Claudeの無料プランでできることは?Proとの違いと使えるモデル・制限

ノートパソコンと2枚のカードのイラスト。画像内の文字:Claude 無料プラン どこまで使える? Proとの違い・使えるモデル

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Claudeを無料で使い始めると、「上限に達しました」の表示が出たり、使いたいモデルや機能が選べなかったりして、Proにすべきか迷うことがあります。無料プランでどこまでできて、月20ドルのProで何が増えるのかは、料金ページを見ただけでは分かりにくいところです。

この記事では、Anthropicの料金ページの比較表とヘルプセンターをもとに、無料プランでできること・できないことと、Proにする目安を整理します。

結論
  • 無料プラン(0ドル)でも、チャット、Web検索、ファイル作成とコード実行、メモリ、アプリ連携、Artifactsが使えます。モデルはSonnetとHaikuで、プロジェクトは5つまでです。
  • 使用量は5時間ごとにリセットされ、送れる数は混雑状況で変わります。Proは5時間あたり無料の少なくとも5倍です。
  • Claude Code、Opus、Research、Claude in Chromeを使いたいなら、Pro(月払い20ドル、年払いなら月17ドル相当)が必要です。

Proにしたあとの5時間の上限と週の上限、上限に達したあとの選択肢を先に知っておくと、Proで足りるかを判断しやすくなります。

Claude Codeでコードを書きたくてProを考えている人は、Claude CodeとCodexの料金・無料で使える範囲・上限を比べた記事を読んでいただくと、どちらに払うかの判断材料が手に入ります。

情報確認日:2026年10月15日。Anthropicの料金ページとClaudeヘルプセンターの公式資料をまとめた解説です。

目次

Claudeの無料プランとProの違いは?料金とできることの比較

無料プランとProの違いは、使用量、使えるモデル、Proからの機能の3つに出ます。料金ページの個人向けプランを並べると次のとおりです。

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プラン料金(米ドル表記・税抜)使用量向いている人公式ページ
無料0ドル5時間ごとにリセット。送れる数は混雑状況で変わる日常の質問や文章の相談が中心で、上限が来たら待てる人料金ページ
Pro月払い20ドル。年払いは200ドル一括(月17ドル相当)5時間あたり無料の少なくとも5倍仕事で毎日使う人、Claude CodeやOpusを使いたい人料金ページ
Max月100ドル(5x)または200ドル(20x)。月払いのみ5時間あたりProの5倍または20倍Claudeを一日中使う人料金ページ

料金ページには「表示価格には該当する税金は含まれていません」と書かれています。日本での支払いは下の「日本で払う額」の章をご覧ください。

機能ごとの差は、料金ページの比較表で確かめられます。無料プランとProの判断に関わる行を抜き出すと、次のようになります。

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機能無料Pro
Sonnet・Haiku使える使える
Opus使えない使える
Fable使えない使用クレジットで使える
Web検索・ファイル作成・コード実行使える使える
メモリ・アプリやツールとの連携使える使える
Artifacts・Claude Design・Slides・Docs使える使える
プロジェクト最大5無制限
Research使えない使える
Claude Code使えない使える
Claude in Chrome・Microsoft 365使えない使える
タスクの委託とスケジュール設定記載なし(Proのカードに追加機能として記載)使える
使用クレジット(上限後も続ける)使えない使える

2026年10月15日に料金ページ(英語版・日本語版)のカードと比較表で確認した内容です。「使える」は回数に制限が無いという意味ではありません。

天びんの片側にチャットの吹き出し1つ、もう片側に吹き出し・コード・虫めがねの3つのブロックを載せたイラスト

Claudeの無料プランでできること

無料プランでも、普段の調べもの、文章の下書き、資料づくりの多くはこなせます。料金ページの無料プランのカードには、Web・デスクトップ・モバイルでのチャット、Web検索とファイル作成とコード実行、会話をまたいだメモリ、アプリやツールとの連携、Artifactsの作成、Claude Design・Slides・Docsの6つが並んでいます。

このうちメモリとデザイン系のArtifactsは、2026年に入ってから無料プランで使えるようになった機能です。ヘルプセンターのリリースノートによると、チャット履歴からのメモリは2026年3月2日に無料を含むすべての利用者に提供され、2026年8月25日の項ではFree・Pro・Maxで既定でオンになっています。2026年9月16日からは、デザイン・スライド・ドキュメントのArtifactsを、無料を含むすべてのプランのどの会話でも作れます。

