オンライン会議の日本語字幕の出し方。Zoom・Meet・Teamsの無料範囲

日本語字幕はZoom・Meetは無料、Teamsも追加ライセンス不要です。翻訳字幕はZoomがBusiness Plus以上、MeetがBusiness Standard以上、TeamsがPremium等。会議後に残す方法も解説します。

ノートパソコンのビデオ会議画面と字幕の帯のイラスト。画像内の文字:会議の日本語字幕 無料でどこまで? Zoom・Meet・Teamsの設定と翻訳字幕

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オンライン会議で相手の声が聞き取りにくいときや、英語の会議に参加するとき、画面に日本語の字幕を出せると助かります。ただ、Zoom・Google Meet・Teamsでは設定する場所も、無料で使える範囲も違うため、自分のアカウントで使えるのか迷う人は多いはずです。

この記事では、3つの会議ツールで日本語の字幕を出す設定と、英語を日本語に訳す翻訳字幕の対象プラン、会議のあとに字幕や文字起こしを残せるかを、公式ヘルプをもとに整理します。

結論
  • 日本語の自動字幕は、追加の料金なしで出せます。Zoomは無料のベーシックでも自動字幕が使え、Google Meetは日本語がすべてのユーザー向けの字幕言語です。Teamsは組織向けの対応言語に日本語があり、個人向けの無料版にもライブキャプションがあります(無料版で日本語を選ぶ手順は公式ヘルプに記載がありません)。
  • 英語の発言を日本語に訳す翻訳字幕は有料です。ZoomはBusiness Plus以上かアドオン、Google MeetはBusiness Standard以上、TeamsはTeams PremiumかCopilotのライセンスが必要です。
  • 字幕そのものは会議が終わると残りません。記録が必要なら各ツールの文字起こしを使うか、3ツールに対応したNotta(無料は月120分・1回3分まで)を使います。

会議の内容を文字で残したい人は、NottaのBotをZoomやGoogle Meetの会議に参加させて文字起こしする手順を読んでいただくと、無料プランでどこまで記録できるかが分かります。

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NottaはZoom・Google Meetの会議にNotta Botを参加させて文字起こしします。URLを貼る手動招待とカレンダー連携の自動参加は無料でも使えますが、フリープランは1回3分まで。通しで使うならプレミアム以上です。

字幕だけでなく、会議を通しで文字起こしして要約まで残したい人は、Nottaの料金と無料プランの違いを先に確認しておくと、有料にするかどうかを判断しやすくなるはずです。

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情報確認日:2026年10月22日。Zoom・Google・Microsoftの公式ヘルプと、各社の料金ページをまとめた解説です。手順の画面名は各社のヘルプの表記に合わせています。Zoomの設定画面の一部は英語ヘルプからの訳で、アプリの版や表示言語によって表記が少し異なる場合があります。

Zoom・Google Meet・Teamsの日本語字幕を比較:無料の範囲と翻訳字幕のプラン

3つの会議ツールは、同じ言語の字幕なら追加の料金なしで使え、翻訳字幕は有料という点で共通しています。違いが出るのは、会議のあとに何が残るかです。

ツール

無料で使える字幕

日本語

翻訳字幕の対象プラン

会議のあとに残せるか

向いている人

Zoom

自動字幕(無料のベーシックも対象)

対応

Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Plus、Enterprise Premier、または翻訳版字幕アドオン

字幕の保存は2026年5月に廃止。会議の文字起こし(ホストか管理者が有効化)、クラウド録画の音声文字起こし(Pro以上)で残す

社外の人とZoomで話すことが多い人

Google Meet

自動字幕起こし(日本語はすべてのユーザー向け)

対応

Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Google AI Pro for Education

録画に字幕を埋め込める。文字起こしはBusiness Standard以上とWorkspace Individualなどで、主催者のドライブに保存

Googleカレンダーで会議を組む人

Teams

ライブキャプション(個人向け無料版にもある)

対応(組織向けの対応言語に日本語)

Teams PremiumまたはCopilotのライセンス

字幕は保存されない。文字起こしを開始すると、主催者が.docxか.vttでダウンロードできる

会社のMicrosoft 365で会議をする人

Notta(専用の文字起こしサービス)

フリーで月120分・1回3分まで

対応

テキストの翻訳はプレミアム以上。2か国語の文字起こし・翻訳は全プランで月4回

文字起こしとAI要約がNottaに残る

ツールをまたいで議事録を残したい人

Zoomで日本語字幕を出す方法は?自動字幕をオンにして言語を日本語に

Zoomでは、Webポータルで自動字幕をオンにしてから、会議中に字幕の言語を日本語に選びます。Zoomの料金ページの比較表を見ると、無料のベーシックにも自動字幕が含まれています。ただしベーシックは1回の会議が40分までです。

