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Claudeのモデル選択に「Opus 5.5」が出てきたものの、無料プランのまま使えるのか、使えないなら何を選べばよいのか迷っていないでしょうか。Anthropicの発表記事は性能と料金の説明が中心で、プランごとの扱いは料金ページまで読まないと分かりません。
Claude Opus 5.5は、無料(Free)プランでは使えません。Claudeの料金ページのプラン比較では、FreeのOpusが「No」になっています。無料プランで選べるのはSonnetとHaikuで、2026年9月28日に公開されたSonnet 5.5もClaude.aiで使えます。Opus 5.5を使う方法は、月20ドル(年払いなら月17ドル相当)のPro以上への契約か、APIの従量課金です。
無料プランで使えるSonnet 5.5の性能や、Opus 5.5との使い分けは次の記事で詳しく解説しています。有料プランに切り替える前に、無料で試せる範囲を確かめられます。

情報確認日:2026年10月1日
Anthropicの公式発表・ヘルプ・開発者向けドキュメント・料金ページと、GitHubの公式チェンジログをまとめた解説です。性能や速さの数字はAnthropic自身の測定によるものです。
Opus 5.5は2026年9月22日(米国の発表日)に公開され、Claudeのアプリ、Claude Code、API、AWS・Google Cloud・Microsoft Azureで提供されています。無料プランでは使えず、対象はPro・Max・Team・Enterpriseです。
「Opus 5より約40%安い」は、Anthropicのテストで既定の設定・一般的な作業を想定した見込みで、APIの単価そのものは20%の値下げにとどまります。料金はすべて米ドルの表記で、日本円の料金は公式ページに記載がありません。
無料プランでOpus 5.5は使える?プラン別に使えるモデル
料金ページのプラン比較(Models and usage)を見ると、Opusのモデルは無料プランが「No」、Pro・Max・Team・Enterpriseが「Yes」です。SonnetとHaikuは無料プランでも「Yes」になっています。Anthropicは、Sonnet 5.5の製品ページで「Claude.aiでは誰でもSonnet 5.5とチャットできる」と案内しています。Claude Codeは無料プランに含まれず、有料プランすべてに含まれる機能です。
| プラン | Opus 5.5 | Sonnet 5.5 | Fable 5.1 |
|---|---|---|---|
| Free(無料) | 使えない | 使える(上限は非公開) | 使えない |
| Pro(月20ドル、年払いなら月17ドル相当) | 使える(プランの利用上限の中で使う) | 使える | 利用クレジット(usage credits)で使う |
| Max(月100ドルから) | 使える | 使える | 週の利用上限の50%まで使える |
| Team(標準シートは年払いで月20ドル、月払いで月25ドル) | 使える | 使える | プレミアムシートは週の利用上限の50%まで、標準シートは利用クレジット |
| Enterprise(年払いで1シート月20ドル+利用分をAPI料金で支払う) | 使える | 使える | 使える(従量課金型はAPI料金。旧来のシート型は標準シートが利用クレジット) |
無料プランで使える量は、料金ページで「日常の質問向け」とだけ説明され、回数の上限は公表されていません。Proは5時間あたり無料プランの少なくとも5倍を使え、アプリとClaude Codeは同じ利用上限を共有します。
無料プランからOpus 5.5を使う方法は2つあります。1つはPro以上へのアップグレードです。設定の請求(Billing)画面から手続きでき、アップグレードはすぐに反映されます。もう1つはAPIを使う方法で、こちらは使った量に応じた従量課金になり、Claudeのサブスクリプションとは別の支払いです。
「Reset for free」は無料でOpus 5.5を使える機能?
「Reset for free」は、無料プランでOpus 5.5を使えるようにする機能ではありません。Anthropicは発表で、サブスクリプションの利用者に利用上限のリセットを配り、好きなときに使えるようにしたと説明しています。ヘルプ「What is a limit reset?」によると、リセットは対象のプランに不定期に配られ、使うと5時間の上限か週の上限がすぐに満杯の状態に戻ります。
リセットを使うには、Webかデスクトップアプリで「Settings > Usage」を開き、「Resets」にある「Reset for free」を押して確定してください。スマホのアプリとClaude Codeにはこのボタンがありません。使ったリセットは取り消せず、期限がある場合はUsageの画面に表示されます。使う前にダウングレードや解約をすると、リセットは使えなくなります。
Claude Opus 5.5で何が変わった?

