GPT-6 SolとLunaとは?Astraとの違いと、無料・Go・Plusで使える場所(Chatではまだ使えない)

GPT-6 SolとLunaの対象プランと使える場所を解説する記事のサムネイル。右側に太陽と三日月と小さな星、ノートパソコンの上に浮かぶ文書のカードとコード画面のカードを描いたイラスト。画像内の文字:GPT-6 Sol・Luna/自分のプランで使える?/Astraとの違いと使える場所

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OpenAIが「GPT-6 Sol」と「GPT-6 Luna」を公開したと聞いてChatGPTを開いても、いつもの会話画面のモデル選択には見当たらない。Astraとは何が違うのか、無料プランやGoでも使えるのか、と迷っている方も多いと思います。

GPT-6 SolとGPT-6 Lunaは、2026年9月3日に発表されたGPT-6 Astraと同じ世代の、より安く使える2つのモデルです。使える場所はChatGPTの「Work」と「Codex」で、Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduが対象です。無料プランとGoでは、デスクトップアプリでGPT-6 Lunaだけが使えます。ふだん質問に使う「Chat」ではまだ提供されていないため、いつもの会話画面で探しても出てきません。開発者向けのAPIでは、gpt-6-sol、gpt-6-lunaの名前で使えます。

情報確認日:2026年9月23日

OpenAIの公式発表、公式ヘルプ、API料金ページをまとめた解説です。性能の数値はOpenAIが発表した評価の結果で、筆者が測ったものではありません。

先に押さえる条件
  • 公式発表の日付は2026年9月22日(米国時間)で、公開時刻を日本時間に直すと9月23日の午前6時です。ChatGPTへは当日中に段階的に届ける計画で、見当たらない場合は時間をおいて確かめるよう案内されています。
  • 使える場所はWorkとCodexです。いつもの会話(Chat)では、2026年9月23日の時点で選べません。
  • ChatのInstantやThinkingで動いている「GPT-5.6 Sol」「GPT-5.6 Luna」は、名前が似ていますが今回の「GPT-6 Sol」「GPT-6 Luna」とは別のモデルです。
  • 日本で使えるかについて、公式発表に地域の条件は書かれていません。日本のアカウントで実際に表示されるかは、この記事では確認できていません。
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目次

GPT-6 SolとLunaは何?Astraとどう違う?

机の上のノートパソコンから、星・太陽・三日月の3つの図形へ点線が伸びているイラスト。GPT-6のAstra(星)、Sol(太陽)、Luna(月)の3つのモデルから、作業に合わせて1つを選ぶイメージ。

GPT-6には、2026年9月23日の時点でAstra・Sol・Lunaの3つのモデルがあります。公式発表によると、SolとLunaはAstraと似た方法で学習されていて、Astraで進んだ仕事の処理、事実の正確さ、コーディング、コンピューター操作などの力を、より速く安いモデルに持ち込んだものです。そのうえで発表は、Astraを引き続き「最も良いモデル」とし、最良の結果がほしいときはAstraを選ぶよう書いています。

  • GPT-6 Astra:3つの中で最上位のモデルです。いちばん難しく重要な仕事に向くと位置づけられています。
  • GPT-6 Sol:難しい仕事もこなしつつ、Astraより安く、多くの回数を試せるモデルです。公式発表は、より高い利用上限と低いコストで、やり直しを重ねる余地が増えると説明しています。
  • GPT-6 Luna:3つの中でいちばん安いモデルです。APIの料金はAstraの100分の1です(下の料金の表を参照)。

名前はAstra(星)、Sol(太陽)、Luna(月)と天体でそろえられています。Sol・Luna・Terraという名前はGPT-5.6にもありましたが、今回の2つは新しいGPT-6世代のモデルで、GPT-5.6の同じ名前のモデル(プロモーション価格)と比べてAPIの料金を50%下げたと、OpenAIは説明しています。