4人が参加するビデオ会議の画面の下部に、字幕の帯が表示されているイラスト

自動字幕をオンにする手順

  1. ZoomのWebポータルにサインインし、自分の設定の「ミーティング」タブを開きます。会社のアカウントでは、管理者がアカウント設定で同じ項目を管理しています。
  2. 「ミーティング内(詳細)」にある「自動字幕」をオンにします。鉛筆のアイコンから、使う言語を選べます。
  3. 会議中にツールバーの字幕ボタンを押し、話されている言語として日本語を選びます。

Zoomのヘルプによると、自動字幕の既定の言語は英語です。日本語の会議で英語のままにしておくと、字幕が正しく出ません。使える言語はホストの自動字幕の設定で決まるため、選択肢に日本語が無いときはホストか管理者に確認してください。デスクトップアプリとモバイルアプリは、Zoomが定める最低バージョン以上である必要があります。

英語を日本語に訳す翻訳版字幕は上位プランかアドオン

Zoomの翻訳版字幕は、Zoom WorkplaceのBusiness Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Plus、Enterprise Premierのいずれかか、翻訳版字幕のアドオンが割り当てられたアカウントで使えます。ProやBusinessは公式ヘルプの対象一覧に入っていないため、使うには翻訳版字幕のアドオンが必要になります。アドオンの価格について、公式ヘルプは営業への問い合わせを案内しています。

  1. 管理者が「管理センター」の「設定」から「ミーティング」を開き、「ミーティング内(詳細)」の「翻訳版字幕」をオンにします。先に自動字幕がオンになっている必要があります。
  2. 「翻訳言語を編集」で、話す言語と字幕の言語の組み合わせを決めます。初期状態では、対応しているすべての組み合わせが有効です。
  3. 会議中は、字幕ボタンの横の上向き矢印から翻訳を有効にし、字幕の言語に日本語を選びます。

日本語は翻訳版字幕の対応言語に含まれています。公式ヘルプによると、医療や高等教育の一部のアカウントでは翻訳版字幕を使えない場合があります。

Google Meetで日本語字幕を出す方法は?字幕ボタンと会議の使用言語

Google Meetの自動字幕起こしは、会議中に字幕ボタンを押すだけで始められます。Meetのヘルプでは、日本語はすべてのユーザーが使える字幕言語の一覧に入っています。

パソコンでGoogle Meetの会議に参加し、画面下部の字幕ボタンを押してください。字幕が日本語で出ないときは、その他のオプションから「設定」を開き、「字幕」の「会議の使用言語」が日本語になっているかを確かめます。この項目は字幕の翻訳のヘルプに書かれている設定で、自動字幕起こしのヘルプには言語を切り替える手順の記載がありません。同じ「字幕」の設定で、文字の大きさや色も変えられます。

Meetの字幕が表示されるのは、字幕をオンにした本人の画面だけです。ほかの参加者にも字幕を見てほしいときは、各自でオンにしてもらう必要があります。会議中は字幕をスクロールして少し前の発言を読み返せますが、字幕が出るのは自分が参加して字幕をオンにしていた部分だけです。

Google Meetの翻訳字幕はBusiness Standard以上

字幕の翻訳機能は、Google WorkspaceのBusiness Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Google AI Pro for Educationで使えます。Business Starterと個人の無料アカウントは、公式ヘルプの対象一覧に入っていません。設定は「設定」の「字幕」で会議の使用言語を選び、「字幕の翻訳」をオンにして翻訳先に日本語を選びます。

公式ヘルプには、この機能は段階的に提供されるため、まだ使えない場合があると書かれています。AIの翻訳には誤りが含まれる可能性があるという注意書きも付いています。

Teamsで日本語字幕を出す方法は?ライブキャプションの話す言語を日本語に

Teamsでは、会議中に「その他のアクション」からキャプションをオンにし、キャプションの設定で会議で話される言語を日本語にします。会社や学校のアカウントと、個人向けの無料版では手順が少し違います。画面名はMicrosoftの日本語ヘルプの表記です。

会社・学校のアカウントで使う場合

  1. デスクトップ版の会議のコントロールで「その他のアクション」を選び、「キャプション」を選びます。モバイル版は「その他のオプション」から「ライブ キャプションを有効にする」です。
  2. キャプションの欄にカーソルを合わせて「キャプション設定を開く」を選びます。
  3. 「会議の話し言葉」(話されている言語の設定)で「日本語 (日本)」を選び、「更新」を押します。

