OpenAI Academyとは?無料で受けられる講座の一覧と日本語での使い方、修了バッジの条件

左に「OpenAI Academy」「無料で学べる講座とは?」の見出しと「講座の種類・日本語対応・始め方」の帯、右にノートパソコンで動画の講座を見て学ぶ人と、レッスンのカード、メダル、吹き出しのイラスト。OpenAI Academyの講座と使い方を解説する記事のサムネイル。画像内の文字:OpenAI Academy 無料で学べる講座とは? 講座の種類・日本語対応・始め方

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ChatGPTの使い方を一度きちんと学びたいと思って調べると、OpenAIの「OpenAI Academy」という名前が出てきます。ただ、サイトは英語で表示され、無料なのか、何から受ければよいのか、日本語で受けられるのかが分かりにくいと感じる方も多いはずです。

OpenAI Academyは、OpenAIが運営するAIの学習サイトです。自分のペースで進めるコースは無料で、ChatGPTのアカウントがあれば世界中の誰でも受講できます。コースは「仕事で使う」「開発する」「導入を主導する」「教育と学習に使う」の4分野で、1コースの目安は30〜180分です。コースを修了して評価テストで80%以上を取るとバッジがもらえます。日本語については、サイトの表示言語を日本語に切り替えられ、コースの紹介ページは「翻訳」のリンクを押すと日本語で読めました。一方、ログイン後のレッスンや評価テストが日本語で受けられるかは未確認です。

情報確認日:2026年10月2日。OpenAIのヘルプ記事「OpenAI Academy コース」、2026年9月21日の発表、OpenAI Academyの公開ページをもとにまとめた解説です。日本語の表示は、ログインせずに見られるページで確認した範囲を書いています。

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目次

OpenAI Academyとは?OpenAIが運営する無料の学習サイト

ノートパソコンの動画講座から、飛び石をたどってメダルへ進む道と、ノートとチェックリストのイラスト。コースを受けて評価テストに合格し、バッジを得るまでの学習の流れを表す。

OpenAI Academyは、AIを仕事や学習で使うためのスキルを身につける、OpenAIの学習サイトです。中心は、自分のペースで進めるコースで、レッスンと評価テストがセットになっています。ほかにあるのは、オンラインのライブ配信や会場で開く講座を案内するイベントのページと、ChatGPTの活用事例を載せた記事のページです。開発者向け・教育者向け・中小企業向けなど、立場ごとのコミュニティも用意されています。

2026年9月21日の発表で、OpenAIは開発者・リーダー・教育者・大学生向けのコースを追加しました。それまでの働く人向けのコースに、職務ごとの学習が加わった形です。発表によると、どのコースも実際の課題に取り組みながら、指示を出し、背景情報を加え、結果を確認する練習をする作りになっています。OpenAIは、モデルや製品の変化に合わせてコースを更新していくとしています。

ヘルプによると、コースは学習サービスのGradualの上で提供され、登録と進捗の記録はGradualが管理しています。バッジと修了証を発行するのは、Accredibleというデジタル証明のサービスです。

無料で受けられる?必要なのはChatGPTアカウント

OpenAI Academyのコースは無料です。ヘルプのよくある質問にも「はい。Academy のコースは無料です」とあります。費用と受講の条件は、次のとおりです。

受講の条件(2026年10月2日確認)
  • コースの受講料はかからない
  • コースの一覧と紹介ページは、サインインしなくても見られる
  • コースを始めて進捗を保存するには、ChatGPTアカウントでのサインインが必要
  • 会社などのワークスペースに入っている必要はなく、個人でも受講できる
  • 提供地域の制限はなく、ChatGPTアカウントがあれば世界中の誰でも利用できる

ただし、コースによっては、練習に使う機能や経験が別に求められます。たとえば「エージェントとワークフロー」の紹介ページでは、必要なものとしてChatGPTアカウントに加えて「エージェント機能を使えること」が挙げられています。開発者向けの「Codex入門」では、IDEやバージョン管理を使ってリポジトリで作業した経験が前提です。受講料は無料でも、自分のChatGPTのプランで練習に必要な機能を使えるかは、コースごとの紹介ページにある「What you’ll need」の欄で確かめてください。

もう1つ気をつけたいのが、どのアカウントで受けるかです。コースの進捗とバッジは、登録に使ったメールアドレスに結びつきます。ChatGPTでサインインした場合は、ChatGPTアカウントのメールアドレスです。ヘルプには、コースを始めたあとでAcademyのアカウントをつないだり統合したりすることは、2026年10月2日時点ではできないと書かれています。仕事用と個人用のアカウントを持っている方は、どちらで記録を残すかを先に決めておきましょう。