Opus 5.5は、「Claude 5.5」シリーズの最初のモデルです。Anthropicは「多くの作業でFable 5.1と同じ水準」と説明し、Opus 5からは大きく性能が上がったとしています。得意な例には、コードベース全体の移行や監査のような、長く範囲の広い作業が挙がっています。
APIの単価は100万トークンあたり入力4ドル・出力20ドルで、Opus 5(入力5ドル・出力25ドル)より20%安くなりました。同じ内容を読み込み直すときのキャッシュ読み取りは0.20ドルで、Opus 5から60%下がっています。1つの作業に使うトークンも減るため、合計で約40%安くなるという説明です。文章やコードを出力する速さは、Opus 5より30%以上速いとされています。
Pro・Max・Team・Enterprise(シート単位の契約)では、5時間ごとの利用上限も引き上げられました。どれだけ引き上げたかの数字は発表に書かれていません。
トークンは、AIが文章を処理するときの単位です。文字数とは一致せず、料金は読み込ませた量(入力)と書かせた量(出力)の両方にかかります。
ベンチマークの数字はどう読む?
発表記事に載っている主なベンチマークから、コーディングと仕事の作業に関係するものを抜き出しました。いずれもAnthropicが公表した値で、Opus 5.5はいちばん深く考える設定(max。Terminal-Bench 4.0だけはxhigh)で測られています。
| ベンチマーク(内容) | Opus 5.5 | Fable 5.1 | Opus 5 |
|---|---|---|---|
| Terminal-Bench 4.0(ターミナルでの複数手順の作業) | 66.4% | 55.8% | 52.3% |
| FrontierCode v1.1(コード変更がマージされる水準か) | 54.4% | 50.3% | 48.0% |
| CursorBench 4.0(あいまいな複数ファイルの作業) | 57.8% | 51.8% | 46.6% |
| GDPval-AA v2.1(44職種の実務、Elo) | 1846 | 1735 | 1708 |
表ではOpus 5.5がFable 5.1を上回っていますが、Anthropic自身が「社内で使った実感では、Opus 5.5とFable 5.1の差はこの点数ほど大きくない」と書き添えています。Opus 5.5は、Fable 5.1に近い性能をより安く速く使えるモデルと受け取るのが、発表の説明に沿った読み方です。
Sonnet 5.5・Fable 5.1・Opus 5とどう使い分ける?
2026年10月1日時点で選べる主なモデルを、料金と公式の位置づけで並べました。Sonnet 5.5は2026年9月28日に公開された2つ目の「Claude 5.5」モデルです。
| 項目 | Opus 5.5 | Sonnet 5.5 | Fable 5.1 | Opus 5 |
|---|---|---|---|---|
| 無料プラン | 使えない | 使える | 使えない | 使えない |
| APIの料金(100万トークンあたり) | 入力4ドル/出力20ドル | 入力2ドル/出力10ドル | 入力10ドル/出力50ドル | 入力5ドル/出力25ドル |
| キャッシュ読み取り(100万トークンあたり) | 0.20ドル | 0.20ドル | 0.25ドル | 0.50ドル |
| 公式の位置づけ | 迷ったらまずこれ。長時間のコーディングや知識作業向け | 速さと賢さの組み合わせがいちばんよい。範囲のはっきりした日常作業向け | 難しい推論や長時間のエージェント作業向け | 料金ページでは旧モデル(Legacy models)の欄に掲載 |
| Claude Codeでの思考の深さ(effort)の既定 | medium | medium | high | high |
Anthropicの開発者向けのモデル一覧は、迷ったらほとんどの作業をOpus 5.5から始め、難しい推論や長時間のエージェント作業、またはOpus 5.5の思考を深くしても足りないときにFable 5.1を使うよう案内しています。Sonnet 5.5については、発表記事が「Opus 5.5を補う、より速く安いモデル」と位置づけています。慎重な判断が要る複雑な作業はOpus 5.5、範囲のはっきりした日常作業やバグ修正、文書・スライド・表計算の作成はSonnet 5.5が得意という説明です。
これを個人の使い方に当てはめた筆者の提案は次のとおりです。
- 無料プランのままなら、Sonnet 5.5で普段の質問や文章作成を試します。上限に何度も届くようになったら、Proへの切り替えを考える目安になります。