自分のプランで使える?Chat・Work・Codexでの対象

公式発表と公式ヘルプの記載を、使う場所ごとにまとめました。Astraの行は、比べるために入れています。

スクロールできます
モデルChat(いつもの会話)Work・Codex無料・Go
GPT-6 Sol未提供Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu記載なし(Lunaのみ)
GPT-6 Luna未提供Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduデスクトップアプリで使える
GPT-6 Astra(比較用)「GPT-6 Pro」としてPro(100ドル・200ドル)・Business・EnterprisePlus(使える量は限定)・Pro・Businessなど公式ヘルプの対象プランに記載なし

Sol・Lunaの行は2026年9月22日(米国時間)の公式発表、Astraの行はOpenAIの公式ヘルプ(ChatGPT Work and Codex、GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT)によります。Business・Enterpriseでは、ヘルプに書かれているとおり、使えるモデルがワークスペースの設定によって変わります。

Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduの場合

SolとLunaの両方を、WorkとCodexで選べます。Workは、調べもの、資料の分析、文書・表計算・プレゼン資料の作成のように、手順の多い仕事を任せるための画面です。Codexはプログラムを書く・直すための画面です。公式ヘルプによると、Workはウェブ版、スマホアプリ、デスクトップアプリで使えます。Codexはデスクトップアプリなどで使い、ChatGPTのウェブ版とスマホアプリの画面では選べません。

無料プラン・Goの場合

公式発表には「FreeとGoの利用者は、デスクトップアプリでGPT-6 Lunaを使える」とあります。GPT-6 Solは対象に入っていません。

ただし、デスクトップアプリの中のWorkとCodexのどちらで使えるのかは、発表に書かれていません。公式ヘルプでは、Workは「対象の有料プラン」向け、Codexは無料プランとGoを含むすべてのプランで使えると説明されています。なお、1つ前のGPT-5.6の世代では、公式ヘルプ(GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT)の表で、無料プラン・GoのCodexにGPT-5.6 Terraが割り当てられていて、Workの行には無料プラン・Goが入っていません。ただし、GPT-6 Lunaが同じ場所に出るかは書かれておらず、無料プランとGoで実際にどの画面にLunaが出るかは、この記事では確認できていません。スマホアプリやウェブ版で使えるとは書かれていないので、試すときはデスクトップアプリを使ってください。

「Chatではまだ提供していない」とはどういうこと?

ChatGPTには、ふだん質問や相談に使う「Chat」と、長く手順の多い仕事を任せる「Work」、プログラミング用の「Codex」があります。公式ヘルプ(ChatGPT Work and Codex)は、GPT-6 SolとLunaを「WorkとCodexのためのモデル」とし、通常のChatGPTの会話では使えないと書いています。公式発表も「これらのモデルはChatではまだ提供していない」としていて、Chatへの提供時期は示していません。

では、Chatでは何が動いているのか。GPT-6 SolとLunaの発表より前に更新された公式ヘルプ(GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT)では、有料プランのInstantとThinking(Medium・High・Extra High)はGPT-5.6 Sol、無料プランとGoはGPT-5.6 Lunaで動くと説明されています。Chatの画面に「Sol」や「Luna」という名前が出てきても、それはGPT-5.6のモデルで、今回のGPT-6 Sol・Lunaではありません。発表後にChatの構成が変わっていないかは、ヘルプの更新を待って確認する必要があります。

Astraについては、Pro(100ドル・200ドル)・Business・EnterpriseのChatで「GPT-6 Pro」という名前で使えます。PlusはChatでは使えず、WorkとCodexだけです。Astraのプラン別の条件と利用目安は、GPT-6 AstraはPlusで使える?ChatとWork・Codexで違う対象プランと、5時間あたりの利用目安を読んでいただくと、Chat・Work・Codexごとの違いが分かります。