プロジェクトは無料でも使えますが、料金ページの比較表では最大5つまでです。資料をまとめて置いておく作業場所を、仕事ごとにたくさん作りたい人には足りなくなります。

無料プランで使えるモデルは?SonnetとHaiku、OpusはPro以上

無料プランで使えるモデルは、SonnetとHaikuです。料金ページの比較表は、無料プランのSonnetとHaikuを「はい」、OpusとFableを「いいえ」としています。

2026年10月15日時点で、Anthropicのモデル紹介ページは、2026年9月28日公開のSonnet 5.5について、「Claude.aiでは誰でもSonnet 5.5でチャットできる」と書いています。2026年10月7日公開のHaiku 5.5も、Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの利用者がClaude.aiで選べるモデルです。どちらもWeb・iOS・Androidに対応しています。

2026年9月22日公開のOpus 5.5は、料金ページの比較表で無料が「いいえ」のため、Pro以上で使うモデルです。Fableも無料は対象外で、Proではプランの使用量を使わず、使用クレジット(APIの料金での追加払い)で動かす扱いになっています。

モデルの切り替えは、チャット画面のモデル名を押して行います。無料プランで新しい会話を始めたときにどのモデルが既定で選ばれているかは、公式資料に書かれていないので、画面のモデル選択で確かめてください。Sonnet 5.5の性能やOpus 5.5との使い分けは、Sonnet 5.5を扱った記事で詳しく説明しています。

無料プランでは使えないOpus 5.5について、Sonnet 5.5との違いとPro以上で使う方法は、次の記事で確認できます。

無料プランの制限は?5時間ごとにリセット、回数は非公開

無料プランの使用量は、5時間ごとにリセットされるセッション単位の上限で管理されています。送れるメッセージの数は需要によって変わり、公平に使えるようにほかの種類の上限を設ける場合もある、というのがヘルプセンターの説明です。週の上限は、料金ページのよくある質問では有料プランに加わるものとされていて、無料プランについては書かれていません。

何回まで送れるかの数字は、公式資料に載っていません。料金ページのよくある質問は、決まったメッセージ数は無いとしたうえで、無料プランを「日常の質問向け」と位置づけ、Proは5時間あたり無料の少なくとも5倍としています。

同じ回数でも、上限に早く当たる使い方があります。ヘルプセンターによると、使用量の減り方は、会話の長さと複雑さ、使う機能、選んだモデルとeffortの設定で変わります。長い会話を1つのチャットで続けると消費が増えるため、ヘルプセンターは上限が近いときは新しいチャットを始めることを勧めています。

上限に達したときは、Claudeが画面で知らせます。入力した内容がその会話で扱える長さを超えた場合も、同じように通知が出ます。

Pro(月20ドル)で増えるもの

Proで増えるのは、使用量、使えるモデル、仕事向けの機能の3つです。料金ページのProのカードは「Freeのすべての機能に加えて」として、次の項目を挙げています。

  • 使用量:5時間あたり無料の少なくとも5倍。ただしProには週の上限もあります。
  • モデル:Opusが使えるようになり、Fableも使用クレジットで使えます。
  • Claude Code:料金ページは「Claude Codeはすべての有料プランに含まれる」としています。アプリとClaude Codeは同じ使用量を分け合います。
  • 調べもの:Researchが使えます。
  • 作業の自動化:タスクの委託とスケジュール設定、Claude Dashboards(ベータ)、Claude Science、ChromeとMicrosoft 365でのClaude。
  • その他:プロジェクトの数の上限(5つ)が外れます。Proのヘルプは新機能の先行利用も挙げています。混雑時の優先アクセスは、料金ページの比較表ではMaxだけが「はい」で、Proは「いいえ」です。

