ChatGPTのスライド作成は無料で使える?対象プランと書き出し・上限

ノートパソコンのスライド画面から3つのファイルへ矢印が伸びるイラスト。画像内の文字:ChatGPT Slides 無料プランで使える? 対象プラン・書き出し・上限を整理

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ChatGPTでプレゼン資料を作れる「ChatGPT Slides」が発表されました。会議の資料づくりを任せたいけれど、自分の無料版やPlusで使えるのか、いくらかかるのかが分からず、試す前に止まっている人も多いはずです。

この記事では、OpenAIのリリースノートとヘルプ、料金ページをもとに、対象プラン、日本での提供、上限と料金、書き出せる形式を整理します。Slidesの対象外のプランでスライドを作る方法もまとめました。

結論
  • ChatGPT Slidesは2026年10月16日付のリリースノートで発表され、Spaceを使えるPro(月100ドルから)・Business・Enterpriseへ、Webとデスクトップアプリで順次提供されています。
  • 無料・Go・Plusは対象外です。料金ページの比較表で、Slidesを作る場所であるSpaceの欄が3プランとも「いいえ」になっています。
  • Webでは、PowerPoint・PDF・Googleスライドの3形式に書き出せます。Slides専用の回数上限は、公式資料に記載がありません。

Slidesのために有料プランへ切り替えるか迷っている人は、無料版とGo・Plusで何が変わるかを先に知っておくと、Proまで必要かどうかを判断しやすくなります。

PowerPointの資料づくりに生成AIを組み込むやり方を、講師に聞きながら身につけたい人は、Winスクールの生成AI講座の記事を読んでいただくと、PowerPoint×生成AIのコースの内容と料金が分かります。

情報確認日:2026年10月17日。OpenAIのChatGPTリリースノート、Space・Work・Pro・ChatGPT for PowerPointのヘルプ記事、ChatGPTの料金ページをまとめた解説です。

目次

プラン別にスライドを作れる方法の比較

Slidesを使えるのはPro・Business・Enterpriseだけです。無料・Go・Plusでも、PowerPointの拡張機能やWorkでスライドづくりを頼む方法はあります。

スクロールできます
プランChatGPT SlidesWorkPowerPoint用の拡張機能向いている人
無料版対象外制限あり(デスクトップアプリ)上限ありまず拡張機能で短い資料を試したい人
Go対象外制限あり(デスクトップアプリ)上限あり無料版より多く画像やファイルを使いたい人
Plus対象外デスクトップ・Web・モバイル使える(エージェント系の利用上限の範囲)PowerPointの中でAIに資料を直してもらいたい人
Pro(月100・200・500ドル)対象(Spaceを使える場合、順次提供)デスクトップ・Web・モバイル拡大チームで同じ資料を編集し、書き出しまでChatGPTで済ませたい人
Business・Enterprise対象(Spaceを使える場合、順次提供)対象(ワークスペースの設定による)使える(管理者の設定による)会社のワークスペースで資料を共同編集したい人
2026年10月17日に、ChatGPTの料金ページ(個人向けの比較表)、リリースノート、Space・PowerPointのヘルプで確認。Business・Enterpriseの行はヘルプの記載。向いている人は筆者の整理です。

ChatGPT Slidesとは?会話やファイルからスライドを作る機能

グラフ・画像・文章のスライド3枚を、2人がペンを持って一緒に編集しているイラスト

ChatGPT Slidesは、ChatGPTでプレゼン資料を作り、Spaceの中でチームと一緒に仕上げる機能です。OpenAIは2026年10月16日付のリリースノートで発表しました。Spaceは、ChatGPTで作ったページやファイルをまとめて置き、ほかの人と共有する場所です。

リリースノートによると、作り始めは会話、ファイル、アウトラインのどれからでもよく、見本のスライドを渡すと文体やレイアウトの参考にしてくれます。できたスライドの文字・画像・図形・グラフは、自分で直すことも、ChatGPTに変更を頼むこともできます。画像は生成させるほか、手持ちの画像も追加可能です。

チームのメンバーを招待すれば、同じスライドを同時に編集し、共有のコメントも残せます。仕上がったスライドはChatGPTからそのまま発表できるほか、WebではPowerPoint・PDF・Googleスライドへの書き出しに対応しています。デスクトップアプリでは、PowerPointかKeynoteが入っていれば、そのアプリでスライドを開けます。

