OpenClawをXServer VPSで動かす手順。アプリイメージの入れ方と安全対策、新規受付停止中にいま始める方法

左に「OpenClaw×VPS」「XServerで動かすには?」の見出しと「手順・無料VPSの制限・安全対策」の帯、右にサーバーラックの横に立つロブスター形のロボット、吹き出しが並ぶスマートフォンと点線でつながるサーバー、鍵の付いた盾のイラスト。OpenClawをXServer VPSで動かす手順と、無料VPSの制限、安全対策を解説する記事のサムネイル。画像内の文字:OpenClaw×VPS XServerで動かすには? 手順・無料VPSの制限・安全対策

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OpenClawを24時間動かしておきたいものの、自分のパソコンに入れっぱなしにするのは不安だという人がいます。XServer VPSにOpenClawのアプリイメージがあると知っても、どのプランを選ぶか、無料VPSで足りるか、APIキーをサーバーに置いて大丈夫かで迷うはずです。この記事は、その3つの疑問に手順と合わせて答える解説です。

XServer VPSでは、申込み時にアプリイメージ「OpenClaw」を選ぶと、サーバーにOpenClawが自動で入ります。そのあと openclaw onboard --install-daemon を実行し、AIサービスのAPIキーとDiscordなどのチャットをつなげば使い始められます。ただしXServer VPSは2026年9月17日から全プランの新規受付を止めており、2026年10月1日時点でも再開していません。無料VPSも2026年7月10日から新規受付を止めています。いま申し込めるのは、XServer VPSをすでに契約している人の追加申込みだけです。これから新しく始める人は、再開を待つか、別のVPSにOpenClawの公式手順で入れる形になります。

情報確認日:2026年10月1日(申込み状況と料金は変わるため、申し込む前に公式サイトで確認してください)

XServer VPSの公式マニュアル・お知らせ・料金ページと、OpenClawの公式ドキュメントをまとめた解説です。画面の名前やコマンドは、公式マニュアルに載っているものをそのまま使っています。

先に押さえる条件
  • XServer VPSの新規受付は2026年9月17日から一時停止中です。公式のお知らせでは再開は2026年11月中の予定です。契約中の人は、XServerアカウントの「追加申し込み」から新しいVPSを申し込めます。
  • 無料VPSは新規受付を停止しています。利用中の人も最大24時間ごとにコントロールパネルから契約を更新する必要があり、更新を自動化するスクリプトやボットの利用は不正行為とされています。
  • OpenClaw本体に有料プランはありません。つなぐAIサービス(OpenAIなど)のAPI利用料は、そのサービスから別に請求されます。
  • OpenClawは、サーバー上でファイル操作やコマンド実行を行うAIエージェントです。パケットフィルターをONにし、ダッシュボードをインターネットに直接公開しないという公式の注意を守ってください。
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目次

OpenClawとは?VPSで動かすと何が変わる?

OpenClawは、自分のパソコンやサーバーで動かすオープンソースのAIアシスタントです。公式ドキュメントによると、Discord・Telegram・Slack・WhatsAppなどのチャットアプリとAIエージェントをつなぐ「Gateway」を、自分の機械で動かす仕組みです。開発は非営利団体のOpenClaw Foundationが担い、公式サイトには「No subscription. No hosted tier.」とあります。OpenClaw自体に有料プランはありません。

XServer VPSのマニュアルは、OpenClawを「DiscordやTelegramなどのチャットから指示を出すことで、サーバー内のファイル操作やコマンド実行などをAIに代行させることができる」ツールと紹介しています。使い方の例は、ログや稼働状況をチャットで受け取る、外出先のスマートフォンからサービスの再起動などを指示する、決まった時間に処理を動かして結果の要約を受け取る、の3つです。

自分のパソコンとVPSのどちらで動かすかについて、OpenClawの公式FAQは、24時間安定して動かしたいならVPS、スリープや再起動で止まってもよいならローカルと整理しています。VPSは常に動いていて通信も安定します。その代わり画面のない環境になり、ファイルは遠隔で操作し、アップデートにはSSH接続が必要です。XServer VPSのマニュアルも、VPSで動かせば「利用者のPC環境に影響を与えず」に常時稼働する作業環境にできると説明しています。

XServer VPSで使うには何が必要?

