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HTMLとCSSを1周し、模写をして、ポートフォリオサイトも手元で形になった。そこで「次はJavaScriptか、WordPressか」「このまま独学で進めるか、そろそろスクールに通うか」と手が止まっていないでしょうか。スクールの広告を見ると料金は数万円から数十万円まで幅があり、何を基準に決めればよいかも分かりにくいところです。
次に学ぶことが決まっていて、エラーを自分で調べながら進められるなら、独学を続けて問題ありません。スクールが候補になるのは、就職・転職のように期限のある目標がある人、質問できる相手がいないと止まってしまう人、学ぶ順番を自分で組み立てるのが難しい人です。スクールを検討する場合は、申し込む前に無料カウンセリングで「ロードマップで学んだ範囲を飛ばして、次の講座から始められるか」と「総額と支払い時期」を確かめると、払い直しや想定外の出費を避けやすくなります。この記事では、ロードマップの次に進む方向、独学で使える公式の無料資料、Winスクールの講座と料金の出し方、無料カウンセリングで聞くことをまとめます。
情報確認日:2026年9月24日。Winスクールの公式サイト(講座ページ・よくある質問・カウンセリングの案内)と、MDN・WordPress.org などの公式の学習資料をもとに、独学とスクールの選び方について筆者の見方をまとめた解説です。
- Winスクールの受講費用は講座ごとに決まっていて、入学金・受講料・教材費の合計です。この記事の金額は、各講座ページに表示された税込の受講費用(入学金・教材費を含む)です。
- 支払いは先払いで、教室で受ける場合は初回受講日の当日、オンラインで受ける場合は初回受講日の5日前が期日です。
- 授業はスクールが用意したテキストに沿って進みます。よくある質問には「持ち込み課題への個別指導は行っておりません」とあり、自作のポートフォリオを見てもらう場としては使えません。
- 無料カウンセリング・受講相談は約1時間です。最後に見積書(概要書面)を受け取り、持ち帰って検討できると案内されています。
ロードマップを終えたら、次は何を学ぶ?

独学ロードマップは、最終的にWordPressでサイトを作ることを目標に、HTML/CSSとレスポンシブ(第1回)、サイト模写(第2回)、ポートフォリオ制作(第3回)までを扱いました。第3回の到達点は、1ページ構成のポートフォリオを自分のパソコンの中で作り終えるところです。その先に進む方向は、筆者の提案では次の3つです。
- ポートフォリオを公開する。手元で完成したサイトをインターネットに出し、人に見せられる状態にします。HTMLとCSSだけのサイトならGitHub Pages、WordPressで作ったならレンタルサーバーと独自ドメイン、という分かれ方は第3回の最後で触れました。
- JavaScriptを素の書き方で学ぶ。第2回ではスマートフォンのメニューやスライドショーのような動きの入口だけを扱いました。変数・条件分岐・関数・イベントを自分で書けるようにすると、模写で「見本と完全に同じ動きにならなくても、同じ役割を果たせば十分」と割り切った部分を埋められます。
- WordPressのテーマとPHPに進む。ロードマップの最終目標です。管理画面から記事や実績を増やせるサイトを作るには、テーマの仕組みと、テーマを書くためのPHPが必要になります。
Web制作の仕事に就きたい人は、1をまず済ませてから2と3に進むと、学んだことを公開中のポートフォリオに足していけます。自分や知人のサイトを作りたい人は、3から入っても困りません。どれから進むかが決まっていれば、次の章の無料資料で独学を続けられます。
ポートフォリオサイトをGitHub Pagesとレンタルサーバーのどちらで公開するかと、その手順を知りたい方は、次の記事で確認できます。

独学で続けるなら、何を使う?
ロードマップと同じく、教材を1周したら作るものに移る、分からないところはAIに理由を説明させて自分の手で直す、という進め方はここから先も変わりません。次の段階で使える公式の資料は次のとおりです(2026年9月24日に各ページを確認)。
- JavaScript:MDNの「JavaScript による動的スクリプティング」(日本語)。言語の基本要素を順番に学び、最後に画像ギャラリーを作る課題で理解を確かめる構成です。MDNのウェブ開発の学習には、単一の機能を確かめる確認テストも用意されています。
- WordPress:Learn WordPress。WordPress.orgの無料の学習サイトで、テーマ開発に進むなら「Beginner WordPress Developer」(9時間・59レッスン)が入口です。コース一覧の言語は英語・イタリア語・ポーランド語で、日本語のコースは一覧にありません。テーマの仕様は英語のTheme Handbookで確かめます。
- PHP:PHPマニュアル(日本語)。WordPressのテーマに出てくる関数や書き方を調べるときの一次資料です。
英語の資料は、ブラウザの翻訳機能やAIに要点を訳してもらえば読み進められます。ただ、ここから先は日本語でまとまった入門資料が少なくなり、エラーの原因を調べる時間も増えます。独学で止まりやすいのはこの段階だというのが筆者の見方です。エディタの中でAIに補助させる方法は、次の記事を読んでいただくと、無料プランでできることと上限が分かります。

独学で足りる人、スクールが候補になる人は?