Claude Codeで何ができて、どのプランで使えるかは、Claude Codeの入門記事で扱っています。

当たった壁から選ぶ:無料のままか、Proにするか

Proにするかどうかは、無料プランで実際に当たった壁から逆にたどるのが近道です。料金ページの比較表とヘルプをもとに、筆者の目安を表にしました。

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当たった壁・やりたいこと無料で解決するか筆者の目安
5時間の上限に週1〜2回当たる待てば戻る無料のまま。会話を分けるなど使い方を見直す
5時間の上限に毎日のように当たる解決しないPro(少なくとも5倍)
難しい分析や長文の推敲でOpusを使いたい使えないPro
Claude Codeでコードを書きたい使えないPro
出典を集めて調べるResearchを使いたい使えないPro
プロジェクトを6つ以上作りたい最大5までPro。不要なプロジェクトを整理できるなら無料のまま
ブラウザ操作をClaudeに任せたいClaude in Chromeは使えないPro
スライドや資料、図を作りたいArtifacts・Slides・Docsは使える無料のまま試す

表の「筆者の目安」は、公式資料の機能の差から筆者が整理した提案です。無料プランの具体的な回数は公表されていないので、1週間ほど無料で使い、どの壁に何回当たったかを控えてから選ぶと、払いすぎを防げます。

日本で払う額は?ドル表記と消費税10%

料金ページの価格は米ドル表記で、税金を含みません。Proは月払いで20ドル、年払いでは200ドルを一括で払い、月あたり17ドル相当になります。日本円の金額は、2026年10月15日時点の料金ページに表示がなく、確認できませんでした。

支払いについて、ヘルプセンターには次の条件が書かれています。

  • Proの価格は米国で月20ドルで、対応している地域では現地の通貨で表示されます。
  • 税金が表示価格に含まれる地域と、支払いの画面で加算される地域があります。
  • 2026年4月1日から、日本の顧客には消費税10%がすべてのプランの価格に加算されます。請求の通貨は変わりません。
  • Maxは月払いだけで、年払いはありません。

1年続けた場合、Proを月払いにすると240ドル、年払いにすると200ドルで、差は40ドルです(筆者の計算。税と為替は含みません)。申し込む前に、支払いの画面に表示される金額と通貨を確かめてください。

上限に達したらどうなる?待つ・Proにする・使用クレジット

無料プランで上限に達したときの選択肢は、待つか、プランを上げるかの2つです。ヘルプセンターの説明をまとめると次のようになります。

  1. 5時間のセッション上限がリセットされるまで待ちます。
  2. プランを上げると、新しいプランの上限がすぐに適用されます。
  3. 有料プランでは、使用クレジットをオンにしておくと、上限に達してもAPIの標準料金で作業を続けられます。無料プランは使用クレジットの対象外です。

Proにしても上限は無くなりません。Proには5時間の上限に加えて週の上限があり、どちらかに達するとリセットまで待つか、使用クレジットで続けることになります。Proの上限の数え方と、上限後の3つの選択肢は、次に読む記事として紹介したClaude Proの利用上限の記事で詳しく扱っています。

Proにする前の注意点と、Proが向かない人

Proにしても、すべての制限が無くなるわけではありません。Proにも5時間と週の上限があり、FableはProのプラン内では使えず、使用クレジットの追加払いになります。料金ページには、価格とプランはAnthropicの判断で変わる場合があるとも書かれています。

筆者の見方では、週に数回だけ質問や文章の相談をする人は、無料プランのままで困りません。Sonnet 5.5とHaiku 5.5が使え、メモリやArtifactsも無料で使えるからです。年払いは1年分を先に払うため、使い続けるか分からない人は、まず月払いで1か月試すほうが安全です。

会議の録音から議事録を作りたい人へ

会議の録音を文字に起こして要約したくてClaudeを使っている人は、Proにする前に専用ツールと比べておくと選びやすくなります。ChatGPT・Gemini・専用ツールで、録音・文字起こし・要約が無料でどこまでできるかを比べた記事を読んでいただくと、Claudeに払うか専用ツールにするかを決められます。

まとめ:日常の質問なら無料、Claude CodeやOpusが要るならPro

Claudeの無料プランでも、Sonnet 5.5とHaiku 5.5でのチャット、Web検索、ファイル作成、メモリ、Artifactsまで使えます。使用量は5時間ごとにリセットされ、日常の質問なら無料で足ります。Claude Code、Opus、Researchを使いたい人や、上限に毎日当たる人は、月20ドルのProが候補になります。

日本では表示価格に消費税10%が加わるので、申し込む画面の金額で確かめてください。Claude Codeを目的にProを考えている人は、Claude CodeとCodexを料金と上限で比べた記事も読んでみてください。どちらのツールに払うか、コードの基礎をどう身につけるかまで判断できます。

参考にした公式資料

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