どんな講座がある?4分野・14コースの一覧

ヘルプ記事の一覧表には、2026年10月2日時点で4分野・14のコースが載っています。日本語のコース名は、ヘルプ記事の日本語版の表記です。サイトのコース一覧では英語名で表示されるため、職場・導入・教育の6コースにはカッコ内に英語名を添えました(開発者向けの8コースは日本語名のみです)。

スクロールできます
分野コース(所要時間の目安)学ぶこと
職場でのAI活用AI基礎(AI Foundations、60〜75分)AIの基礎、プロンプトの書き方、コンテキストの伝え方、責任ある使い方
職場でのAI活用AI基礎の実践(Applied AI Foundations、75〜90分)作業を手順に分け、繰り返し使えるワークフローにする
職場でのAI活用エージェントとワークフロー(Agents and Workflows、75〜90分)人が確認しながら、決まった形の作業をエージェントに任せる(ChatGPT Workが対象)
AIを使った開発Codex入門、Codexワークフローの拡張、ガバナンス対象のチームとシステム全体へのCodex導入拡大(80〜100分)Codexでのコード変更と検証、チームでの使い方
AIを使った開発AIソリューションの範囲策定、AIアプリケーションの評価、エージェント型システムの設計と構築、検索拡張生成を使った構築、AIアプリケーションのパフォーマンス最適化(30〜110分)OpenAI APIを使ったAIアプリの計画・評価・構築・運用
AI導入の推進AIリーダーシップ(AI Leadership、180分)事業の優先事項、ガバナンス、ロードマップを決め、AI戦略の初期案を作る
AIを活用した教育と学習教育者向けAI(AI for Educators、45分)授業計画や教材づくりにChatGPTを使い、学習目標に照らして確認する
AIを活用した教育と学習大学生向けAI(AI for College Students、45分)学習計画、グループワーク、文章の下書き、応募書類や面接の準備
OpenAIヘルプ「OpenAI Academy コース」の一覧表をもとに作成。所要時間は目安で、演習にどこまで取り組むかで変わる。2026年10月2日確認。

形式は、どれも自分のペースで進める自習型です。たとえば「AI基礎」の紹介ページには、一度に終わらせなくてよく、進捗は自動で保存されると書かれています。必要なものはChatGPTアカウントと、練習に使う自分の仕事のタスクです。技術の知識は要らず、AIを使い始めたばかりの人を対象にしています。

なお、ヘルプの所要時間と、各コースの紹介ページの表示には少し差があります。「AI基礎」はヘルプでは60〜75分、紹介ページでは約70分です。どちらも目安として読み、まとまった時間を1〜2時間ほど取っておくと進めやすいでしょう。

修了するともらえるバッジは資格になる?

各コースには評価テストが付いています。コースを修了し、評価テストで80%以上を取ると「OpenAI Academy バッジ」がもらえます。ヘルプによると、評価テストは10〜20問で、コースごとに用意された50問から選ばれる仕組みです。不合格でも、問題を選び直した新しいテストで再挑戦でき、評価テストを受けずにコースだけを受講することもできます。

バッジはAccredibleから、登録したメールアドレスに届き、LinkedInなどで共有できます。さらに「基礎(Foundations)」「Codex」「API」の3つのパスウェイ(コースのまとまり)では、含まれる全コースを修了して各テストに合格すると、修了証ももらえます。

ただし、ヘルプには、バッジも修了証も認定資格ではなく、将来の認定資格を取得できることを保証するものでもない、と明記されています。学んだ範囲を示す記録として使い、資格の代わりとは考えないほうが安全です。生成AIの資格を取りたい方は、生成AIの資格の一覧と選び方の記事を読んでいただくと、G検定や生成AIパスポートの受験料と試験形式が分かります。

ライブ配信やイベントもある?

コースとは別に、イベントのページではオンラインのライブ配信や、会場で開く講座が案内されています。2026年10月2日に見たイベント一覧には、開発者向けの「Codex bootcamp」の続きの回や、政府職員向けのChatGPT入門、教育者向けのオンライン相談会が並んでいました。過去の回の一部には「Replay」(録画)や「Slides」(資料)が付いています。

オンラインのイベントの開始時刻は、閲覧している環境の時間帯で表示され、筆者の環境では日本時間(JST)でした。たとえば「Codex bootcamp 301: Advanced automation」は2026年10月8日の午前2時〜3時(日本時間)でした。多くのイベントが日本の深夜から早朝にあたるため、録画が公開される回を選んで後から見る使い方が現実的です。会場で開くイベントは現地の時刻で表示され、2026年10月2日時点の一覧ではアメリカの都市のものでした。