書き出しに対応しているので、社内の資料をPowerPointでそろえている人も、ChatGPTで下書きしてから手元のPowerPointで仕上げられます。

ChatGPT Slidesはどのプランで使える?無料・Go・Plusは対象外

Slidesの対象は、Spaceを使えるPro・Business・Enterpriseのユーザーです。無料・Go・Plusでは使えません。

リリースノートは、Slidesの提供先を「Spaceにアクセスできる対象のPro・Business・Enterpriseユーザー」としています。Spaceのヘルプも、Spaceでコンテンツを作って編集できるのはPro・Business・Enterpriseと説明しています。料金ページの個人向けの比較表では、「ChatGPT Space」の欄が無料版・Go・Plusで「いいえ」、Proで「はい」です。

Pro・Businessでも使えない場合

Slidesは順次提供のため、対象のプランでもまだ表示されないことがあります。BusinessとEnterpriseでは、Spaceの共有の範囲を組織の設定が決めます。Enterpriseでは、管理者が共有を有効にするまで共同編集できないこともあるので、管理者への確認が必要です。データの保存先がカナダかアラブ首長国連邦のワークスペースでは、Space自体がまだ「近日提供」の扱いです。

2026年10月17日時点の公式資料では、Plusは対象外です。Plusへ今後広げる予定も、公式資料には書かれていません。

日本で使える?いつから?Webとデスクトップアプリで順次提供

提供はリリースノートの日付である2026年10月16日から順次始まっていますが、日本で使えるかどうかは公式資料で確認できませんでした。

リリースノートとSpaceのヘルプには、日本を対象から外すという記載はありません。一方で、提供地域の一覧もなく、日本で使えると明記した資料も見つかりませんでした。このため、この記事では日本での提供を「未確認」とします。対象のプランを契約している人は、Workの画面でスライドを頼めるかを実際に確かめるのが確実です。

使える端末は、リリースノートではWebとデスクトップアプリです。Spaceのヘルプによると、スマートフォンのアプリではページを探して読み、共有できますが、編集はできません。スライドの作成と編集は、パソコンで行う前提で考えておくとよいでしょう。

ChatGPT Slidesの上限と料金は?専用の回数制限は記載なし

Slidesを作れる回数や枚数の上限は、2026年10月17日時点の公式資料に書かれていません。Slidesだけの追加料金も、公式資料には書かれていません。

Slidesは、ChatGPTのWorkで「Spaceにプレゼンテーションを作って」と頼んで始めます。Workは、長い作業や資料の作成に向いたChatGPTのモードです。Workのヘルプには、WorkはCodexと同じ利用枠の仕組みで、使う量は作業の内容によって変わると書かれています。スライドの作成もWorkの利用枠を使うと考えられますが、Slidesとしての消費量は公式に示されていません。

個人向けのProは3つの料金から選びます。Proのヘルプに載っている月額は次のとおりです。

スクロールできます
プラン月額(米ドル)利用枠の違い
Pro 100100ドル3つの中で最も少ない
Pro 200200ドルPro 100より多い
Pro 500500ドル3つの中で最も多い。Ultrafastを使える
2026年10月17日に「About ChatGPT Pro tiers」で確認。Business・Enterpriseの料金は法人向けの料金ページや営業窓口で確認してください。

Proのヘルプによると、含まれる利用枠を使い切ったあとは、クレジットを買って続けられる機能があります。対象はCodex、Work、ChatGPT for Word・Excel・PowerPointで、使えるかどうかはプランとアカウントによります。日本円での請求額は、申込み画面で確かめてください。

ChatGPT Slidesの始め方と使い方の流れ

Slidesは、WorkでChatGPTに頼むところから始まります。リリースノートとSpaceのヘルプをもとに、流れを順に並べました。手順は公式資料をもとにした整理で、画面の名前は環境によって違う場合があります。

  1. Webかデスクトップアプリで、ChatGPTのWorkを開く。
  2. 会議メモや資料のファイルを添付し、「この内容でSpaceにプレゼンテーションを作って」のように頼む。見本にしたいスライドがあれば一緒に渡す。
  3. できたスライドを開き、文字や画像を自分で直すか、ChatGPTに直してほしい点を伝える。
  4. 一緒に仕上げる人がいれば招待し、コメントで修正点をやり取りする。
  5. ChatGPTから発表するか、PowerPoint・PDF・Googleスライドに書き出す。

頼み方の例を挙げます。筆者が考えた例で、実際に試した結果ではありません。

頼み方の例

添付した会議メモから、部長向けの報告スライドを8枚でSpaceに作ってください。1枚目は結論、最後の1枚は次にやることにしてください。数字は会議メモにあるものだけを使ってください。

ChatGPTに仕事の文章や議事録をどう頼むかは、ChatGPTを仕事で活用する例の記事にまとめています。読んでいただくと、スライドの元になる会議メモや報告文をChatGPTで整える方法が分かります。