XServer VPSのOpenClawマニュアルは、事前に次の3つを用意するよう案内しています。マニュアルの例は、OpenAIのAPIキーとDiscordを使う構成です。

準備するもの内容
VPSアプリイメージ「OpenClaw」を入れたXServer VPS(下の「申込み状況」を参照)
AIサービスのAPIキーOpenAIやGoogleなど、使いたいAIサービスのアカウントと、そこで発行したAPIキー(またはOAuth認証情報)
チャットのBotとトークンDiscordやTelegramのアカウントと、OpenClawと連携するBot、発行されたトークン。Discordの場合はBotを追加するDiscordサーバーも必要

サーバーの大きさについて、OpenClawの公式FAQは最低限を「1 vCPU・メモリ1GB・ディスク約500MB」、余裕を持たせる推奨を「1〜2 vCPU・メモリ2GB以上」としています。ツールやブラウザ操作の自動化を使うと、メモリの使用量が増える場合があるとの注意付きです。OSはUbuntu LTSが最もよく試されている環境で、XServer VPSのOpenClawアプリイメージもUbuntu 24.04をもとに作られています。

XServer VPSのプランは、2026年10月1日時点で2GB・4GB・8GB・16GB・32GB・64GBの6つです。2GBプランは2026年7月14日から新規受付を止めているため、追加申込みで選べるのは4GB以上と考えておくのが安全です。4GBプランは4コア・メモリ4GB・NVMe SSD 150GBで、公式FAQの推奨であるメモリ2GB以上を満たします。

2026年10月1日時点の申込み状況:新規受付と無料VPSは止まっている

OpenClawのアプリイメージは2026年2月6日に追加されました。その後XServer VPSは、サーバー機器の調達コストの高騰と申込みの増加を理由に、受付を段階的に止めています。お知らせの内容を日付順に並べると次のとおりです。

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日付対象内容
2026年2月6日アプリイメージ「OpenClaw」を追加
2026年7月10日無料VPS(2GB・4GB)新規受付を一時停止。利用中の人への影響はなし
2026年7月14日有料の2GBプラン新規受付を一時停止。4GB以上の「メモリ無料増設」の新規提供も終了
2026年7月22日無料VPS利用期間を最大24時間に短縮。更新できるのは残り12時間になってから
2026年9月17日XServer VPSの全プラン新規受付を一時停止。契約中の人は追加で申し込める。再開は2026年11月中の予定

2026年10月1日時点で、お知らせの一覧に受付再開の案内はまだ出ていません。アプリイメージからOpenClawを入れられるのは、XServer VPSをすでに契約している人です。新しくVPSを借りる人に向けて、XServerは2026年8月31日に始めた別サービス「XServer VPS クラウド」を案内しています。XServer VPS クラウドのセットアップスクリプト一覧にOpenClawはないため、使う場合は自分で入れます。入れ方は記事後半の「いま新しく始めるなら」の節にまとめました。

XServer VPSでOpenClawを動かす手順

中央に扉を閉じた盾のようなサーバー、そこへ手元のノートパソコンから細いトンネルの線が一本だけつながり、吹き出しを表示したスマートフォンが点線でサーバーとつながっているイラスト。チャットで指示し、管理画面はSSHトンネルだけで開くOpenClawの構成のイメージ。

ここからは、XServer VPSの公式マニュアル「OpenClawアプリイメージを利用する」に沿った流れです。2026年10月1日時点では、契約中の人が追加申込みをする場合と、新規受付が再開した後に使える手順になります。OpenClawの更新で画面や手順が変わる場合があるとマニュアルにも書かれているので、作業前に同じページを開いて照らし合わせてください。

1. アプリイメージ「OpenClaw」でVPSを用意する

  1. XServerアカウントにログインし、「追加申し込み」をクリックします。
  2. 「イメージタイプ」の「アプリケーション」タブから「OpenClaw」をクリックします。
  3. 申込みと支払いを完了すると、サーバーへ自動でインストールされます。

使っているVPSにOpenClawを入れる方法として、マニュアルは「OS再インストール」を案内しています。OS再インストールを行うと設定が初期化され、そのサーバーのデータは削除されます。ほかの用途で使っているVPSなら、必要なデータを先にバックアップしてください。

2. パケットフィルターを「ON」のままにする

OpenClawを使うために特定のポートを開ける必要はありません。マニュアルはVPSパネルの「パケットフィルター設定」を「ONにする(推奨)」にするよう案内しています。開けるとすれば、次のSSH用の1つだけです。

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用途ポート必要になる場面
SSH(任意)TCP 22Tera TermなどのSSHクライアントでサーバーに接続するとき。ダッシュボードにSSHトンネル経由でアクセスするとき