WorkやCodexでSol・Lunaを選ぶ手順

公式ヘルプ(ChatGPT Work and Codex)の説明をもとにした、デスクトップアプリでの手順です。筆者が実際の画面で確かめた手順ではありません。

  1. ChatGPTのデスクトップアプリを開いてサインインします。
  2. 左上のメニューで「ChatGPT」を選び、画面上部の切り替えで「Work」を選びます。プログラミングに使う場合は、左上のメニューで「Codex」を選びます。
  3. モデル選択を開き、「Default」か、使いたいモデルを選びます。Defaultは、モデルと考える深さ(推論レベル)を1本のスライダーでまとめて調整する選び方です。モデルを個別に選ぶと、そのモデルで使える推論レベルから選べます。

ヘルプによると、選べる項目はプランとワークスペースの設定によって変わり、Codexでは手動で選んだモデルがそのまま使われます。Plus以上のプランでWorkをウェブ版やスマホアプリで使う場合は、ChatGPTを開いて「Work」を選びます。

モデル選択にSol・Lunaが出てこないとき

  • 段階展開を待つ:公式発表は、ChatGPTへは当日中に段階的に届けるとし、WorkやCodexで見当たらない場合は時間をおいて試すよう案内しています。
  • Chatを開いていないか確かめる:Chatの画面では選べません。WorkかCodexに切り替えているかを見直します。
  • デスクトップアプリを更新する:公式ヘルプは、Astraが表示されない場合にメニューの「Check for Updates」から最新版を入れるよう案内しています。Sol・Lunaで同じ操作が必要かは書かれていませんが、無料プラン・Goはデスクトップアプリでの提供なので、古い版のままになっていないかを確かめておくと安心です(筆者の提案)。
  • 会社・学校のアカウントは管理者に確認する:公式ヘルプによると、Business・Enterprise・Eduで使えるモデルは、プランとワークスペースの設定、段階展開の状況によって決まります。

AstraとSolとLuna、どれを選べばいい?

公式発表の位置づけと、WorkとCodexが1つの利用枠を共有する仕組みをもとにした、筆者の提案です。使いながら自分の仕事に合うものを探す前提で読んでください。

  • ふだんの仕事はSolから試す:公式発表はSolを「難しい仕事もこなしつつ、より高い利用上限と低いコストで、やり直しを重ねる余地がある」モデルと説明しています。調べものや資料づくりを何度も直しながら進めるなら、まずSolが候補になります。
  • 短い作業や下調べはLunaも試す:Lunaは3つの中でいちばん安いモデルです。短い確認や、下書きのたたき台のように、何度も回す作業で結果が足りるかを見てみる価値があります。無料プラン・Goで使えるGPT-6世代のモデルは、公式発表ではLunaだけです。
  • ここ一番の仕事はAstra:公式発表は、最良の結果がほしいときはAstraを選ぶよう書いています。一方で公式ヘルプには、AstraはGPT-5.6 Solより速く利用枠を消費することがあるとあり、PlusではAstraを使える量が限られています。

公式ヘルプによると、WorkとCodexはプランに含まれる同じ利用枠を使い、どれだけ使えるかは作業の内容、入力と出力の量、推論の設定、Fastモードによって変わります。Sol・Lunaそれぞれが1回あたりどれだけ利用枠を使うか、プラン別の目安は、2026年9月23日の時点で公式資料に見つけられませんでした。Astraで利用枠がすぐ減ってしまう場合の対処は、GPT-6 Astraの利用枠がすぐ尽きる理由と、Codex・Workで消費を抑える10の方法を読んでいただくと、モデルと推論レベルの選び方を含めて分かります。