ここまでの内容から、筆者は次のように整理しています。
独学で足りる人
- ロードマップを自分のペースで最後まで進められた
- 次に作るもの(公開したポートフォリオ、WordPressのテーマ、JavaScriptで動く部品など)が決まっている
- エラーが出たとき、検証ツール・公式資料・AIへの質問で原因を探せる
- いつまでに仕事にする、という期限がない
スクールが候補になる人
- 就職・転職など、期限のある目標がある
- ロードマップの途中で何度も止まり、質問できる相手がいれば進めたと感じている
- JavaScript・PHP・WordPressのどれから、どの順番で学べばよいか自分で決めきれない
- 決まった日時に教室へ行く、講師に進み具合を見てもらう、といった外からの区切りがあるほうが続く
まず次に作るものを1つ決め、無料の資料で2〜3週間進めてみてください。止まった理由が「調べれば分かるが時間がかかる」なら独学を続け、「何を調べればよいかも分からない」「一人だと手をつけなくなる」ならスクールで相談する価値があります。止まる理由によって、必要なものが変わります。
Winスクールの料金の出し方と、ロードマップの次に当たる講座
Winスクールは、全国の教室とオンラインで個別指導の授業を行うパソコン・ITスクールです。講師1人につき平均3名(最大5名まで)の受講生を指導する形で、決まった開講日に集まるのではなく、自分の予定に合わせて授業を予約します。月額で通い放題になる形ではなく、講座ごとに受講費用が決まっていて、受講費用は入学金・受講料・教材費の合計です。公式サイトの支払いの案内では、これ以外にかかる費用は原則ないと説明されています。
WebプログラミングとWordPressの講座
ロードマップの次に当たる講座を、公式の講座ページから抜き出しました。JavaScript・WordPress・PHPの講座ページには、HTML・CSSの講座を修了した人か、同程度の知識を持つ人が対象と書かれています。
| 講座 | 主な内容と対象 | 授業時間と受講期限 | 受講費用(税込、入学金・教材費込み) |
|---|---|---|---|
| JavaScriptプログラミング | HTML・CSSコーディング講座の修了者または同程度の知識がある人が対象 | 90分×10回(15時間)、2ヶ月 | 117,700円 |
| WordPressテーマ&プラグイン実践 | WordPressのインストール、テーマのカスタマイズ、プラグインの活用。HTML・CSSの講座の修了者か同程度の知識がある人が対象 | 90分×14回(21時間)、2ヶ月 | 133,100円 |
| PHPプログラミング | HTML・CSSの講座の修了者か同程度の知識がある人が対象 | 90分×14回(21時間)、2ヶ月 | 165,000円 |
| WEBクリエイター(Webエンジニア就職・転職パッケージ) | HTML・CSS、JavaScript & jQuery、Git、データベース & SQL、ネットワーク・サーバーをまとめて学ぶ。未経験からWebエンジニアへの就職・転職を目指す人向け | 90分×44回(66時間)、7ヶ月 | 333,300円 |
表の授業時間と受講期限は、教室で受ける形の表示です。WordPressテーマ&プラグイン実践とPHPプログラミングの講座ページでは、オンラインで受ける形として「トリニティレッスン」(受講費用は同じで、学習期間4週間、講師とのマンツーマンレッスン4回に、キャリアコーチとの面談と24時間のAIサポートが付く形。学習の目安は1日30分〜1時間)が別に案内されています。オンラインで受けたい場合は、どちらの形になるのかをカウンセリングで確かめてください。
就職・転職向けのパッケージにはHTML・CSSの講座も含まれています。HTML・CSSの入門講座(Webサイト制作〔HTML&CSS・レスポンシブデザイン〕講座)は単体で税込239,800円・30時間なので、ロードマップで学んだ範囲をもう一度スクールで受け直すかどうかで、総額が大きく変わります。単体の講座から始められるのか、パッケージにしたほうがよいのかは、次の章のカウンセリングで確かめる項目です。
PythonとAIの講座もある
Web制作から少し外れますが、PythonとAI関連の講座も公式サイトで確認できました。
| 講座 | 主な内容と対象 | 授業時間と受講期限 | 受講費用(税込、入学金・教材費込み) |
|---|---|---|---|
