ConoHa VPSでn8nを動かす手順は?料金と自分のPCで動かす場合の違い

ConoHa VPSでn8nを動かす手順を公式テンプレートに沿って解説。2GBの12か月は月774円(2026年10月29日16時までの申込み、税込)。自分のPCとの違いを常時稼働・Webhook・電気代・セキュリティで比較。

サーバーとワークフローのアイコン、眠っているノートPCのイラスト。画像内の文字:ConoHa VPSでn8n PCで動かすのと何が違う? 手順と料金をまとめて解説

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n8nを自分のPCで試してみたものの、PCを閉じると自動化が止まり、外部サービスからのWebhookも受け取れずに困っている人は多いはずです。この記事では、ConoHa VPSでn8nを動かす手順と2GB・4GBの料金を公式資料から整理し、自分のPCで動かす場合との違いを、公式に書かれていることと筆者の見方に分けてまとめます。

結論
  • ConoHa VPSには公式のn8n用スタートアップスクリプトがあり、メモリ2GB以上(推奨4GB以上)のサーバーを作るときに選ぶと、独自ドメインがなくてもHTTPSでn8nを使えます。
  • 料金は2GBの12か月契約で月774円(2026年10月29日16時までの申込み、更新時は月980円)、時間課金なら1時間3.7円で月2,033円が上限です(税込)。
  • 自分のPCはサーバー代0円で試せますが、PCが止まるとスケジュール実行もWebhookの受信も止まります。24時間動かす、外部サービスから呼び出すならVPSが向いています(筆者の見方)。

ConoHa VPSとシンVPSのどちらにするかで迷っている人は、シンVPSとConoHa VPSの違いを読んでいただくと、同じメモリ・同じ契約期間での総額と、n8nの入れ方の違いが分かります。

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シンVPSとConoHa VPSの違いは?n8n・Difyで4GBの総額を比較

シンVPSとConoHa VPSを、n8n・Dify向けの同じメモリで比較。2026年10月29日までの申込みなら4GBの12か月はConoHa 16,980円、シンVPS 19,800円(税込)。更新後の料金、時間課金、自動導入も整理。

n8nを24時間動かしたい人や、Webhookを外部から受け取りたい人は、時間課金で試せて、独自ドメインがなくてもHTTPSで始められるConoHa VPSが候補です。キャンペーンの料金と申込みの画面は、公式サイトで確認してください(PR)。

情報確認日:2026年10月22日。ConoHa VPSの公式サイト・ドキュメントと、n8nの公式ドキュメントをまとめた解説です。料金はすべて税込です。

自分のPCとConoHa VPSを表で比較

n8nを動かす場所として、自分のPCとConoHa VPSの2GB・4GBプランを並べました。ConoHa VPSの月額は、12か月契約を1か月あたりに換算した金額です。

スクロールできます
動かす場所費用24時間の稼働外部からのWebhook向いている人公式サイト
自分のPCサーバー代0円(電気代はPCによる)PCを起動している間だけそのままでは受けられない(n8nのtunnelは開発・テスト用)まず触ってみたい、手動で動かすだけn8n Docs
ConoHa VPS 2GB月774円(12か月、2026年10月29日16時までの申込み)、更新時は月980円。時間課金は1時間3.7円契約中は動かし続けられる受けられる(HTTPSを自動設定)n8nだけを軽く常時動かしたいConoHa VPS(PR)
ConoHa VPS 4GB月1,415円(12か月、同上)、更新時は月1,791円。時間課金は1時間6.6円契約中は動かし続けられる受けられる(HTTPSを自動設定)ワークフローが多い、AIのノードを使う、ほかのツールも同じサーバーに入れたいConoHa VPS(PR)
2026年10月22日時点のConoHa VPS料金ページとn8n公式ドキュメント。向いている人は筆者の提案。

なお、エックスサーバー社のXServer VPS クラウドとシンVPSは、2026年10月22日時点で公式サイトと新規申込みが一時停止中のため、この表には入れていません。

ConoHa VPSでn8nを動かすには何が必要?