- Pro以上なら、普段の質問、文章作成、コードの修正はOpus 5.5を基本にします。手早く済ませたい定型の作業ではSonnet 5.5に切り替えると、応答が速くなります。Opus 5.5では利用上限にどれだけ余裕が出るか公表されていません。
- Opus 5.5で思考を深くしても解けない作業には、Fable 5.1を使います。ProではFableに利用クレジットがかかるため、先にOpus 5.5で試してから切り替える順が費用を抑えられます。
Opus 5を選び続ける理由は小さくなりました。APIの料金がOpus 5.5より高く、発表でもOpus 5.5が上回ると説明されているためです。開発者向けの提供終了予定の一覧では、Opus 5のAPIでの提供終了は「2027年7月24日より前にはならない」とされています。アプリでいつまで選べるかは書かれていません。
ProやMaxでFable 5.1を使う条件や、Fable 5との違いは次の記事で整理しています。Opus 5.5で足りない作業にFable 5.1を足すかどうか、費用の面から判断できます。

途中でほかのモデルに切り替わることがある
Opus 5.5は、Fable 5.1と同じ種類の安全対策を付けて公開されました。日常の開発でのバグ修正やソースコードの脆弱性チェックはそのまま頼めます。一方、エクスプロイトの作成やペネトレーションテストのようなサイバーセキュリティの作業はOpus 4.8へ回されることがあります。ウイルス学や分子設計など生物学の一部の作業の回し先は、Opus 5です。アプリとClaude Codeではこの切り替えが既定で自動になり、APIでは開発者が設定した場合だけ切り替わります。セキュリティ診断や生物学の研究を扱う人は、会話の途中でモデルが変わる場合があると知っておくと戸惑いません。
Claude Codeではどう選ぶ?アップデートで既定のモデルが変わる
Claude CodeでOpus 5.5を使うには、バージョン2.1.280以降が必要です。このバージョンから、Pro・Max・Team・Enterprise・APIの既定のモデル(default)がOpus 5.5になりました。それより前は、ProとTeamの標準シートではSonnet 5、MaxなどではOpus 5が既定でした。Proの人は、アップデートすると既定のモデルがSonnet 5からOpus 5.5に変わります。Sonnet 5.5を使う場合はバージョン2.1.284以降が必要で、既定はOpus 5.5のままなので自分で選びます。
- ターミナルで
claude updateを実行し、Claude Codeを最新版にします。 - Claude Codeの中で
/modelを開き、使っているモデルを確認します。Anthropic API経由では、別名のopusがOpus 5.5、sonnetがSonnet 5.5を指します。ProやMaxのログインでどのモデルに解決されるかはドキュメントに明記がないため、/modelの一覧でモデル名を確かめてください。 - 難しい作業では
/effort highなどで思考の深さを上げます。Opus 5.5とSonnet 5.5は既定がmediumで、Fable 5.1やOpus 5(既定はhigh)より浅い設定から始まります。
以前に/effortで保存した設定ファイル直下のeffortLevelは、Opus 5とFable 5.1には引き続き反映されますが、Opus 5.5とSonnet 5.5には反映されません。Opus 5.5でも深く考えさせたい場合は、Opus 5.5を選んだ状態で/effortか/modelの画面から改めて選んでください。Opus 5.5では思考(thinking)をオフにできません。
応答を速くする「fast mode」(/fast)を使うと、Opus 5.5は最大2.5倍速になり、料金は100万トークンあたり入力8ドル・出力40ドルです。Pro・Max・Team・Enterpriseでは、この料金を利用クレジットだけから支払い、プランの利用枠は使いません。利用クレジットをオンにしていないと使えず、Team・EnterpriseではOwner(管理者)の有効化も必要です。研究プレビューの機能なので、料金や提供条件は変わる可能性があります。
Claude Codeそのものの料金やできることはClaude Codeとは?できること・料金と商用利用の条件で、確認なしで操作を進める設定はClaude Codeの自動モードの記事で解説しています。モデルを切り替えるときに、権限の設定もあわせて見直せます。
ClaudeのアプリやGitHub Copilotではどう選ぶ?