| Pythonプログラミング | Pythonの基本文法からライブラリの利用、ファイル入出力、Webからの情報取得まで。まずはプログラミング言語を身につけたい人にもおすすめと案内 | 90分×24回(36時間)、3ヶ月 | 242,000円 |
| GitHub Copilot マスター講座(2026年8月新規開講) | Copilot Chat、Custom Instructions、Agentを使った実装、差分の検証、テストを起点にした品質の確かめ方。プログラミング言語(Java、Python、JavaScript等)の学習経験がある人が対象 | 90分×9回(13.5時間)、2ヶ月 | 122,100円 |
| 生成AI(ChatGPT・Copilot) | 生成AIの仕組み、プロンプトの基礎、セキュリティ、ChatGPTとCopilot in Windowsの使い方 | 90分×3回(4.5時間)、1ヶ月 | 40,700円 |
GitHub Copilotの講座は、AIに丸投げせず、指示と検証を自分で行う使い方を扱うと説明されています。ロードマップで「AIには作らせるのではなく説明させる」と書いた考え方と同じ方向です。JavaScriptかPHPを学んだあとの選択肢として覚えておくとよいでしょう。
授業の受け方と、申込みから受講開始まで
- 教室とオンライン:よくある質問では、受講内容や指導方法に大きな違いはないと説明されていて、申込み後に手続きをすれば切り替えや併用もできます。ただし、上で触れたとおり、講座によってはオンラインの形が「トリニティレッスン」として別に案内されています。
- 予約:受講生専用ページから予約し、前日までならキャンセルや振り替えができます。当日のキャンセルは1回分を使ったことになります。
- ペース:週2コマ(90分×2回)程度が推奨されていて、週2回以上受ければ受講期限内に修了できると案内されています。
- 開始日:申込み日から、教室なら5日後以降、オンラインなら10日後以降に入学できます。
- パソコン:教室では教室のパソコンとソフトを使います。オンラインでは、必要なソフトが入った専用パソコンを有料で借りる形が基本で(レンタルは初期費用 税込10,780円と、月額 税込10,780円〜)、講座によっては自分のパソコンでも受けられます。
無料カウンセリング・受講相談では何をする?
Winスクールの無料カウンセリング・受講相談は、約1時間です。教室に行く方法と、オンラインで受ける方法があります。公式の案内では、次の流れで進みます。
- 事前に答えるヒアリングシートや質問をもとに、カウンセラーが目的や経験を聞き、受講の仕組みを説明する
- 教室の講師の案内で、実際の授業の様子を見る(オンラインの場合は、資料や実際に使うテキストを画面共有で見ながら説明を受ける)
- 目的に合う学習プランと講座の提案を受け、見積書(概要書面)を受け取る
よくある質問では、その場で入学を強要したり、電話で強引に勧誘したりすることはないと書かれていて、見積書を持ち帰って検討できます。申し込むときは、見積書に載っているURLからWebで手続きします。家族や友人と一緒に参加することもできます。
無料カウンセリングで確かめたいこと
約1時間のうちに聞き漏らさないよう、ロードマップを終えた人が確かめておきたいことを筆者がまとめました。メモにしてそのまま持っていくと話が早く進みます。
- HTML・CSSの講座を飛ばせるか。ロードマップで作ったポートフォリオやコードを見せて、JavaScript・WordPress・PHPの講座の対象になる「同程度の知識」に当たるかを聞きます。飛ばせるかどうかで総額が大きく変わります。
- 複数の講座を組み合わせたときの総額。各講座ページの受講費用には入学金が含まれています。公式サイトには講座をセットにしたコースも載っていて、その表示では入学金は1回分ですが、自分で選んだ組み合わせで2つ目の講座にも入学金がかかるのか、セットのコースにすると安くなるのかを、見積書で確かめます。
- 受講期限と、自分の予定で通えるか。この記事で挙げた単体の講座は1〜3ヶ月、パッケージは7ヶ月の受講期限があり、週2コマが目安です。仕事や学校と両立できる時間帯に空きがあるか、教室ごとの開講状況を聞きます。
- オンラインで自分のパソコンを使えるか。講座によって違うため、希望する講座で自分のパソコンを使えるか、専用パソコンのレンタル(有料)が必要かを確かめます。