何が良くなった?OpenAIが発表した評価

公式発表で示された主な改善点です。いずれもOpenAIが自社で実施、または公開されている評価から示した数値で、筆者が確かめたものではありません。

  • 事実の誤り:利用者が誤りを指摘した実際の会話(個人を特定できないよう処理したもの)をもとにした社内評価で、GPT-6 Solの誤りは前のモデルの約半分でした。発表は、この評価は誤りが起きやすい会話を集めたもので、ふだんの使い方を代表するものではないとも書いています。
  • 仕事の自動化:営業・マーケティング・経理・人事などのアプリをまたぐ業務の評価(AutomationBench)で、GPT-6 Sol(推論レベルxhigh)は33.2%で、AstraをLowで動かしたときの30.3%を上回りました。Luna(推論レベルhigh)は前のモデルより5.4ポイント高く、1タスクあたりのコストは58%低いとされています。
  • コーディング:実際のコードベースでの難しい開発作業の評価(DeepSWE)で、GPT-6 Sol(推論レベルmax)は68.8%、GPT-6 Luna(max)は66.6%でした。
  • 答え方:Astraで改善された話し方がSolとLunaにも入り、専門用語が少なく、要点を落とさずに少し短めの答えになるとされています。とくに技術やコーディングの会話で違いが分かりやすいと説明されています。

公式発表にはClaudeのモデルと比べた数値も載っていますが、他社のモデルの結果は公開されている報告から引用したものと注記されています。ClaudeのFableとOpusの違いを知りたい場合は、Claude Fable 5と5.1の違い。性能・料金・使えるプランと、Opus 5との使い分けを読んでいただくと、Claude側のモデルの位置づけが分かります。

APIで使う場合の名前と料金

アプリやサービスに組み込む開発者は、OpenAI APIで「gpt-6-sol」「gpt-6-luna」のモデル名で使えます。公式発表は、GPT-5.6の同じ名前のモデル(プロモーション価格)と比べて50%の値下げと説明しています。発表の表では、Solが入力4ドル→2ドル・出力20ドル→10ドル、Lunaが入力0.20ドル→0.10ドル・出力1.20ドル→0.50ドルです。2026年9月23日にOpenAIのAPI料金ページで確認した標準の料金は次のとおりです(100万トークンあたり、米ドル、短いコンテキストの場合)。

スクロールできます
モデル入力キャッシュされた入力出力
gpt-6-astra$10.00$1.00$50.00
gpt-6-sol$2.00$0.20$10.00
gpt-6-luna$0.10$0.01$0.50

トークンはAIが文章を処理するときの単位で、料金は入力と出力のそれぞれにかかります。「キャッシュされた入力」は、前のリクエストと同じ前半部分を再利用できたときの料金で、公式発表はキャッシュからの読み込みに90%の割引が適用されると説明しています。長いコンテキストの料金、キャッシュ書き込みの料金、Batch・Flexなどの処理方式ごとの料金は、料金ページで確認してください。

なお、ChatGPTのアカウントでサインインしてCodexを使う場合はChatGPTのプランの利用枠と請求が使われ、自分のAPIキーで使う場合はAPIの料金がかかる、と公式ヘルプに書かれています。ChatGPTのPlusなどに加入していても、APIの料金が含まれるわけではありません。

まとめ:まずはWorkかCodexで試す

GPT-6 SolとLunaは、Astraの世代の力を安く使えるようにした2つのモデルで、使える場所はWorkとCodexです。Plus以上ならWorkかCodexでSolから試し、無料プラン・Goならデスクトップアプリを最新にしてLunaが出てくるかを確かめる。Chatの画面で探しても見つからないのは、まだChatに提供されていないためです。Chatへの提供や、Sol・Lunaの利用枠の目安が公開されたら、公式ヘルプで確かめてください。

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申込み前の確認:どのプランも自動更新で、更新を止めるには契約満了日の1日前までに退会申請が必要です。ChatGPT Plus等の外部サービス利用料・API利用料は受講料に含まれません。料金・条件は2026年9月15日に公式サイトで確認したものです。

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AstraをPlusで使える範囲や、ChatのGPT-6 Proの対象プランを詳しく知りたい場合は、GPT-6 AstraはPlusで使える?ChatとWork・Codexで違う対象プランと、5時間あたりの利用目安を読んでいただくと、プラン別の違いと上限に達したときの選択肢が分かります。

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