無料・Go・Plusでスライドを作るには?PowerPoint用の拡張機能とWork

Slidesの対象外のプランでは、PowerPointに入れるChatGPTの拡張機能が代わりの候補です。スライドの下書きや手直しを、PowerPointの画面の中で頼めます。

ChatGPT for PowerPointは、PowerPointの画面の横に表示されるChatGPTです。ヘルプによると、メモや資料から最初の下書きを作る、既存の資料にスライドを足す、話の流れを見直すといった作業に使えます。提供先は無料・Go・Plus・Pro・Business・Enterpriseなどで、提供地域は「globally」、つまり全世界とされています。利用量は、無料とGoには上限があり、Plus・Pro・Businessはプランのエージェント系の利用上限の範囲内です。

  1. Microsoft PowerPointを開き、[ホーム]の[アドイン]を選ぶ。
  2. 「ChatGPT」を検索して追加する。
  3. リボンからChatGPTを開き、ChatGPTのアカウントでサインインする。

拡張機能はPowerPointの中で動くため、PowerPointを使える環境が別に必要です。Slidesとは違い、Spaceでの共同編集やGoogleスライドへの書き出しは、ヘルプに書かれていません。

Workで頼む方法もあります。Workのヘルプは、Workの用途として文書・表計算・プレゼンテーション・レポートの作成を挙げています。料金ページでは、無料版とGoのWorkは「制限あり(デスクトップアプリ)」、Plusは「デスクトップ、Web、モバイル」です。ただし、Space上で編集・共有できるのはSlidesの対象プランだけです。Slidesの対象外のプランでWorkにプレゼンテーションを頼んだとき、どの形式で受け取れるかは、公式資料に書かれていません。

Microsoft側のCopilotでPowerPointの資料を作る方法も考えられます。無料のCopilotとMicrosoft 365のプランで使える範囲は、Copilotの料金と上限の記事を読んでいただくと比べられます。

ChatGPT Slidesを使う前の注意点と、向かない人

Slidesで作った資料の数字や名前は、共有する前に自分で確かめてください。共同編集では、相手の設定しだいで資料の内容が学習に使われる場合がある点にも注意してください。

数字や名前は自分で確かめる

Spaceのヘルプは、使う前や共有する前に名前・日付・計算・出典を確かめるよう案内しています。ChatGPT for PowerPointのヘルプも、出力が不完全だったり誤っていたりする場合があるとしています。

共同編集する相手の設定にも注意する

Spaceで共同編集する人は、それぞれ自分のChatGPTを使う仕組みです。相手の学習設定がオンなら、共有した内容が相手の操作を通じて学習に使われる場合があります。BusinessとEnterpriseのデータは、初期設定では学習に使われません。Slides専用のデータの説明は未確認なので、ここではSpaceのヘルプの内容を書いています。

デザインが好みに合わない場合がある

ChatGPT for PowerPointのヘルプは、既存のテンプレートに沿うよう設計されているものの、好みのスタイルに合うとは限らないとしています。Slidesの書き出し後の見た目は、公式資料では確認できませんでした。

月に数枚の資料を作るだけの人や、PowerPointをすでに使っている人は、Slidesのために有料プランを上げる必要は小さいというのが筆者の見方です。拡張機能やWorkで足りるかを先に試し、チームでの共同編集が必要になってからProやBusinessを検討する順番をおすすめします。

資料づくりのAI活用を基礎から学びたい人へ

Slidesに頼んでも、伝わる構成や数字の確かめ方は自分で判断する場面が残ります。PowerPointの操作と生成AIの使い方を一緒に学びたい人には、パソコン教室の講座も選択肢の一つです。Winスクールには、PowerPointの基礎から生成AIで構成案や原稿を作るまでを扱うコースがあり、内容と料金は次の記事で整理しています。

ほかのスクールとも料金や学び方を比べたい人は、生成AIスクールを料金・学べる範囲・無料相談の有無で比べた記事を読んでいただくと、自分に合う学び方を選びやすくなります。

まとめ:ChatGPT SlidesはPro・Business・Enterpriseで使える

  • ChatGPT Slidesは2026年10月16日付で発表され、Spaceを使えるPro・Business・Enterpriseへ、Webとデスクトップアプリで順次提供されています。
  • 無料・Go・Plusは対象外です。PowerPoint用の拡張機能なら、無料とGoでも上限の範囲で使えます。
  • WebではPowerPoint・PDF・Googleスライドに書き出せます。Slides専用の回数上限と日本での提供は、公式資料で確認できませんでした。

資料づくりのAI活用を講座で身につけたい人は、Winスクールの生成AI講座の記事を読んでいただくと、PowerPoint×生成AIのコースの時間と料金を確かめられます。

参考にした公式資料

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