話す言語を変えられるのは、開催者、共同開催者、文字起こしを始めた人などに限られます。字幕が英語のままで直せないときは、開催者に言語を変えてもらってください。

個人向けの無料版で使う場合

個人向けのTeamsでは、「その他のアクション」から「言語と音声認識」を開き、「ライブ キャプションの表示」を選びます。「Teams の設定」の「アクセシビリティ」で、「会議で常にキャプションを表示する」をオンにすることもできます。個人向けの無料版で話す言語を日本語に変える手順と対応言語は、公式ヘルプに記載が無く、筆者は確認できていません。

Teamsの翻訳字幕はTeams PremiumかCopilotのライセンス

英語の発言を日本語の字幕で読むライブ翻訳キャプションには、Teams PremiumかMicrosoft 365 Copilotのライセンスが必要です。会議の開催者がライセンスを持っていれば、参加者は自分のライセンスが無くても翻訳キャプションを使えます。開催者が持っておらず、参加者の一部だけが持っている場合は、その参加者にだけ翻訳先の言語を選ぶ項目が出ます。

上位プランやTeams Premiumが無い環境で英語の会議を日本語で追いたい人は、Zoom・Google Meet・Teamsの会議に翻訳ボットを参加させるPLaMo翻訳の会議翻訳の申し込み手順と使い方を整理した記事を読んでいただくと、会議ツールの上位プランを契約せずに翻訳を試す選択肢が分かります。

字幕は会議のあとに残る?録画と文字起こしで残す方法

3つのツールとも、字幕は会議の最中に読むためのもので、会議が終わると残りません。あとから読み返したいときは、文字起こしの機能を別にオンにする必要があります。

字幕と文字起こしの違い

字幕は、会議中の発言を画面に流す表示です。文字起こしは、発言を記録としてファイルや会議の履歴に残す機能で、多くの場合は開催者か管理者がオンにします。

Zoom:2026年5月から字幕は保存できず、文字起こしで残す

Zoomは2026年5月24日から26日にかけて、「全文の文字起こし」と「字幕を保存」の設定を廃止し、「ミーティングの文字起こし」という1つの設定にまとめました。これ以降、会議が終わったあとに字幕を保存することはできません。会議中は字幕を3分前までさかのぼって読めます。

新しい「ミーティングの文字起こし」は初期状態ではオフで、ホストか管理者がオンにします。文字起こしを保存できる人は、ホストだけ、ホストと共同ホスト、参加者全員などから選べます。無料のベーシックでこの設定を使えるかは、公式FAQに記載がありません。

録画から文字を起こす方法もあります。クラウド録画の音声文字起こしはPro、Business、Education、Enterpriseのアカウントが対象で、日本語にも対応しています。初期の言語は英語です。録画の一覧で音声文字起こしの「言語を変更」から日本語を選ぶと、日本語で作り直されます。ファイルはVTT形式で保存されます。

Google Meet:録画に字幕を埋め込むか、文字起こしをドライブに保存

Meetで会議を録画するときに「字幕を録画」を選ぶと、録画した動画に字幕が埋め込まれます。発言を文字で残したいときは、文字起こしの機能が必要です。

Meetの文字起こしは、Business Standard、Business Plus、Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus、Workspace Individualで使えます。日本語に対応していて、文字起こしは主催者のGoogleドライブの「Google Meet」フォルダに保存されます。使える端末はパソコンとAndroidです。

Teams:字幕は保存されず、文字起こしを開始して残す

Microsoftのヘルプには、Teamsは字幕を保存せず、会議が終わると字幕のデータは削除されると書かれています。記録を残すには、会議中に「その他のアクション」から「文字起こし」を選び、話されている言語を確認して開始します。録画を始めた場合は、文字起こしも自動で開始される仕組みです。

文字起こしは、会議のチャットの「まとめ」タブや予定表の会議から開けます。開催者と共同開催者は.docxか.vttの形式でダウンロードできます。会議中にライブで文字起こしできるのはデスクトップ版だけで、翻訳した文字起こしにはTeams Premiumが必要です。個人向けの無料版で文字起こしが使えるかは、公式ヘルプに記載が無く確認できませんでした。

標準の字幕で足りないのはどんな人?議事録と要約まで残すならNotta

会議中の聞き取りを助けたいだけなら、各ツールの無料の字幕で足ります。専用の文字起こしサービスが役に立つのは、Zoom・Google Meet・Teamsを相手に合わせて使い分けていて記録を1か所にまとめたい人や、参加者の立場で主催者の文字起こしの設定に頼れない人です。文字起こしに加えて、要点の要約まで毎回ほしい人にも向いています。