必要なのは、メモリ2GB以上のConoHa VPSのサーバーと、SSHで接続できる環境だけです。独自ドメインは無くても始められます。

太陽と月の間で動き続けるサーバーから、つながった3つの丸を通って封筒とベルへ矢印が伸び、横に閉じたノートPCがあるイラスト

ConoHa VPS(Ver.3.0)のn8n用スタートアップスクリプトは、サーバーを作るときにn8n・Docker・Docker Compose・Caddyをまとめて入れる仕組みです。CaddyはHTTPSの証明書を自動で取得・更新するWebサーバーで、ConoHaのドキュメントでは証明書が90日ごとに自動更新されると説明されています。2023年11月15日より前からConoHa VPSを使っている人は、コントロールパネル左下の「バージョン切替」でVer.3.0を選んでから進めます(ConoHaサポートの案内)。

対応するOSはUbuntu 24.04 LTSで、最小の要件はCPU 2コア以上、メモリ2GB以上(推奨は4GB以上)、ディスク20GB以上です。HTTPSは、ConoHaがサーバーに割り当てるホスト名(逆引きDNS名)で設定され、あとから独自ドメインにも切り替えられます。開けるポートは、80番が必須、443番が推奨、SSHの22番は任意という扱いです。

メモリは、n8nだけを動かすなら2GB、余裕を持たせるなら4GBが目安です。ConoHaのドキュメントでは、n8nのメモリ使用量はアイドル時で約100MBですが、大量のデータや複雑なワークフローを処理するとさらに必要になると書かれています。n8n公式のDocker Composeの構成例は、AIのコードを実行するサンドボックスも含むため、4GB以上・2 vCPU以上を求めています。

ConoHa VPSでn8nを動かす手順

サーバーを作るときにn8nのテンプレートを選び、作成後にSSHで起動コマンドを1つ実行すれば、ブラウザから管理者アカウントを作れる状態になる流れです。ConoHaのドキュメントとサポートページの手順を、7つの手順にまとめました。

  1. ConoHaのアカウントを作り、コントロールパネルの「サーバー追加」を開きます。料金タイプ(まとめトクか時間課金)と、メモリ2GB以上のプランを選びます。
  2. 「スタートアップスクリプト」で「テンプレート」を選び、プルダウンから「n8n」を選びます。
  3. 金額とスペックを確認してサーバーを作成し、インストールが終わるまで数分待ちます。終わると、rootのディレクトリに n8n-info.txt が作られます。
  4. サーバーの詳細画面の「ネットワーク情報」でセキュリティグループを編集し、80番・443番を開く「IPv4v6-Web」を追加します。SSHで接続するなら、22番を開く「IPv4v6-SSH」も追加します(サーバー追加画面のオプションでセキュリティグループを選べる場合は、作成時に付けても同じです)。
  5. SSHでサーバーに接続し、/root/n8n-start.sh を実行してn8nを起動します。
  6. cat /root/n8n-info.txt でアクセス先のドメインを確かめ、ブラウザで開いて管理者アカウントを作ります。
  7. 独自ドメインを使う場合は、ドメインをサーバーのIPアドレスに向けてから /root/n8n-manage.sh domain -d ドメイン名 を実行します。
作成直後にn8nが開けないときに確かめること
  • インストール直後のn8nは、安全のため停止した状態です。/root/n8n-start.sh を実行するまでブラウザから開けません。
  • n8n-info.txt が無いときは、インストールがまだ終わっていません。しばらく待ってから確かめます。
  • ConoHa VPSのセキュリティグループは、許可したポートだけを通す方式です。80番・443番を許可していないと、外から接続できません。
  • 動作の状況は /root/n8n-diagnose.sh で診断できます。

テンプレートを使わず、ConoHaの「Docker」イメージから自分で入れる方法もあります。ConoHaのドキュメントには、Caddyとdocker composeでn8nを立ち上げる手順例があります。この手順では接続元のIPアドレスを制限していないため、起動したらすぐに管理者アカウントを設定するよう注意書きが付いている点に気をつけてください。

ConoHa VPSでn8nを動かす料金はいくら?