OpenClaw追加時のお知らせによると、パケットフィルターは標準で「ON」になっています。お知らせは設定を変えないよう求め、必要なときだけポートを開けて作業が終われば閉じる運用を「最も安全」としています。

3. APIキーとDiscordのBotを用意する

APIキーの発行方法は、使うAIサービスの公式ドキュメントのとおりです。DiscordのBotは、マニュアルでは次の流れで作っています。Discord側の画面は更新で変わる場合があります。

  1. Discord Developer Portalの「Applications」で「New Application」をクリックし、名前を入れて「Create」をクリックします。
  2. 左の「Bot」メニューで「Reset Token」を押し、表示されたトークンを控えます。このトークンは第三者と共有しないでください。
  3. 「Privileged Gateway Intents」の「Message Content Intent」をONにし、「Save Changes」をクリックします。
  4. 「OAuth2」の「OAuth2 URL Generator」でbotにチェックを入れ、表示されたURLを開いて、Botを招待するDiscordサーバーを選んで認証します。

アプリイメージの前提は、rootユーザーでOpenClawを使うことです。別のユーザーで動かしたい場合は、マニュアルの「root以外のユーザーでOpenClawを利用する場合」に、ユーザーの作成からNode.jsとOpenClawのインストールまでの手順が載っています。

4. openclaw onboard で初期設定をする

SSH、またはVPSパネルの「コンソール」からVPSにログインし、次のコマンドを実行します。

openclaw onboard --install-daemon

設定は画面の質問に答えていく形式です。マニュアルで選んでいる内容は次のとおりです。

  1. セキュリティに関する注意画面を読み、「Yes」を選びます。
  2. 設定方法は「QuickStart」を選びます。詳しい設定は後から変えられます。
  3. LLMプロバイダーと認証方式を選び、APIキーを入力して、使うモデルを選びます。
  4. チャットプラットフォームで「Discord」を選び、Botのトークンを入力します。
  5. 使うチャンネルを限定するかどうかで「Yes」を選び、「Allowlist」で「サーバー名/チャンネル名」の形式で対象チャンネルを入力します。
  6. スキル設定は「No」、初回起動時の初期設定(Hatch)は「Do this later」、タブ補完は「Yes」を選びます。

チャンネルの設定で「Open (allow all channels)」を選ぶと、すべてのチャンネルでBotとやり取りできる状態になります。運用中のDiscordサーバーや、ほかの人も参加しているサーバーにBotを入れる場合、マニュアルは「Allowlist」を推奨しています。Allowlistを使えば反応するチャンネルを限定でき、意図しない場所での動作や誤操作を防げるからです。

5. Discordから話しかけて、ペアリングを承認する

追加したBotにメンションしてメッセージを送ると、やり取りを始められます。初回はDiscord側に「Pairing Code」が表示され、承認が必要になる場合があります。そのときはVPSで次のコマンドを実行し、[code] の部分に表示されたコードを入れてください。

openclaw pairing approve discord [code]

ダッシュボードはSSHトンネル経由で開く

ブラウザの管理画面であるダッシュボードを使う場合も、ポートを新しく開ける必要はありません。マニュアルは、SSHの22番ポートだけを開けた状態で、ポート転送(SSHトンネル)を使う方法を案内しています。パスワード認証の場合は、手元のパソコンから次のように接続します。

ssh -L 18789:localhost:18789 "ユーザー名"@"VPSホスト"

接続した状態でVPS上で openclaw dashboard を実行し、「Dashboard URL:」に表示されたURLをブラウザで開くとダッシュボードが表示されます。Tera TermやRLoginでポート転送を設定する方法もマニュアルに載っています。申込みやOS再インストールのときにSSH Keyを指定した場合は、仕様上パスワード認証が無効になるため、鍵ファイルを指定して接続してください。

XServer VPSのアプリイメージにはDifyもあります。DifyをXServer VPSで動かす手順と、Difyに必要なメモリを知りたい方は、次の記事がプラン選びまでの参考になるはずです。

VPSでAIエージェントを動かすときのセキュリティ

OpenClawはサーバー上でコマンドを実行できるため、設定に不備があると第三者に操作される危険があります。XServer VPSのお知らせは、Webの管理画面を持つ特性上「設定に不備があると、第三者から不正操作されるリスクを常に抱えています」と書いています。公式の注意を、利用者がやることの形にまとめました。

