとは?Geminiアプリでの使い方と無料でできる範囲、商用利用の扱いを読んでいただくと、作れる範囲と公開前の確認点が分かります。
- 動画:Geminiアプリの動画生成は Google AI Plus 以上で使えます。ChatGPTの料金ページには動画生成の項目がなく、OpenAIの動画アプリ Sora のウェブとアプリは2026年4月26日に提供を終えています。
- 音声での会話:ChatGPTは無料版の音声に上限があり、Pro は無制限(合理的な範囲での利用が条件)と表示されています。料金ページで「動画対応の音声モード」と表示されている機能は Go 以上です。Geminiは無料版で音声会話の Gemini Live を使えます。
ChatGPTの音声会話をプランごとに1日どれくらい使えるかを知りたい方は、次の記事で、2026年9月9日の更新後のプラン別の上限と、上限に達したときの扱いを確認できます。

仕事の情報を入れる前に:学習への利用と保存期間
どちらも、入力した内容をAIの改良に使わない設定があります。ただし、設定の名前と、オフにしたときの影響が違います。
| 項目 | ChatGPT | Gemini |
|---|---|---|
| 学習に使わせない設定 | 設定 → データコントロール →「すべての人のためにモデルを改善する」をオフ。新しい会話は学習に使われず、履歴には残る | 「アクティビティの保存」をオフ。以降のチャットはモデルの改良に使われない。チャットは72時間アカウントに保持される |
| 履歴に残さない使い方 | 一時チャット。履歴に表示されず、学習にも使われない。安全上の理由で最大30日間保持される場合あり | 一時チャット。AIモデルのトレーニングに使われない。72時間アカウントに保持される |
| 注意点 | 回答に「いいね」などのフィードバックを送ると、その会話全体が学習に使われることがある | 人のレビュアーがデータの一部を確認することがあり、確認されたチャットはアクティビティを削除しても最長3年保存される。アクティビティの保存をオフにすると、ウェブ版と iOS ではアプリ連携を使えない(Android は電話・メッセージなど一部のアプリのみ) |
Geminiのプライバシー ハブは、人のレビュアーに見られたくない機密情報は入力しないよう求めています。ウェブ版や iOS で Gemini のアプリ連携(Gmail や Google カレンダーとの連携)を使いたい場合は、アクティビティの保存をオンにする必要がある点も、選ぶときの分かれ目になります。ChatGPT側の設定の場所は、ChatGPTに「Privacy Center」が追加|学習に使わせない設定・メモリ・一時チャットの確認場所と対象プランを読んでいただくと、画面のどこで確認できるかが分かります。
仕事の文章校正や議事録、メール作成をChatGPTに頼むときの例文と、社外秘を入れる前に確認することを知りたい方は、次の記事で確認できます。

どちらから試す?使い方別の筆者の提案
ここからは、上の比較をもとにした筆者の提案です。回答の質は使い方で変わるため、最終的には同じ質問を両方に投げて比べるのが確実です。
- 文章の相談や下書きを、無料で回数を気にせず続けたい人:ChatGPTの無料版から。日常的なテキストチャットに回数の上限がないためです。基本の使い方はChatGPTの使い方を初心者向けに解説を読んでいただくと、最初に見直す設定も含めて分かります。
- Gmail・Google カレンダー・Google ドライブを毎日使っている人:Geminiの無料版から。アプリ連携で、メールの要約や予定の作成を Gemini に頼めます(アクティビティの保存をオンにする必要があります)。
- 長い資料や複数のファイルをまとめて読ませたい人:Google AI Pro の100万トークンと、ChatGPT Plus の推論モデルの256K(入力は約320ページ分)を比べて選ぶ。資料をもとに調べものをするなら、Gemini Notebookとは?を読んでいただくと、資料を読み込ませて使う専用の道具と無料での上限が分かります。
- 画像に加えて短い動画も作りたい人:Gemini の Google AI Plus(月額¥725)から。動画生成は Plus 以上で使えます。
- 資料・表・コードづくりのような長い作業をまとめて任せたい人:ChatGPT Plus(月額¥3,000)から。無料版ではデスクトップアプリに限られる ChatGPT ワークを Web・モバイルでも使え、Codex の上限も広がり、この2つで GPT-6 Astra を限定的に使えます。
- 安く上限だけ増やしたい人:月額で比べると Google AI Plus(¥725)、ChatGPT Go(¥1,400)の順に安く、Go は広告が表示される場合があり、モデルは無料版と同じ GPT-5.6 Luna です。どちらのサービスで上限に当たることが多いかで選ぶのが無駄のない選び方です。
有料にする前に確認すること
- 無料版で上限に当たったのはどの機能か(文章のやり取りか、画像か、音声か)。上がるのはプランごとに違います。
- 使いたいモデルが、使いたい場所で含まれているか。たとえば ChatGPT Plus の GPT-6 Astra は、通常のチャットではなく ChatGPT ワークと Codex で使います。
- 申込み画面に表示される最終的な請求額と通貨。料金ページの表示だけでは税の扱いが分かりません。
- 解約と返金の条件。Google の定期購入ページには、法律で義務付けられている場合を除き、残りの期間分は払い戻さないと書かれています。ChatGPTも毎月自動で課金され、いつでもキャンセルできる仕組みです。
Gemini側の料金と各プランの内容は、Gemini の定期購入ページで確認できます。

DMM 生成AI CAMP 学び放題:職種別11コースを月額で好きなだけ学べるスクール
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仕組み・料金・自動更新や解約の条件は、DMM 生成AI CAMP 学び放題の解説記事で、向いている人・向かない人まで確認できます。
申込み前の確認:どのプランも自動更新で、更新を止めるには契約満了日の1日前までに退会申請が必要です。ChatGPT Plus等の外部サービス利用料・API利用料は受講料に含まれません。料金・条件は2026年9月15日に公式サイトで確認したものです。
先に内容を聞いてから決めたい方は、無料セミナーを予約できます(セミナーに参加しなくても入会できます)。
次の疑問に答える記事
ChatGPTを使い始めたばかりの方は、ChatGPTの使い方を初心者向けに解説。無料版でできることと上限、最初に見直す設定、スマホでの使い方を読んでいただくと、無料版で最初に試すことと設定の見直し方が分かります。
Plus にするか迷っている方は、GPT-6 AstraはPlusで使える?ChatとWork・Codexで違う対象プランと、5時間あたりの利用目安を読んでいただくと、Plus と Pro で GPT-6 Astra を使える場所の違いが分かります。
参考にした公式資料
- OpenAI:ChatGPT 料金
- OpenAI:ChatGPT 無料版に関するよくある質問
- OpenAI:ChatGPT Go とは?
- OpenAI:GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT
- OpenAI:ChatGPT Work and Codex
- OpenAI:ChatGPT のデータ管理
- OpenAI:What to know about the Sora discontinuation
- Google:Gemini の定期購入(Google AI プラン)
- Google:Google AI のサブスクリプション プランに応じた Gemini アプリの使用量上限とアップグレード(Gemini アプリ ヘルプ)
- Google:Gemini アプリのプライバシー ハブ(Gemini アプリ ヘルプ)
- Google:Gemini でアプリ連携を利用、管理する(Gemini アプリ ヘルプ)