- 自分の作品をどこまで見てもらえるか。持ち込み課題への個別指導はないと案内されています。テキストの課題の範囲で何を見てもらえるのか、ポートフォリオ制作のサポートがどの講座に含まれるのかを聞きます。
- 支払い時期と方法。先払いで、教室は初回受講日の当日、オンラインは初回受講日の5日前が期日です。分割にする場合は、回数によって手数料がかかるかを確かめます(公式の案内では、提携の分割払いは12回までが金利手数料0円、18〜36回は実質年利5.9%)。
- 解約とクーリングオフの条件。よくある質問では「可能」とだけあり、詳しくはカウンセリングで確認するよう案内されています。途中でやめたときにいくら戻るのか、見積書(概要書面)のどこに書かれているのかを、申し込む前に聞いておきます。
聞いた結果、独学で十分だと思えたなら、それも一つの答えです。スクールに通う理由がはっきりしたときに、申し込めば間に合います。
ほかのスクールと比べるとき
プログラミングスクールには、Winスクールのように教室とオンラインで個別指導を行うところのほかに、オンラインだけで学ぶ形のスクールもあります。たとえば忍者CODEは、公式サイトで無料のメンター相談、チャットでの質問、買い切り型の独学コースを案内しています。どのスクールを比べる場合も、上の7項目(前提知識の扱い、総額、期限、使うパソコン、作品を見てもらえる範囲、支払い、解約)を同じように聞くと、料金の出し方が違っても比べやすくなります。
Winスクールは、JavaScript・WordPress・PHP・Pythonなどの講座を用意し、全国の教室とオンラインで個別指導を行うスクールです(オンラインで受けられるかは講座ごとに確認が必要です)。無料カウンセリング・受講相談(約1時間)では、目的と経験を伝えたうえで、講座の提案と見積書(概要書面)を受け取れます。
- 受講費用は講座ごとで、入学金・受講料・教材費の合計です(例:JavaScriptプログラミング 税込117,700円、WordPressテーマ&プラグイン実践 税込133,100円)。
- 支払いは先払いです(教室は初回受講日の当日、オンラインは初回受講日の5日前)。この記事で挙げた単体の講座には1〜3ヶ月の受講期限があります。
- 持ち込み課題への個別指導は行っていないと案内されています。
料金・条件は2026年9月24日に公式サイトで確認した内容です。申込み前に最新の表示を確認してください。
次に読む記事
ロードマップをまだ最後まで進めていない方は、独学ロードマップ 第1回【HTML/CSS/レスポンシブ編】から順に読んでいただくと、スクールの講座ページにある「HTML・CSSの講座の修了者か同程度の知識」に当たる範囲を、無料と低額の教材で身につける手順が分かります。基礎のあとで手が止まっている方は、第2回【サイト模写編】を読んでいただくと、改造から模写へ進む6ステップと、この段階でのAIの使い方が分かります。
ポートフォリオがまだ手元で完成していない方は、第3回【ポートフォリオ作成編】を読んでいただくと、1ページに載せる内容と、公開の選択肢(GitHub Pagesとレンタルサーバー)が分かります。スクールのカウンセリングに作品を持っていく前に仕上げておくと、「同程度の知識」があるかを判断してもらいやすくなります。
ターミナルからAIにコードを書かせる道具にも興味がある方は、Claude Codeの解説記事を読んでいただくと、できることと料金、作ったコードの扱いが分かります。プログラミングと並行して生成AIの使い方そのものを学びたい方は、生成AIの勉強方法の記事を読んでいただくと、独学で進める順番と、本・動画・無料講座・スクールの使い分けが分かります。
参考にした公式資料
- Winスクール:無料カウンセリング・受講相談のご案内
- Winスクール:ご入学までの流れ・お支払い方法
- Winスクール:よくあるご質問(FAQ)
- Winスクール:WEBデザイン・WEBプログラミングコース
- Winスクール:JavaScriptプログラミング
- Winスクール:WordPressテーマ&プラグイン実践
- Winスクール:PHPプログラミング
- Winスクール:Webサイト制作(HTML&CSS・レスポンシブデザイン)
- Winスクール:Webエンジニアの就職・転職におすすめのコース
- Winスクール:Pythonプログラミング
- Winスクール:GitHub Copilot マスター講座
- Winスクール:生成AI(ChatGPT・Copilot)
- MDN:ウェブ開発の学習
- Learn WordPress:Courses