Nottaは、Zoom・Google Meet・Teamsのミーティングの文字起こしに対応した文字起こしサービスです。無料のフリープランでも会議の文字起こしを試せますが、文字起こしは月120分・1回3分まで、AI要約は月10回までです。有料のプレミアムなら1回5時間・月1,800分まで文字起こしでき、年払いの料金は14,220円(税込)になります。

ChatGPTやGeminiも含めて、議事録づくりに使えるAIを無料の範囲で比べたい人は、議事録をAIで作る方法を比較した記事を読んでいただくと、録音・文字起こし・要約のどこを何に任せるかが分かります。

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対面の会議や打ち合わせも記録したい人は、AIボイスレコーダーの比較記事を読んでいただくと、PlaudとNotta Memoの料金や、通話も録音できる機種の違いを比べられます。

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Plaudの機種は無料で毎月300分まで文字起こしでき、Proは月払い3,000円(年払い16,800円)で毎月1,200分です。Notta Memoは無料で毎月600分、上位のNotta Memo Pro(29,700円)はNottaが2026年10月13日発売と発表。通話録音の対応と機種の選び方も比べました。

会議の録音ではなく、手元にある音声ファイルを文字起こししたい方は、次の記事でGemini NotebookやNottaなどを長さ別に比べた早見表と、上限を超えたときの対処を確認できます。

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講義やポッドキャストの音声ファイルは、Gemini Notebookなら1ファイル200MBまで無料で文字起こし・要約できます。Geminiアプリは合計10分、Nottaは1回3分まで。長さ別の早見表と上限を超えたときの対処をまとめました。

日本語字幕を使う前の注意点と、向かない使い方

自動字幕は便利ですが、そのまま正式な記録や翻訳として使うには向きません。使う前に次の点を確かめてください。

  • 精度:Zoom・Google・Microsoftのヘルプはいずれも、自動字幕や翻訳に誤りが含まれる可能性があると書いています。Zoomは、法令やアクセシビリティの要件がある場面では人の字幕担当者の利用を勧めています。
  • 管理者の設定:会社のアカウントでは、管理者が字幕や翻訳字幕をオフにしてロックしている場合があります。自分の設定に項目が出ないときは管理者に確認します。
  • 言語の設定:字幕の言語が英語のままだと、日本語の発言は正しく字幕になりません。字幕が崩れるときは、まず会議の言語の設定を見直します。
  • 記録の扱い:文字起こしを残すときは、参加者に記録することを先に伝えるのが筆者の提案です。社外秘の会議では、自社の規程で外部サービスを使ってよいかも確かめてください。

英語の会議の内容を正確に理解する必要がある商談や契約の場面では、翻訳字幕だけに頼らず、通訳や資料の事前共有も組み合わせる方が安全です。

まとめ:字幕は無料で、翻訳と記録は有料プランか専用サービス

日本語の字幕は、ZoomとGoogle Meetでは無料で出せ、Teamsも追加のライセンスなしでライブキャプションを使えます。字幕が崩れるときは、まず言語の設定が日本語になっているかを確かめてください。英語から日本語への翻訳字幕は、ZoomはBusiness Plus以上かアドオン、Google MeetはBusiness Standard以上、TeamsはTeams PremiumかCopilotが必要です。

字幕は会議が終わると残りません。記録が必要なら、各ツールの文字起こしをオンにするか、Nottaのような文字起こしサービスを使う方法があります。

会議の文字起こしと要約を残したい人へ(PR)

Nottaは、Zoom・Google Meet・Teamsの会議を文字起こしして、要約まで残せるサービスです。まずフリープランで短い会議を試し、会議を通しで記録したくなったらプレミアム以上を検討する流れが無駄になりません。

  • フリー:0円。文字起こしは月120分・1回3分まで、AI要約は月10回まで。
  • プレミアム:年払い14,220円(税込、月あたり1,185円)。1回5時間・月1,800分まで、AI要約は月100回まで。
  • ビジネス:年払い30,096円(税込、1アカウント)。文字起こし時間は無制限で、Web会議の録画も使えます。

料金・条件は2026年10月22日に公式の料金ページで確認した内容です。申込み前に最新の表示を確認してください。

月払いの金額や、無料プランの1回3分の制限に当たったときの判断の目安は、Nottaの料金を整理した記事で詳しく説明しています。

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参考にした公式資料