2GBを12か月契約で申し込むと、2026年10月29日16時までは月774円で、1年分の総額は9,288円です。ConoHa VPSの初期費用は無料で、データ転送量にも料金はかかりません。

ConoHa VPSの料金タイプは、契約期間分を前払いする「まとめトク」と、1時間単位の「時間課金」の2つです。まとめトクは申込み時だけキャンペーン価格になり、更新時は通常の料金に戻ります。総額は「月額×月数」で筆者が計算しました。

契約

2GB(3コア・SSD 100GB)

4GB(4コア・SSD 100GB)

更新時の月額(2GB/4GB)

まとめトク 1か月

月1,007円

月1,752円

1,259円/2,189円

まとめトク 3か月

月918円(計2,754円)

月1,717円(計5,151円)

1,106円/1,929円

まとめトク 12か月

月774円(計9,288円)

月1,415円(計16,980円)

980円/1,791円

まとめトク 36か月

月677円(計24,372円)

月1,285円(計46,260円)

903円/1,691円

時間課金

1時間3.7円(月2,033円まで)

1時間6.6円(月3,608円まで)

なし(使った時間で計算)

時間課金の2GBを1日動かし続けると、3.7円×24時間で約89円です(筆者の計算)。1か月動かしても月2,033円を超えないため、数日だけ試して合わなければサーバーを削除する使い方ができます。ただし、ConoHaの請求のFAQによると、サーバーをシャットダウンしても料金は変わりません。時間課金は削除した時点までの利用時間で料金が決まるため(ConoHaサポート「VPSを削除する」)、使わなくなったサーバーは削除しておきます。

申込み前に押さえる条件
  • キャンペーン(Happy Halloweenキャンペーン)は、まとめトクを新規で申し込む人が対象で、2026年10月29日(木)16時までです。
  • 時間課金からまとめトクへのプラン変更は、キャンペーンの対象外です。時間課金で試してからまとめトクへ切り替えると、キャンペーン価格にはなりません。
  • まとめトクは契約期間分の一括前払いで、途中解約はできません。更新しないと、契約期間の終了後にサーバーが削除されます。
  • 自動バックアップは有料のオプションで、100GBは月363円です。まとめトク以外のオプションはキャンペーンの割引対象外です。

n8nそのものの料金もかかりません。n8nは、ライセンスキーを入れずにセルフホストすると無料のCommunity editionとして動きます。n8nのライセンスFAQでは、自分か自分の組織の人だけがワークフローを作成・変更するなら、Community licenseのもとで無料で使えると説明されています。n8n Cloud(公式のクラウド版)との違いは、n8nのセルフホストは無料でどこまで使えるかの記事で詳しく比べました。

自分のPCで動かす場合と何が違う?

大きな違いは、PCを止めている間もn8nが動き続けるかどうかと、外部サービスからのWebhookを受け取れるかどうかです。常時稼働・Webhook・電気代とスリープ・セキュリティの4つの観点で、公式に書かれていることと筆者の見方を分けて並べました。

観点

公式に書かれていること

筆者の見方(自分のPC)

筆者の見方(ConoHa VPS)

常時稼働

n8nのWebhookの本番用URLは、ワークフローを公開している間だけ待ち受ける(n8n Docs)

PCを閉じる・電源を切ると、スケジュール実行も待ち受けも止まる

契約中はサーバーが動き続けるので、夜間や外出中の実行にも向く

外部からのWebhook

外部サービスのWebhookを受けるには、n8nがWebから到達できる必要がある。n8nのtunnelはローカルの開発・テスト用で、本番では安全でない(n8n Docs)

試すだけならtunnelで足りるが、本番のWebhookの受け口には向かない

スタートアップスクリプトがHTTPSを自動設定するので、外部サービスに登録できるURLを用意しやすい

電気代とスリープ

ConoHa VPSは停止しても料金が変わらず、データ転送量の課金はない(ConoHa FAQ・料金ページ)

サーバー代は0円だが、24時間動かすならPCの電気代がかかる。スリープ設定を切る必要もある

月額は契約で決まり、電気代やスリープを気にしなくてよい

セキュリティ

n8nはセルフホストを上級者向けとし、設定のミスはデータの消失やセキュリティの問題につながると注意している(n8n Docs)。ConoHaはポートを許可制で管理する(ConoHaドキュメント)