  • パケットフィルターをONのままにする:開けるのは必要なときのSSH(22番)だけにし、作業が終わったら閉じる運用を、XServer VPSは最も安全としています。
  • ダッシュボードをインターネットに直接公開しない:SSHトンネルを使えば、公開せずに自分だけが管理画面を操作できます(XServer VPS)。OpenClawの公式ドキュメントも、通常のインストールではGatewayが外から届かないループバックで待ち受けると説明しています。
  • Botのトークンを共有しない:トークンが漏れると、Botを操作される恐れがあります(XServer VPS)。
  • 反応するチャンネルを限定する:ほかの人がいるDiscordサーバーでは「Allowlist」を選びます(XServer VPS)。OpenClawの公式ドキュメントは、1つのGatewayを1つの信頼できる範囲で使う前提で説明しています。
  • APIキーを置く場所の権限を絞る:OpenClawの公式ドキュメントによると、設定ファイルやモデルの認証情報は ~/.openclaw/ の下に保存されます。フォルダは所有者だけが読めるように、ディレクトリを700、ファイルを600にしておくよう書かれています。権限が緩い場合は、openclaw doctor が警告し、権限を絞るよう提案します。
  • 設定のずれを点検する:OpenClawには、よくある危ない設定を調べる openclaw security audit というコマンドがあります。
  • こまめにアップデートする:XServer VPSは2026年3月にOpenClawの緊急性の高い脆弱性について2回お知らせを出しました。2026.2.15未満と2026.3.12未満のバージョンで任意のコマンド実行や管理機能への不正アクセスが起こりうるとして、最新版への更新を求めています。

APIキーの使いすぎにも注意してください。AIサービスの利用料は、APIキーを発行したサービスから請求されます。筆者の提案は、APIキーを発行するサービス側で利用額の上限や通知を設定できるなら、先に設定してからOpenClawにつなぐことです。

無料VPSでできる範囲と、有料プランが要る場面

XServer VPSには、メモリ2GBと4GBのプランを0円で使える「無料VPS」があり、アプリイメージの一覧にはOpenClawも載っています。ただし2026年7月10日から新規受付を止めています。この節は、すでに無料VPSを使っている人と、受付が再開したときに検討したい人に向けた内容です。

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項目無料VPS有料プラン(4GB)
新規受付停止中(2026年7月10日から)停止中(2026年9月17日から。契約者の追加申込みは可)
月額(税込)0円2,640円(1ヶ月契約)〜2,035円(36ヶ月契約)
スペック2GB:2コア・30GB/4GB:3コア・30GB4コア・メモリ4GB・150GB
ネットワーク30Mbps100Mbps
契約の更新コントロールパネルから手動で更新(最大24時間、残り12時間から更新可)。更新しないとサーバーは削除自動更新
イメージ保存なし50GBまで
電話・メールサポートなしあり

無料VPSに向いているのは、OpenClawの初期設定を試す、Discordとの連携を確かめる、といった短時間の検証です。OpenClawをVPSに置く理由の多くは、24時間動かし続けることにあります。無料VPSは最大24時間ごとに手動で更新する必要があり、更新を忘れるとサーバーごと削除されます。更新を自動化するスクリプトやボットの利用は不正行為とされているので、OpenClaw自身に更新をさせることもできません。

筆者の見方では、決まった時間の処理を動かし続けたい場合は有料プランが必要です。毎日の手動更新を忘れて設定や会話の記録ごとサーバーを失うのを避けたい場合、設定後の状態をイメージとして保存したい場合、電話やメールでサポートに相談したい場合も同じです。

有料プランの料金と支払い

XServer VPSの料金は、契約期間が長いほど1か月あたりが安くなります。表示は契約期間分を1か月あたりに換算した金額で、支払いは契約期間分の一括前払いです。初期費用は0円です。

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契約期間4GB(4コア・150GB)8GB(6コア・400GB)
1ヶ月2,640円/月5,280円/月
3ヶ月2,530円/月5,060円/月
6ヶ月2,420円/月4,840円/月
12ヶ月2,200円/月4,400円/月
24ヶ月2,145円/月4,070円/月
36ヶ月2,035円/月3,850円/月

表示価格はすべて税込みで、2026年10月1日に料金ページで確認しました。支払い方法はクレジットカード、あと払い(ペイディ)、プリペイド決済の3つです。プリペイド決済は銀行振込やコンビニ払いでチャージして使います。初めてVPSでOpenClawを動かすなら、まず1ヶ月契約で自分の使い方に足りるかを確かめ、続けると決めてから長い契約に切り替えるのが筆者の提案です。