日本語で使える?確認できた範囲と未確認の点

OpenAI Academyのサイトは、最初は英語で表示されます。画面下にある言語の切り替えボタンを押すと、English・日本語・한국어・Françaisの4つから表示言語を選べました。日本語を選ぶとURLに「/ja/」が付き、「ホーム」「イベント」「今すぐ登録」のようなメニューやボタンが日本語になります。ただし「Courses」「Communities」のように英語のままの項目もあり、コースの説明文も英語のままで、「一部のコンテンツは元の言語で表示される場合があります」という表示と「翻訳」のリンクが出ます。「翻訳」を押すと、コース名や概要が日本語で表示されました。

項目2026年10月2日時点の状況
サイトの表示言語日本語を選べる。メニュー・ボタンの多くが日本語になる(英語のままの項目もある)
コースの紹介ページ最初は英語。「翻訳」を押すと日本語で表示された
ログイン後のレッスン・評価テスト未確認(ログインしていないため)
動画の日本語字幕未確認
イベント一覧のイベント名は英語。日本語のイベントは見当たらなかった
コミュニティ立場別のコミュニティは英語名。地域別のチャプターはインドのみで、日本はなかった
公式の日本語の説明ヘルプ記事「OpenAI Academy コース」と2026年9月21日の発表に日本語版がある
OpenAI Academyの公開ページ(サインインなし)と、OpenAIのヘルプ・発表の日本語版で確認。

ヘルプ記事と発表には、対応言語についての説明がありませんでした。レッスンの中身を日本語で受けられるかは、サインインしてコースを開いたときに確かめる必要があります。英語で表示された場合は、ブラウザの翻訳機能を使う方法もあります。ただ、評価テストの問題文は機械翻訳だと意味がずれることもあるため、分かりにくい設問だけ原文と見比べるのが筆者のおすすめです。

独学で始めるなら、どのコースから受ける?

ChatGPTを仕事で使いたい方なら、「AI基礎」から始めるのが順当です。「AI基礎の実践」と「エージェントとワークフロー」の紹介ページでも、先に受けておくコースとして「AI基礎」が挙げられています。ヘルプに書かれている始め方に、筆者の提案を加えた手順は次のとおりです。

  1. 記録を残すChatGPTアカウントを決める。ChatGPTのアカウントをまだ持っていない場合は、先に作っておく。
  2. 練習に使う、自分が普段している仕事のタスクを1つ選ぶ。メールの下書きや会議メモの整理など、毎週出てくる作業が向いている(筆者の提案)。
  3. academy.openai.com を開き、ChatGPTアカウントでサインインする。
  4. サイドバーで「コース」(英語表示では「Courses」)を選び、「AI基礎」の「コースに移動」を選ぶ。学習パスのページに「今すぐ登録」が出たら選ぶ。
  5. コースを最後まで進め、評価テストを受ける。完了の確認画面が出たら「今すぐ完了」を選び、完了の記録を残す。
  6. 同じ流れで「AI基礎の実践」「エージェントとワークフロー」へ進む。3つを修了してテストに合格すると、「基礎(Foundations)」パスウェイの修了証の対象になる。

ヘルプでは、コースや評価テストを終えたら、完了済みとして記録されているかを確かめるよう案内されています。確認画面で「後で」を選んだ場合は、そのコースをもう一度開き、「今すぐ完了」を選び直します。英語表示の画面でのボタン名は「Complete now」「Maybe later」です。

ChatGPTをまだほとんど使ったことがない方は、コースの前に画面と設定に慣れておくと、英語の説明でも迷いにくくなります。ChatGPTの使い方を初心者向けに解説した記事を読んでいただくと、無料版でできることと最初に見直す設定が分かります。指示の書き方を深めたい方には、OpenAI・Anthropic・Googleの公式ガイドに共通する型と練習の進め方をまとめた、プロンプトエンジニアリングの学び方の記事も参考になるはずです。

開発をしている方は、「Codex入門」から始められます。このコースは、リポジトリでの作業やテスト、プルリクエストに慣れた開発者向けです。Codexにまだ触れたことがない方は、Codexの使い方を初心者向けに解説した記事を読んでいただくと、最初の設定と利用枠の考え方が分かります。本・動画・無料講座・スクールをどう組み合わせるかは、生成AIの勉強方法の記事で4つの段階に分けて整理しています。

体系立てて学びたい・課題に添削がほしい人へ

OpenAI Academyは、ChatGPTやCodexの基本を無料で押さえる入口として使いやすいサイトです。一方で、2026年10月2日時点のヘルプとコースの紹介ページには、講師への質問や、提出物への個別の添削についての説明は見当たりませんでした。

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仕組み・料金・自動更新や解約の条件は、DMM 生成AI CAMP 学び放題の解説記事で、向いている人・向かない人まで確認できます。

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参考にした公式資料

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