自宅のネットワークを外に開くことになるので、慣れていない人には負担が大きい

開けるポートを80番・443番などに絞れる。ただしOSとn8nの更新は自分で行う

電気代は、PCの消費電力と使う時間で大きく変わるため、この記事では金額を出していません。自分のPCで24時間動かすかどうかは、PCの消費電力と電気料金の単価から計算して、ConoHa VPSの月額と比べてみてください。

自分のPCで足りる人、VPSにしたほうがよい人

n8nをまず触ってみる段階なら、自分のPCで十分です。決まった時刻に動かしたい、外部サービスから呼び出したいと思った時点で、VPSに移すのが筆者の提案です。

自分のPCで足りるのは、ノードの使い方を覚えたい人や、ワークフローを手動で実行するだけの人、PCを使っている時間帯だけ動けばよい人です。毎朝の通知や定期的なデータ取得をn8nだけで動かしたい人、外部サービスからのWebhookを受けたい人には、ConoHa VPSの2GBが合います。ワークフローの数が多い人や、大きなデータ・AIのノードを扱う人、DifyなどほかのツールもいずれVPSで動かしたい人は、4GBを選ぶと余裕があります。

契約期間を決めかねる場合は、時間課金で数日動かし、使い続けると決めたら改めてまとめトクで申し込むやり方も選べます。キャンペーン期間中にこの順で進めるときは、時間課金からプランを変更するとキャンペーンの対象外になるため、まとめトクを新規で申し込んでください。この場合は別のサーバーを新しく作ることになるので、作ったワークフローは移し替えが必要です。DifyもVPSで動かす予定がある人は、OpenClaw・Difyを動かすVPSの選び方を読んでいただくと、4GBプランを各社の条件で比べられます。

ConoHa VPSでn8nを動かすときの注意点と向かない人

VPSにすると、サーバーの管理を自分で引き受けることになります。n8n公式も、サーバーやコンテナの設定、セキュリティの管理に慣れていない人にはn8n Cloudを勧めているほどです。

  • 更新は自分で行います。ConoHaのドキュメントでは、n8nのディレクトリで docker compose pull n8n を実行したあとに /root/n8n-manage.sh restart で更新する手順と、更新前に必ずデータをバックアップするよう書かれています。
  • ワークフローの画面に表示されるWebhookのURLが公開用のドメインになっていない場合は、n8n公式の説明にあるN8N_WEBHOOK_URLの設定を確認してください。リバースプロキシの裏でn8nを動かすときに必要になる設定です。
  • まとめトクは途中解約できず、更新しないとサーバーが削除されます。続けて使うつもりなら、更新の設定と更新時の料金(2GBの12か月で月980円)を確かめておきます。
  • Community editionでは、Projectsやワークフロー・認証情報の共有、Gitでのバージョン管理などは使えません。チームで共有する前提なら、n8nの有料プランも比べてください。

SSHでの接続やコマンドの実行に抵抗がある人、サーバーの更新やバックアップに時間を割けない人には、VPSは向きません。その場合は、n8n Cloudを使うか、自分のPCで手動実行の範囲にとどめるほうが安全です。

まとめ:n8nを24時間動かすならConoHa VPSの2GBから

ConoHa VPSは、n8nのスタートアップスクリプトを選んでサーバーを作り、起動コマンドを実行するだけで、HTTPSのn8nを用意できます。2GBの12か月契約は月774円(2026年10月29日16時までの申込み、更新時は月980円)で、時間課金なら1時間3.7円から試せます。自分のPCは試すには十分ですが、24時間の実行や外部からのWebhookが必要になったら、VPSへ移すのが筆者の提案です。

料金タイプとプランを選ぶ画面は、ConoHa VPSの公式サイトで確認できます(PR)。

シンVPSの料金も比べてから決めたい人は、シンVPSの料金とn8n・Difyに必要なプランを読んでいただくと、契約期間別の総額が分かります。

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