いま新しく始めるなら:再開を待つか、別のVPSに公式手順で入れる

XServer VPSを契約していない人が2026年10月1日時点で選べる方法は、大きく3つです。

  1. XServer VPSの受付再開を待つ:再開は2026年11月中の予定で、時期が決まり次第お知らせが出ると案内されています。アプリイメージで入れたい人向けです。
  2. XServer VPS クラウドを使う:XServerが新しく契約する人に案内しているクラウド型VPSです。4GBプランはストレージ50GBの場合、1ヶ月契約で月額2,480円、12ヶ月契約で月額2,068円(どちらも税込)です。セットアップスクリプト一覧にOpenClawはないので、Ubuntuを選んでOpenClawの公式インストーラーで入れます。
  3. ほかのVPSを使う:たとえばConoHa VPSには、OpenClawを自動で入れるスタートアップスクリプトがあります。ConoHaの公式ドキュメントでは最小メモリ2GB、推奨4GB以上です。

アプリイメージを使わずに入れる場合、OpenClawの公式サイトはLinux向けに次のインストーラーを案内しています。公式サイトによると、このインストーラーはNode.jsなど必要なものもまとめて入れます。インストール後の安全対策は、この記事のセキュリティの節と同じ考え方で進めてください。パケットフィルターやファイアウォールの設定、ダッシュボードを公開しないこと、APIキーの扱いが対象です。

curl -fsSL https://openclaw.ai/install.sh | bash

常時稼働にこだわらないなら、まず自分のパソコンにOpenClawを入れて試す方法もあります。公式サイトでは、macOS・Windows・Linux向けのデスクトップアプリも配布中です。公式FAQも、スリープや再起動で止まってもよいならローカルで動かす方法を挙げています。

OpenClaw・Difyを動かすVPSについて、XServer VPS・XServer VPS クラウド・ConoHa VPS・さくらのVPSの料金とアプリの自動インストールの違いを知りたい方は、次の記事で比べています。

OpenClawを動かすVPSをいま新しく借りたい人へ(PR)

XServer VPS クラウドは、XServerが2026年8月31日に始めたクラウド型のVPSです。新規受付を止めているXServer VPSの代わりに、新しく始める人へ案内されています。OpenClawのアプリイメージや、OpenClawを自動で入れるセットアップスクリプトはないため、この節で紹介した公式インストーラーで自分で入れます。

  • メモリ4GB(4コア・ストレージ50GB)は、1か月契約で月2,480円、12か月契約で月2,068円(どちらも税込)
  • 契約期間は1か月か12か月から選びます。代金の支払い後は申込みをキャンセルできないと公式に案内されています
  • 2026年10月26日17時までの新規申込みは、初回の契約の利用期間が3か月延長されるキャンペーンの対象です(1か月・12か月契約のVPSが対象。支払い後の返金は不可)。この日時を過ぎた申込みには延長が付きません
  • OpenClawにつなぐAIサービスのAPI利用料は、VPS代とは別にかかります
  • ポートの制限やダッシュボードを公開しない設定など、この記事のセキュリティの節で紹介した対策は自分で行います

料金・条件は2026年10月1日に公式サイトで確認した内容です。申込み前に最新の表示を確認してください。

アップデートとうまく動かないときの確認

アプリイメージで入れたOpenClawは、VPSにログインして次のコマンドでアップデートします。マニュアルは、アップデート後にシステム診断の openclaw doctor を実行するよう推奨しています。

curl -fsSL https://openclaw.ai/install.sh | bash -s -- --no-onboard
openclaw doctor
困っていること確認すること
Botが返事をしないBotにメンションしているか。Allowlistに入れたチャンネルで話しかけているか。初回のPairing Codeを openclaw pairing approve discord [code] で承認したか
ダッシュボードが開かないSSHのポート転送(18789番)をしたまま接続しているか。openclaw dashboard で表示されたURLを開いているか
SSHで接続できないパケットフィルターでSSH(22番)を許可しているか。SSH Keyを指定して申し込んだ場合は、鍵ファイルを指定しているか
設定が正しいか不安openclaw doctor と openclaw security audit を実行して、指摘された項目を確認する

AIエージェントを使いこなしたい人へ

AIにコマンドの実行を任せるとき、どこまで確認なしで任せるかを決める必要があります。この考え方はコーディング用のAIエージェントでも同じです。次の記事を読んでいただくと、エージェントに任せる操作と止める操作の線引きの例が分かります。

サーバーの操作よりも、コードを書く作業をAIに任せたい方は、次の記事を読んでいただくと料金プランと使い始め方が分かります。

参考にした公式資料

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