Claudeのアプリ(Web・デスクトップ・スマホ)
Pro以上のプランなら、送信ボタンの横にあるモデル名を押し、一覧から「Opus 5.5」を選んでください。思考の深さ(Effort)の切り替えも同じメニューです。新しい会話を始めたときの既定のモデルがOpus 5.5に変わったかどうかは、2026年10月1日時点で公式の資料に記載が見つかっていません。会話を始める前に、モデル名の表示を確かめると確実です。
GitHub Copilot
GitHubは2026年9月22日に、CopilotでもOpus 5.5を使えるようになったと発表しました。対象はCopilot Pro+・Max・Business・Enterpriseで、無料プラン(Copilot Free)とCopilot Proは対象に入っていません。9月28日に追加されたSonnet 5.5は、Copilot Proも対象です。どちらもVS Code、Visual Studio、Copilot CLI、JetBrainsのIDE、github.comなどのモデル選択から選べ、段階的な提供のため表示されない場合があります。料金は使用量に応じた課金で、Anthropicの定価に基づいて請求されます。BusinessとEnterpriseでの利用の可否は、管理者がCopilotのモデルポリシーで決める仕組みです。
Copilotのプランの違いや無料でできることは、GitHub Copilotの使い方を初心者向けに解説した記事を読んでいただくと、自分のプランで何が使えるか判断しやすくなります。
APIでOpus 5から切り替えるときに確認すること
APIのモデルIDはclaude-opus-5-5です。文脈の長さは標準で100万トークン、1回の最大出力は12.8万トークンです。Claude Platformのリリースノートは、IDを変えるだけでは動かない変更として次の3点を挙げています。
- 思考(thinking)を無効にする指定や、思考の量を直接指定する書き方はエラー(400)になります。
thinkingを省き、effortで深さを調整します。 - ツールの呼び出しを強制する
tool_choiceのanyとtoolはエラーになるため、autoを使います。 - Claude APIとGoogle CloudでPC操作(computer use)のツールを使う場合は、新しい版のツール定義が必要です。
2026年10月1日時点で、次の点は公式の資料に記載が見つかっていません。Claudeのアプリで新しい会話の既定のモデルがOpus 5.5になったかどうか、5時間の利用上限をどれだけ引き上げたか、無料プランでSonnet 5.5を何回使えるか、アプリでOpus 5をいつまで選べるかの4点です。日本円での料金や、地域・言語による提供の違いも書かれていません。
Anthropicは2026年9月28日のSonnet 5.5の発表で、Haiku 5.5も「数週間のうちに」公開すると予告しています。2026年10月1日時点では、Haiku 5.5の公開は発表されていません。
Claude Codeでサイトを作って公開したい人へ
Opus 5.5を使う目的がClaude Codeでの開発なら、先にClaude Codeの料金と、プランごとの使える範囲を押さえておくと契約で迷いません。WordPressのサイトを作ったり運用したりしたい人は、テーマ開発やMCPでの連携、本番環境を守る注意点をまとめた記事が次の一歩になります。


この記事の出典
この記事の出典は次のとおりです。すべて2026年10月1日に確認しました。
- Anthropic:Introducing Claude Opus 5.5(2026年9月22日)
- Anthropic:Introducing Claude Sonnet 5.5(2026年9月28日)
- Anthropic:Claude Sonnet
- Claude:Pricing
- Claude Help Center:What is a limit reset?
- Claude Help Center:Claude Fable models on your plan
- Claude Help Center:Change the model, effort, and thinking settings
- Claude Help Center:Why Claude switched models in your conversation with Opus 5 or Opus 5.5
- Claude Platform:Release notes
- Claude Platform:Models overview
- Claude Platform:Model deprecations
- Claude Code Docs:Model configuration
- Claude Code Docs:Speed up responses with fast mode
- GitHub Changelog:Claude Opus 5.5 is now available in GitHub Copilot(2026年9月22日)
- GitHub Changelog:Claude Sonnet 5.5 in GitHub Copilot(2026年9月28日)
